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気合と根性!

r-sの記録

“100%FAN FUN FAN”On The Avenue 2013 レポ

2013年08月07日 | 浜田省吾

浜田省吾のファンクラブイベント【“100%FAN FUN FAN”On The Avenue 2013 「曇り時々雨のち晴れ」】

随分前のことですが、2013年5月3日、4日の名古屋・日本特殊陶業市民会館のレポです。

やっぱり今回もダラダラと長いです。

 

FFFも終わったし、久々に更新しました。

相変わらず独断と偏見に満ちた拙い文章です。

  

“100%FAN FUN FAN”On The Avenue 2013 「曇り時々雨のち晴れ」

2013年5月3日、4日 名古屋・日本特殊陶業市民会館フォレストホール 

 

FCイベントである100%FAN FUN FAN(FC会員限定ライブ=以下FFF)は今回で4回目。

僕はこのFFFには厳しい制限に弾き飛ばされなかなか参加することができなかった。

前回(2009年5月)でようやく初参加することができてリベンジなった時の嬉しさは今でもよーく覚えている(笑)

 

今回のFFFは今までと違い一人2公演に参加できるチャンスがある。

なので、初日は抽選で、二日目はキャンセル待ちで運良くチケットをゲットできたので、2Daysになった。

 

前回で入り待ちに失敗したからって訳でもないけど、この会場は家から近いので初日(5/3)は今回もなんとなく入り待ちすることに。

天気が良かったせいもあるかも知れないが着いた時(10時半頃)には既に結構な人数が集まっていた。

居合わせた浜友さんたちとおしゃべりしているうちに、何人かのミュージシャンが入って行った。

やがて13時頃、省吾が到着!

ワゴン車から降りて手を振ろうとしたところ持っていた帽子を落としてしまって思わず苦笑いだったけど、

やはり省吾は省吾。長時間待っていてくれたファンに対しキチンと丁寧に手を振りながら入って行った。

生省吾見て気合が入る!

  

二日目(5/4)は音楽評論家の田家秀樹氏の講演会(岐阜)に参加したりしてたので、急遽チケットが取れて結構忙しかった(笑)

 

今回は入場の際に身分証明書が必要になった。入場しないと席位置が分からないのは前回と同じ。

今回も浜友さん達の席位置は悲喜交々。1階最前列から4階最後列までバリエーションに富んでいた(笑)

 

僕らは初日は1階17列で真ん中よりちょっと後ろでやや左より。

二日目はキャンセルを拾った為か見事に一番後、4階最後列。

おまけにそのブロックは演出に影響する為、立ってはいけない場所だった。

おかげでずっと座ってじっくり観ていられました(苦笑)

同じようにキャンセルをゲットした浜友さん達も同じ列に居たのが面白かったな~(笑)

 

 

さあ、ライブだ!

 

ステージ上の設定は・・・夜の街。雨が降っている(もちろん本当に降ってはいません・笑)。

暗いから識別し難いけど(誰だかハッキリ分かった人もいた・笑)、

バンドメンバーが扮している傘を差して行き交う通行人たち。中には相合傘も。

傘を持たずにステージ中央に進む人が・・・省吾登場!

 

で、始まった1曲目は、[Walking in the rain]。

懐かしいな~。

 

バックミュージシャンは、町支寛二(G)、古村敏比古(SAX)、小田原豊(Dr)、美久月千晴(Ba)、福田裕彦(Key)、長田進(G)、

といつものメンバーにピアノは今回も河内肇。それにステージ左側後方に2011ツアーにも参加していた佐々木史郎(Trp)、清岡太郎(Trb)が陣取っている。

 

今回は町支寛二プロデュースということのせいなのか二人の女性コーラス(白井友紀、山路唯)が省吾の左側やや後方、ホーン部隊の前あたりで踊っている。

省吾のライブで女性コーラスを見たのは初めてじゃないかな。

華やかにはなるけど僕としてはちょっと違和感。

でもFC会報(普段あまりじっくりは読まないが…)にも書いてあったようにバッキングボーカルの高音域部は男性ではやはり厳しい、

ということならこの起用もアリかな。

 

ステージの後方では夜の街角の風景を醸し出している。

左側は存在感のある大きなカフェテリア。オープンテラスにパラソルも描かれている。店の名前は「ROAD&SKY CAFÉ.」。

反対側には4、5階建のビルで1Fには数件の店舗が並んでいるのが描かれている。

「100%FAN FUN FAN」って店もあったなぁ、何屋さんなんだろ?(笑)

バックのアートはステージ上の空間全体にしかもリアルに描かれていて演劇でも十分にできるんじゃないかと思えるくらいの完成度。

 

ステージ両サイドには建物セットが。

向かって左側の1Fは「THE GATE BAR」で2Fには「HOTEL PROMISED LAND」。

向かって右側は「SAND CASTLE」という名のレストラン。

ライブ途中のMCによると、BARはお酒好きの古村の為に、ホテルは町支でレストランはミックの為だそうだ(笑)。

ネオンや淡い電灯がいい感じ。

 

あとで福ちゃんのツイッターで判明したけど、その「ROAD&SKY CAFÉ」は平らな一枚の絵だったそうだ。

トリックアートなんだそうだけど、電灯とかも絵でとても平面には見えないって福ちゃんはつぶやいていた。

 

僕は初日が1階席で二日目は4階席だったので舞台の見比べにもなったんだけど、

見る角度によって、バックの絵と左右のセットの見え方のバランスはハッキリ違っていた。

でも、それ以外ではどう見ても3次元にしか見えないこの美術力はお見事でした。

やはり浜田省吾のライブ。FFFでもステージセットは手を抜かない。

 

1曲目が終わると雨が激しくなり雷が鳴り出しイナズマもある演出。

で、[モノクロームの虹]。なるほど。

4曲目は大好きな[SAME OLD ROCK’N’ROLL]。

この1曲を聴けただけでも今回大正解と思えるくらい感慨深い。

5曲目は[街角の天使]。

この古い曲をライブで聴くのは初めてかも、と思うくらい記憶に無い。

やっぱりFFFなんだな~。

次の[土曜の夜と日曜の朝]では、古村も含めたホーン隊の三人にソロ演奏があり、

もう既にノリノリだけどさらに盛り上がる。

 

この後はバラードが続く。

曲間のMCです。

「2011の時は3時間半もやってたけど、今日はそんなにはやりません(笑)」

やっぱ無理だろな(笑)

 

「2011ツアーの時は心を込めて歌うと泣いてしまうので、あえて違うことを考えようとして歌ってたけど、今日は心を込めて歌います」

うんうん伝わって来てますよ~。

 

福ちゃんの誕生日なので「いくつになったの?」「56歳」てなやりとりの後で

「今日は年代別チェックはやりません、データはもう出てるから。」

FC会員の平均年齢は47歳で最年長は87歳だそうだ。

 

いつのまにか上空には月が出ている。

が、二日目の4階最後列からは上過ぎてこの月は見えなかった。

さいたまスーパーアリーナの500レベルを思い出すな~(笑)

 

[少年の心]を歌い終えると省吾は舞台左に用意されたテーブルセットの椅子に腰掛けて話し始める。

話題はROAD&SKY30周年にちなんでその頃の話。

最初の頃は800人くらいの会員数だったそうだ。

 

古村とは30年の付き合いだし町支とは出会って40年になるとのこと。

で、この二人のユニット「カンフル罪」の紹介を始める。

その間にステージ中央ではコーラスの二人と共にスタンバイOK。

まさかとは思ったけど本当に「カンフル罪」が演奏を始めた。

これもFFFならではなんだろう。2曲の演奏は初めて聴くいい機会になった。

 

再びテーブルセットの省吾。

スタッフがウェイターに扮しテーブル上のグラスにビールを注ぎビール瓶は横に置いていった。

そのグラスにちょっとだけ口をつけた後、初日はまだビールが残っているビール瓶をなんと最前列のお客さんに渡してしまった。

これもFFFだから?

 

そして歌い出した[ベイブリッジセレナーデ]。

相変わらず歌、上手いな~!

その次の[さよならゲーム」からは後半の盛り上がりだ!

相変わらず元気!

 

本編ラストの[家路]前のMC

「ツアーが決まるとまた体調管理とかで大変だなぁと思ってしまうけど、スタジオに入って仲間の音を聞くとやっぱり良かったなーと思います」

「ミュージシャン、スタッフのサポートのおかげでここまでやってきたけど、一番のサポートはあなたたち一人ひとりです。30年ありがとう」

ジーンとくる瞬間だった。

 

アンコール1の3曲目[さよならの前に]を歌い出したときは、

昨年6月のさいたまスーパーアリーナでアカペラで歌ってたことを思い出した。

これを選曲したのはあの時は歌詞を間違えてしまったんで、そのリベンジの意味もあるのかな?(笑)

この曲を演るってことはこの後もう一曲あることは確信できた(笑)。

 

ラストの[最後のキス]は確かON THE ROAD‘94“THE MOMENT OF THE MOMENT”(アリーナツアー)でも最後の曲だったな~。

久しぶりに聴くと自分も年を重ねてるせいか、受ける印象が変わっていることに気付く。

ハッキリ言っていい曲だなぁって思ったし、初めて心に沁みた(笑)

今回のセットリストには久しぶりに聴く曲が多い、中には抱いていたイメージとは随分と違った感じに聴こえた曲もあった。

何曲かは帰った後改めて聴いてみたくなった。

 

さて、ライブはこれで終わり。

今回は“陽気に、気楽に”って印象を持った。

いつもそういう部分はあるんだけど前回の2011ツアーが緊張感に満ちた厳粛なものだったので、

今回は特に“音楽は楽しいもの”って部分を前面に押し出し、それを30周年のFC会員と共有しようということなんだろうな~。

 

演奏曲は予想はしていたけどやはりラブソング中心となった。

省吾の透明感と伸びのあるヴォーカルは相変わらず素晴らしかった。

今回ストリングスは無かったのでロック色が濃くなりこれは僕的には歓迎。

ただ、名古屋初日はこのツアー全体の初日でもあったからだろうけど、PAやライティングであれ?って思うこともあった。

初日1階席中央近辺より二日目の4階席最後列の方が音は良く聞こえた。

省吾のMCも二日目の方が滑らかだったかな(笑)

まぁそれもこれも含めて“ライブ”だと思っているので問題なし。

 

まだまだまだ、ON THE ROAD 2011 “The Last Weekend”が強烈な印象として残っている。

当時の現実と重なり過ぎるくらいの“硬質な祈りの歌”の数々のシーンが今でも脳裏に焼き付いている僕には、

今回のライブは終わった瞬間には少し軽い感じがした。

でも、この軽快な感じと抜群の開放感はいろんな引出しがある浜田省吾の懐の深さなんだろう。

多くの人たちに元気を与える陽気な2時間半、音楽を楽しんだ2Daysだった。            

 

 

次は?

今度こそ野外!・・・やらないかなぁ~(願)                                               以上敬称略

  

 

 

セットリスト

2013/05/03(金・祝) 、05/04(土・祝) 

日本特殊陶業市民会館フォレストホール

 

1. Walking in the rain
2. モノクロームの虹 
3. この夜に乾杯 

4. SAME OLD ROCK’N’ROLL
5. 街角の天使 
6. 土曜の夜と日曜の朝 
7. 雨の日のささやき 

8. 朝のシルエット 
9. 恋に落ちたら 
10. 少年の心 

~カンフル罪~

  1. カンフル罪一発
  2. 負けてられない

 
11. ベイブリッジセレナーデ 
12. さよならゲーム 
13. 二人の絆 
14. 恋は魔法さ 
15. Thank you
16. I am a father
17. 家路 

アンコール1 
18. こんな夜はI MISS YOU
19. こんな気持ちのまま 
20. さよならの前に 

アンコール2 
21. 最後のキス   

 

8月の朝は・・・

 

 

 


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