南十字星からアジアQZSS(日)/IGSO(中・印)を眺める

グローカルイースト視点
アジアQZS/IGSO軌道モニタ
高橋冨士信 fj鷹@gmail.com

2019 07/03 天変地異レベル5 感染症レベル4 住民の命を守るため 太陽合西輪IGSO-5本日準合、東輪IGSO-2本日準合 七夕前のIGSO-2とIGSO-5太陽合ペア

2019年07月03日 | アジアンQZSS(日)/IGSO(中印)軌道
2019 07/03 昨日から気象庁は梅雨前線豪雨災害を防ぎ、住民の命を守るためとして天変地異レベル5の仕組みを構築して対象地域への警報など強いメッセージを繰り返しています。そして感染ウィルスについては国際的に最悪レベル4対象が規定されています。

本ブログでは、地域住民の命に関わる情報を記録して、宇宙技術を中心に日常的な情報発信を行なってゆきたいと思います。

BD-I2ーSとBD-I1-Sと西輪IGSO-5の3衛星はBDSS西輪縦糸をなしています。太陽合について本日、西輪縦糸中央のIGSO-5が合状態になり、東輪IGSO-2は準合状態となりました。

BD-IGSO軌道運動は南北23.5度両回帰線内では、衛星の地平射影軌道運動が速いため、測定者は次々の太陽合エベントに追いまくられています。

堅い話は抜きにしてアジア上空のQZSS/IGSO軌道運動を、測位衛星と太陽との天体エベントとして楽しんで頂くことができればと思います。

以下のQZS/IGSO軌道描画フォームにアニメGIFを記録します。
2019 07/03 QZS/IGSO軌道の2倍拡大アニメGIFを記録します。


2019 07/03 QZS/IGSO軌道の4倍拡大アニメGIFを記録します。瞬表示される赤丸マークが次の東輪IGSO-2と西輪IGSO-5とのペアの太陽射影への接近を示します。


平成期の日本宇宙陣は欧米のMEO重視の壁を乗り越えて、先駆的RNSSとして脱MEOという大胆なQZS計画実現を頑張りぬきました。これが、アジアのGNSS情勢のMEOからの脱皮、端的にBDSS-IGEO/IGSOの充実を産み出しました。

中国側は日本QZSSの自立した踏ん張りを見守りながら、将来のIGSOエコシステム構築の展望を描いているでしょう。これがインドのIRNSS NavICや、ロシアが計画中のポストGlonassたる高々度亜QZSS型衛星軌道セグメントの実現にも大きな影響を与えるでしょう。

中国測位衛星セグメントについては、脱MEO一番乗りを果たした日本の視点からのアジア長期戦略を描くことが非常に重要でしょう。
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