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人生、失敗しちゃった~ニート後遺症 闘病記~

十数年のニートをやめて一年。ニート後遺症と戦う、ニート研究家。

親の金が尽きてニートを辞めたんだから、その後は親もろとも。高齢ニートの社会復帰を考えてくれ2

2016年04月04日 | 高齢ニートの社会復帰を考えてくれ
生活保護。ホームレス化。自殺。精神疾患。犯罪。こうなっていきますよね。若年ニートと若干違うのは、将来がなくてなくて仕方ないということです。三十代前半なら、やり直しはきかないとしても多少の立て直しはできます。がんばり次第で仕切り直すこともできます。四十を越えると仕切り直しさえ困難です。何かをやろうと資金を貯めることもできません。これも甘えかもしれないですが、たとえば脱ニートを志しバイトしながら実家で飯だけ食わせてもらいつつ正社員になれる職を探す。飲食店の店員になって店長を目指すなんていうラインも生まれるかもしれない。四十越えるとその実家をも負わなくてはならなくなります。なぜか。

そもそもニートは誰かに食わせてもらわないと成立しません。誰かとはほぼ両親です。
次に、ニートを辞めるきっかけは何なのかといえば、周囲の働きかけと本人の奮起か、そうでなければ両親に食わせてもらえない状況になることです。四十までニートをやってしまった人間は後者により強制的にニートをやめることが多くなります。四十を越えるころには親も老い、退職し、病気を患い、または亡くなり、喰わせてもらえる環境ではなくなります。年金にかじりつくニートもいるでしょうが、そんなものはあっという間に溶けてなくなり高齢破産でもろともに貧困生活突入、となります。そうなると働ける人間は、自分だけになる。世間的には働ける場所もないのにね。でも働かなきゃいけない。見つけたバイトの収入は自分と親が生活するだけで精いっぱい。親が年金でがんばってくれたとしても、よほどの高額年金をもらっていないとプラスにはなっていかない。そんな中で、更に親に依存して生活を立て直す余裕があるかといえば、ない。これ、俺のことでもあるけど、色々とこの手のネットの話題からセミナーからほっつき歩いて調べて回ると、ホントに多いケースなんですね。
親の金が尽きてニートを辞めたんだから、その後は親もろとも。そういう理屈です。


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