生活便り編集部

在宅医療で活躍する薬剤師さんを応援するブログ

体温計にも

2011-01-21 09:40:06 | 薬剤師
みなさんは普段、どの様な体温計をお使いですか?



現在巷には


      水銀計・電子体温計・耳で測る体温計・おでこで測る体温計etc



と様々なものが販売されています。



この体温計、しっかり構造を知って使用しないと



きちんとした体温は測定する事が出来ません。



特にお子さん等で発熱があった場合、1度のみの測定ですと



高く出やすい傾向があったりします。



また、人間の体温は日内変動があるため本当に発熱を判断するので



毎日決まった時間に測定・記録しておく事も大切になってきます。



特に電子タイプの体温計は簡便で使い勝手はよいのですが



深部体温を2分間の体温の上がり方で予測して表示するそうです。



水銀計の5分間測定は本来の深部体温を測定するために必要な時間なのです。



ですからもし、電子体温計で本当の深部体温を測りたいのであれば



2分間の合図が鳴った後もそのままにして5分間測定すれば



大丈夫です。




こんなちょっとした知識でもいつかは役に立つこともあると思います。




今後もみなさんへお伝えできるよう頑張りますね。




コメント、お待ちしております!!




発熱のときは

2011-01-19 17:14:20 | 薬剤師
インフルエンザやノロウイルスが流行してきました。


みなさんの周りではいかがでしょうか?



日曜日の研修会で得た知識をご紹介いたします。



解熱について。



細菌やウイルス感染が起こると身体の中では


種々のサイトカインを介して生体は体温を上げます。


この体温上昇により細菌やウイルスの増殖が抑えられます。


また、分泌されたサイトカインによって免疫能が高まり


さらに増殖を抑えるのです。



言い換えると



       発熱は1つの生体防御機構の役割をしている。



そのため、必要以上に解熱剤を使用してしまうことは


この生体防御機構を崩す事になってしまうのです。



特に小児の場合はお母さんが心配して安易に解熱剤を使用してしまいます。



ぜひ、服薬指導を行う際には注意するようにしてください。




明日もこの続きを・・・




コメント、お待ちしております!!

あちこちで

2011-01-14 09:34:04 | 薬剤師
今年の冬はとっても寒いですね。


みなさんがお住まいの地区ではいかがでしょうか?


昨年後半よりだいぶ薬剤師の在宅医療への参加が言われてきております。



全国、あちこちで他職種を交えた勉強会やネットワークつくりが



盛んに行われているようです。



知らない人達と交わるのは最初は抵抗があります。



でも、相手の方々もきっと同じように感じているのではないでしょうか?



せっかく多くの方と知り合えるチャンスです。




ぜひ、積極的に参加してみてください。



何気に皆、同じ事で悩んでいたりしますよ。



私も今年はもっと色々な方と知り合って



ネットワークを広げていこうと思っています。




そのためにも実名で行っているツイッターを



上手に活用したりしたいです!!



今日は早速、某大学病院での勉強会に参加します。



また、ご報告いたしますね。



コメント、お待ちしております!!

日々の業務が大切だと

2011-01-11 16:56:29 | 薬剤師
成人式もあった連休。


みなさんはいかがお過ごしでしたか?



私は実家で



     「薬剤師業務も継続していないとダメだな~」




という体験をしました。




実は観光客のお子さんが発熱でどの様に対処すればいいか・・・




以前、毎日店舗で働いているときには薬の名前がスムーズに



出てきたのに、最近は薬に触れる事がへったため。



なかなか薬の名前が思い出せず・・・





ちょっとへこみました。



幸いにもiPhoneを持っていたので添付文書の検索は出来、




何とか対応できましたが・・・



自分の記憶力のなさに情けなくなりました。




なのでまた、少しずつ薬の勉強を再開しようかな??と。




やはり




     「継続は力なり」



ですね。





近所の小学生が宿題が終わらず、アタフタしている姿を



自分の姿のように感じた出来事でした。





コメント、お待ちしております!!








排泄は

2011-01-06 12:25:21 | オムツフィッター
昨日は会社の先輩が親しくしているDrのところへ


訪問させていただきました。



名刺をお渡しすると



     『オムツフィッター・・・これって何だね??』



と。



やはりオムツフィッターという言葉はとても目を引くようです。




その後、いろいろお話をさせていただいてから



生活便りについてご意見をいただきたくお渡しすると




     「排泄に目をつける何てとてもすばらしい!!


      排泄がしっかり管理できないと食事もままならない。


      本当は排泄記録、尿量とか回数とかをつけて欲しいけど


      それをすべてやってもらおうとするとなかなか難しい。


      せめて回数か、もしくは何時ころ出ただけでいいから


      記録してもらう事が大切なんだよ。


      これに気がついたのは医師を40年やった賜物だが・・・」





と、お話してくださいました。



やはり我々が想像する以上に排泄に関して問題を抱えている方は多い。



しかし、なかなか相談できずに困っている。



医師もそのことに気がついているがなかなかそれが上手く浸透していかない。



誰かがこの事を常に言い続けなければ



いつまで経っても・・・




新年早々、排泄の事から始まりましたが本当に必要とされている事なんだな~と



実感する瞬間でした。



みなさんはどの様感じますか??




コメント、お待ちしております!!