生活便り編集部

在宅医療で活躍する薬剤師さんを応援するブログ

なかなか

2010-04-30 09:48:29 | 日記
今日はスッキリしたお天気になりました。

みなさんのところはいかがですか?




在宅訪問していた患者さんのことです。


年齢は60代でまだまだお若い方でした。
糖尿病で両足をひざしたで切断。その後、脳梗塞。片マヒが残ってしまいました。



奥さまが懸命な介護をされていましたが、もともと頑固な性格であり、ほとんど言うことは聞かず…



こんな状態で在宅医療が始まりました。



初めて訪問したとき、イソジンゲルが処方されていました。
奥さまに使用部位を確認すると。

『切断した部分に塗るの』


術後、かなりの時間が経過していました。


『皮膚が黒くなっていてそれを剥がすと血がでるから』



手術を行ったところで指導されたらしく…


直ぐに処方医にお願いし薬を変更してもらいました。



が、なんせ頑固な性格の患者さん。


ふたたび、イソジンゲルに変更。

いくら説明しても納得されず…



治療開始時の説明がとても大事なんだと改めて考えさせられた一例でした。




コメント、お待ちしております!!

漏れないあて方2

2010-04-29 11:10:54 | オムツフィッター
今日は祝日です。
みなさんはいかがおすごしですか?



オムツのあて方2



適切なパットを選べたら、次は…



『尿道口にしっかり当てる』




パットと尿道口にすきまができてしまうと


漏れの原因に。




これだけでもかなり効果が!





しっかり当たっていることで

安心感も生まれます‼




まずはこの2つを実践してもらいましょう!





コメント、おまちしております!!

もれない当て方

2010-04-28 08:37:38 | オムツフィッター
東京は雨。
それもかなり強く降っています。


紙オムツの相談で多いのがこれ!!


   「尿とりパットをいくら使っても
         もれてしまうんです・・・」



尿が漏れてしまうと、パジャマからシーツから
すべて取り替えなくてはならず・・・


介護をされている方にとっては
かなりの重労働に。



これを解決するにはまずは排泄量に合わせた
尿とりパットを選ぶこと。


おしっこの量はその方によってやはり差があります。


また、使用時間によっても。


日中はまめに替えることが出来ても
夜間は・・・



こんな場合に昼間用の尿とりパットを
重ね使いしても。



まずは使う時間や排泄量をよく聞いてみてください。


介護されている方とよくお話してみましょう!!


適切な商品を選定してあげることが
尿漏れを防ぐ第一歩です。




コメント、お待ちしております!!


アウターとインナー

2010-04-27 09:04:07 | オムツフィッター
昨夜、「おくりびと」を観賞しました。

日本の素敵な習慣に感動を覚えました。


紙オムツについて少しずつお話したいと思います。



まずは


   『アウターとインナー』



女性のみなさんなら一度は耳にしたことのある単語ではないでしょうか?


洋服に使われている言葉ですよね。


この表現が紙オムツにも使用されています。



  『アウター』

洋服と同じ様に外側に身につけるもの。

紙オムツ(正確には布製も含まれますが)でいうと
 
  「紙オムツ(テープ止め)・紙パンツ」
  「軽失禁様パンツ・布製カバー」

比較的大きなものをさしています。



  『インナー』

これは内側につけるもの。

女性にはわかりやすいと思いますが生理用ナプキンのような・・・

  「尿とりパット」

アウターの中に入れて使用するものをさしています。






排泄用商品なんて使い方がわからないから

どんなものを進めればいいかわからないから


こんな声が聞こえてきそうですが・・・



洋服選びと同じくらいに考えてみてはいかがでしょうか?


まずは商品パッケージやパンフレットを見てみましょう!!



わかりやすく説明が書いてありますよ。




     わからないから・・・

     まだ、関係ないから・・・




そんなことはないと思います。

積極的に商品に目を向けてみてください。


わからないことがあれば周りの知っている人に聞いてみてください。


困っている方がきっとみなさんの周りにもいると思いますよ。





コメント、お待ちしております!!



紙オムツ研修

2010-04-26 09:02:23 | オムツフィッター
1週間の始まりがすっきりしたお天気になりました。
みなさんお住まいの地区はいかがですか?


先週金曜日に大人用紙オムツ研修会を社内で行いました。



   まずは概論から。


ここらへんはみんな普通に座学といった感じでした。


その後・・・


いざ、実物を目の前にすると。。。



先輩方は「ふ~ん」といった感じですが、


若いスタッフは・・・


   怖い物でも触るかのように

   ちょっとひき気味??に



でも、最後にはやはり真剣なまなざしに戻り
しっかり勉強してくれていました。



超高齢化社会になっている日本。

今までのように他人事ではいられなくなってしまうのは
目に見えています。



もともと、薬局は薬はもちろんですが
衛生材料等を提供していたことを考えると。



積極的係わっていく必要があるのかも知れません。




オムツフィッターとして
薬剤師として



それ以前に
一人の人間として



いろいろ考えなくてはならないと思っています。


明日からは紙オムツの使い方について
ちょっとづつ記事にしていきたいと思っています。


コメント、お待ちしております!!