かるるーと

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手書き入力の字がヘタでもいいじゃないか

2010-05-24 00:21:42 | 日記
先日新調したセパレート携帯F-04Bは、ほぼ上の方だけで使ってるので最近は全て手書き入力。初めは力入れすぎててうまくできませんでしたが軽く滑らすのがコツみたい。下手に書いても結構読むし。選択ミスすると少しだけイラッとしますけど。ある人に見せたら「結構字ヘタですね」だって…片手で親指で書いてんだからうまく書けなくてもしょーがない。それにヘタでも認識してくれるからいーんです!(川平風)
まぁ一応書道初段なんで普段からちゃんと良い字を書かないと腕が落ちちゃうのはあるんですけどね。仕事柄、板書もしなきゃならないし。
あと、手書き以外にディスプレイ部分に10キーを表示させることもできる。こちらは毎回かな変換しないといけないので多分あまり使わないと思う。漢字で直接手書きしたほうが早いこともあるし変換候補も比較的的確で、さすがATOKという感じです。上だけで使ってると軽くて薄いのは良いんですが電池切れも早い。2個あるからまだいけると思ってるといきなり残り1個になって充電をせがむので毎日充電しておくのが良いみたい。バッテリーに関しては最近の傾向なのでもう文句言ってもしょうがない感がある。火をふかないだけマシってことでw

利き猪口

2010-05-16 07:33:58 | グルメ


利き猪口(ききちょこ)。
お酒を利くための猪口なので主に色と透明度を見るために白磁に藍色で二重丸=蛇の目が描いてある。プロ用は輪郭がボケないように焼いたあとで蛇の目を描いているそうです。昔はよく酒屋のおまけや飲み屋で見かけましたが、色が薄かったり輪郭がボケてることがあるみたいです。まぁ素人だから全く気にしませんし、お酒の銘柄やちょっとした言葉が入ってるのも粋な感じがしますしね。

近所の行きつけの酒屋さんではオススメの美味しい日本酒を時々試飲させてくれるのですが、その時出してくれるのがこの利き猪口。試飲用には一番小さい3勺利き猪口っていうのかな、これで出してくれます。1升が1.8Lでその1/10が1合、1/100が1勺なので18ml。3勺は54mlてことですが、なみなみ注ぐわけじゃないから50mlくらいでしょうか。
最近、主に日本酒用の酒器を集めてみようと思ってたら、なんだかこの利き猪口が気になりだして本格的に集めようかと思った次第。

生酒が美味しい季節、年末から気に入って飲んでる鮎正宗「初鮎」を買いに行ったついでに、試しに店主に利き猪口があれば譲ってくれないかと聞いてみたところ、「小さいのしかないけどそれで良ければ」とうれしい返事。お得意様だからとことでご厚意に甘えて頂いちゃいました^^それがこの3勺利き猪口。蛇の目模様も濃く、比較的くっきりしていて気に入りました。

日本酒用の酒器を集めようと思ったきっかけは、たまたま古本屋で見かけた故杉浦日向子さんの「杉浦日向子の食・道・楽」でした。 巻頭にカラー写真で12ヶ月分のお気に入りの酒器が掲載してあり、これはいい!と思ったのが始まり。元々ある酒器を季節や月に当てはめて足りない分を増やしていけたらと思ってます。で、最近追加したのが2枚目の写真のもの。おぼろ月夜のような…これは春霞なら今時分か、秋頃でも良いでしょうね。
杉浦日向子さんは私の中では坂口良子・黒木瞳・山本陽子・高木美穂と並んで5大熟女だった。お若くして亡くなられたのは本当にショックでしたが、彼女の風流や粋を愛する心は多くの人に引き継がれていることでしょう。


最近飲んで美味かったお酒
・すっぴんるみ子の酒・特別純米袋絞り無濾過生原酒6号酵母
ラベルには「夏子の酒」の尾瀬あきらさんのイラストが。
・南・純米中取り無濾過生酒
・獺祭(だっさい)純米大吟醸 寒造早槽48
どれもできたての若々しさがあるがトゲトゲしたり荒々しくなく溌剌とした爽やかさがあり、旨みのある甘味がさらりとべとつかず、うっとりとするようなメロンやバナナのような果実香。もう最近はこの生酒の魅力にどっぷりです。

うなぎは三島に限る

2010-05-06 03:31:59 | 日記



目黒のさんまとは意味が違います。こちらは本当に当地のうなぎが美味しいということです。三島のうなぎは富士山の伏流水で数日間さらして無駄な脂と臭みを抜くとのこと。水が良いとこで食べるおなぎは蕎麦やワサビと並んで格別ですね。
三島の美味しいうなぎとの出会いは私が二十歳の頃。
某局での初めてロケの帰り、三島広小路駅前の大きなうなぎ屋さんでA先生がその日のギャラが入った(1日だけの仕事だったので手渡し)というのでご馳走になった上うな丼。大きなお椀にうなぎが3枚(1.5匹分)も入っていた。量もすごいが身の大きさ、柔らかさ、味も今まで食べた中でも最高でした。ちなみお会計時、A先生がギャラの入った封筒を開けてびっくり!諭吉1枚って…噂には聞いていたけど宣伝費と思って皆んな諦めてるんだろうな。
随分あとになって、また食べたいなぁと思って調べたら桜屋さんというお店でした。何年か前にそのうなぎ目的で行って、ついでに修善寺観光して帰ってきましたが、先日も同じ感じで行ってきました。三島の町並みも水の町という感じで更にきれいになってました。遊歩道沿いの湧水路には鯉も沢山泳いでます。鯉はボウフラ駆除目的で放流したのがはじまりらしいです。
帰ってきて調べたら「うなよし」ってとこも三島では有名らしいです。桜屋さんには二日連続で行きましたが、知ってたら行ったのにな。まぁ、また行く楽しみが増えたってことで。
初めに皮がゴムっぽかったり、脂臭いの食べてうなぎ嫌いになったという方は多いですけど、ここのは皮までとっても柔らかいし臭みも無いのでうなぎが苦手な人にもきっとオススメです。
伊豆長岡温泉に1泊したのですが、初めて携帯版「じゃらん」を使ってみたのですがGW当日予約にも関わらずすんなり部屋が取れました。初めてのとこでしたが貸切風呂もあり食事も美味しくなかなか良いとこでした。



修善寺は駅からバスで登ってすぐのお茶屋さんに入ってビールを注文。そこで注文すると併設の足湯にタダで入れます。足湯のみでも有料で入れます。河原にある足湯はタダなんだけど混んでてね。ここの足湯、源泉掛け流しなのか60度もあるとのことで湧いてるとこから少し離れたとこに腰掛けたが、それでもめっちゃ熱いんですけど。(道理で空いてるはずだわ)まぁ慣れれば入れないこともないので結構長いこと入ってたらちょっと足が痛くなった。低温火傷かと思ったが、しばらくしたら足が驚くほど軽くなった。やっぱ温泉はすばらしい。ブラボー!プラシーボ!



修善寺温泉にある謎のワンコイン蕎麦屋。休憩中なのかどこからも入れない。雑貨屋のおばさん曰く結構美味いとのこと。今度是非行ってみたい。
修善寺駅のお土産コーナーで食べたとろろ蕎麦が結構美味かった。駅蕎麦なのにワサビも絶品でした。


ゴーゴー

2010-05-03 04:33:46 | 日記
会場

ゴーゴーミッフィー展の招待券があったので行ってきました。55周年だそうで。5年前の50周年展は行ってないので作者ご健在でなによりでした。
実は子供の頃からうさぎの絵本は読んだことないんですけど。絵を本格的に学び始めてからですかね、なんだか気になってきたのは。とくに形と色の配色はモンドリアンを想起してしまいます。もちろん色はオリジナルのカラーがあるようですが、同じオランダ人でデ・ステイルの影響もあるとのことですからバウハウスなんかにも近い造形理論があるような気がしますね。絵本の形に全て正方形を選んだのも納得がいきます。

モンドリアン

今回の展覧会では原画の制作プロセスが公開されていたのがとても興味深く、私の知る伝統的なテンペラ画の転写方法とほぼ同じ手法だったのには驚きました。あの独特の線のブレ加減は寄藤文平さんの地下鉄マナーポスターと同じく点で描かれてるそうです。彼の場合は多分コンピュータで描いてると思いますし、どちらかというとリキテンシュタインを想起してしまいますけど、ヴァロットンの版画のようにニヒルな風刺が効いていて結構好きです。
なんとなくミッフィーを寄藤風にイラレで線を破線・角丸にして描いてみました。結構いろんな形のがいるから難しいですね。

ともあれとても興味深い展覧会でしたので興味がある方はどうぞ。
東京は銀座松屋で5月10日まで。その後は各地を巡回して9月には横浜そごうで見られます。
公式サイトがまたいい。細かいとこで微妙な動きにやられますよ。
http://www.asahi.com/event/miffy/
カタログは見ての通り正方形で分厚く内容も充実しています。即買いでした。
グッズコーナーも充実してます。いつの間にか散財してしまいますのでご注意を。