【「最終回」への恐怖と憧れがある。】
もし今、とても幸福な出来事があったなら、その瞬間、足元からエンドロールが流れてエンディングテーマが聞こえてきて、俺の人生「完」にしたいと思ってしまう。つまり、そこで死んでもいいと。人生は、その後も続く。折角の幸福な瞬間も、数十分後には現実に喰い荒らされ、消失。そして、できそこないの、失敗作の続編が始まる。いつか俺は、母とともに自ら「最終回」を決めてしまうのではないだろうか。
それは余りに恐怖。恐怖でありながら甘美。
解き放たれたいよ。
どうあがいてももがいても、好転しない日々。大切なものが失われていく日々。
ただ一つ、分かっていることがある。
そんな「最終回」は絶対こないんだ。
なぜ?
「とても幸福な出来事」など、起こりはしないからさ。
もし今、とても幸福な出来事があったなら、その瞬間、足元からエンドロールが流れてエンディングテーマが聞こえてきて、俺の人生「完」にしたいと思ってしまう。つまり、そこで死んでもいいと。人生は、その後も続く。折角の幸福な瞬間も、数十分後には現実に喰い荒らされ、消失。そして、できそこないの、失敗作の続編が始まる。いつか俺は、母とともに自ら「最終回」を決めてしまうのではないだろうか。
それは余りに恐怖。恐怖でありながら甘美。
解き放たれたいよ。
どうあがいてももがいても、好転しない日々。大切なものが失われていく日々。
ただ一つ、分かっていることがある。
そんな「最終回」は絶対こないんだ。
なぜ?
「とても幸福な出来事」など、起こりはしないからさ。
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