神永 れい子 の フィフティ随想記

神永(かみなが)が日々の出来事,報道などから想起することを
フィフティの視点で語るという
内容をそのまま表題に

090826 「不在者投票」初体験

2009-08-27 11:46:15 | Weblog
26日(水)、総選挙の投票&最高裁判所裁判官の国民審査をした。

「期日前投票」は数回したことがあるが、「不在者投票」は今回が初めて。
6月に18年程住んだ広島から、愛知に移動したから体験できた。
麻生総理が解散しなくて任期満了9月総選挙だったら、
体験できないところだった。

「移動後3ヶ月以内は移動前の居住地が選挙区で、
不在者投票ができる」、
とは知っていたが、細かな手順は知らなかった。
以下に記す。

○19日午後になっても投票の案内が届かないので、
選挙管理委員会(以下選管)に電話して手順を確認。
(案内葉書は夕方着く)。
もし、案内葉書が着かない時は「居住地の選管」に行き、
不在者投票の為の用紙を貰って同様の手続きをする。
○「案内葉書」に必要事項を記入する。
○「封筒」に、「案内葉書」を入れて選管事務局に返送する。

19日夜に出したが、あえて夜間営業している本局まで行かず、
近くのポストに投函した。20日(木)投函扱いになる。

☆★ 不在者投票ができるのは、今回の場合29日まで。
投票日の30日までに投票用紙が選管に届かないと無効 ★☆

○24日(月)午後、選管から分厚い封筒が届く。
・小選挙区立候補者名
・比例区政党名
・透明袋に入った投票用紙類=開封厳禁シール
これらと共に、説明文。

☆★ 投票用紙の袋は開封したら無効。「居住地の選管」に、
郵送物を全て持って行き投票する ★☆

○26日(水)「居住地の選管」=市役所へ。
運転免許証を持って行ったが、本人確認は簡単だった。
○国民審査※の用紙も貰い一緒にした。
投票用紙は、もちろん当日投票や期日前投票と同じ用紙。
但し、二重に封をする。内側の封には何も書かないが、
外側の封の表には、本人が名前を記入。
裏には、「居住地の選管」が立会や投票日など記入。
○郵送されてきた封筒は「必要ですか」と聞かれ回収された。
○不在者投票は、現在居住地の選管から、
前の居住地の選管へ送られ投票箱に。


今のところ無事投票できた。(時々、有効なのに
手違いミスで無効になる事件が発生する)
初めて不在者投票をして気付いたが、
公示(18日)から投票日までの期間が短い。

今回は、ほぼ無駄なく手順をこなせたが、
仕事が立て混んでいたら・・と思うと冷や汗ものの短さ。
国外居住でも不在者投票ができる様になったが、
ギリギリでは?

また、当日投票の場合は、国民審査の対象になる
裁判官の主な判例経歴が、当日までに報道される。
報道を判断材料にできるが、今回は審査用紙印刷の名前だけ。
これでは、「無審査」と同じだ。

承認の〇ではなく、不信任の×をつけるには、その理由が要る。

※26日より前に、期日前や不在者投票をした人は、
国民審査自体ができない。


初体験は、色々なことが見えてくる。
◇選挙期間は、3、4週必要
◇国民審査は情報不足というより情報皆無=審査開始日時も含めて
 早急に改善が必要


棄権は危険!!
私たちの暮らしの全ては政治次第です。
30日は総選挙(衆議院議員選挙)の日です。
権利を発揮できる投票に行きましょう。

小選挙区は自分が最も共感できる候補者に、
比例区は自分の考えに最も近い政党に、
投票しましょう。
一人一人の一票ずつが暮らし改善への一歩です。