小さな花の輝く世界

小さな植物や花の知られざる輝きをご紹介いたします。くわゐ(匙太sagittaria)です。お間違えなきよう

ゲンノショウコ(白)

2020-10-15 00:05:55 | 小さな花・植物

先日、一年半ぶりでさいたま市の「さくら草公園」へ行って来ました。

昨年10月の台風で冠水の被害を受け、コロナの影響などですっかりご無沙汰です。

田島ヶ原サクラソウ自生地は、野草が伸び放題で歩きづらいところもありました。

 

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田島ヶ原には、いろいろな野の花が咲いていましたが、今回の目的は「ゲンノショウコ」です。

大きなサイズ(PC版1920ピクセル)は、最新の未発表画像。

機材はフルサイズミラーレス機とマクロフォトになります。

三脚固定、倍率は2~4倍の範囲で、絞り値はいろいろ変えております。

 

正面から捉えたかったのですが、三脚の長さやレンズの陰など制約があって難しいです。

シベの生え方など自然の造形が美しいですね。

最小絞りのf/16で被写界深度を取っています(といっても0.5mmしかないです)。

 

最大倍率の5倍です。絞り値は最大まで開放f/2.8、花粉の球にピントを合わせています。

被写界深度は0.05mmなので、ほとんどボケていますね。

 

おしべの葯はみんな割れて花粉が露出しています。

10月末ごろに撮りに行ったら、葯が割れていない花もありました。

寒くなってくると葯が割れにくくなるみたいですね(下リンク参照)。

ゲンノショウコの葯 - 小さな花の輝く世界

先ほど、さいたま市のさくら草公園で撮ってきました。ゲンノショウコの花はほとんど無くなっています。でも、この時期は葯が割れていないキレイなもの...

ゲンノショウコの葯 - 小さな花の輝く世界

 

 

めしべが開いてきて、雌性期に移行しつつありますが、おしべは脱落せずに花粉も付いています。

 

こちらも柱頭の部分が裂けてきて、めしべが成熟してきている花です。

 

草むらの中ですが、ゲンノショウコの花は結構咲いておりました。

 

11月近くになったら、再度行ってきたいです。

 

こちらは同時期に撮影した、武蔵丘陵森林公園のゲンノショウコです。

カメラはAPS-Cミラーレス機とマクロフォトの組み合わせ。

まだ、めしべは成熟していませんが、花粉がいっぱい付いています。

 

次回は赤紫花のゲンノショウコをアップしたいです。



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