世界と私

使用したパソコンOSの変遷(Windows11まで)

もうずいぶんと前のことなのでうろ覚えなのですが、記録を兼ねてPC使用歴などを記しておこうと思います。

私が初めてパソコンを買ったのは1985年頃、知人から一万円で購入したPC-8001mkIIという機種でWindowsの様なオペレーションシステムの搭載は無し。この頃はパソコン=マニアのグッズという認識が一般的でした。このPCにはHDDはもちろんのこと、フロッピーディスクさえ付いていません。これ単体で特に何か出来るということもなく、何をするにもパソコン専門雑誌を買って参考にしてました。当時はゲームソフト入りのカセットテープが販売されており、それをカップラー(携帯小型カセット再生機みたいなもの)にセットしてPCとアナログ接続します。日本語表示には別途漢字ROMが必要でした。

次に、これまた中古で購入したのはPC-8801mk2MRという機種で、確か「バック・ツゥ・ザ・フューチャー」という映画がヒットしていたいた頃でした。この機種にはフロッピードライブが二つ付いており、一つがシステム用(日本語BASIC)、もう一つがデータ用として使い分けが出来ました。簡単な円グラフのプログラムをBASICで作成したりして遊んだものです。この頃、ハードディスクを思い切って初めて購入。わずか40Mで10万円くらいしました。40Gではないですよ。現代ならばパソコンが買える値段ですね。

この頃、ワープロソフト「一太郎Ver.3」を購入。パソコンへのインストールは、フロッピーディスク数十枚を一枚ずつ入れ替える作業ですので、手間がかかりました。使用していた機種名は失念しました。

当時の印象的な出来事といえば、ニューヨーク株式市場の大暴落(ブラックマンデー)でしょうか。

次に買ったのはWindows3.1搭載のPC-9821Xa7e。この機種はWindows95への無料アップグレード付でした。
1995年の末頃には、日本でもインターネットの接続サービス(プロバイダ)がいくつか存在していて、書店では多数の分厚いインターネット関連本が見られるようになりました。そのほぼ全ての雑誌には付録としてCD-ROMが付いていたのですが、そのコンテンツはNetscape NavigatorやInternet Explorer等のブラウザや、フリーウェアやシェアウェアに分類される便利なソフトウェアでした。スケジュールや日記帳、FTPソフトやテキストエディタ等ですね。では何故インターネットがあるのにわざわざCD-ROMからソフトウェアを入手する人が多かったのでしょうか。その理由は、当時の回線速度が非常に遅かったからです。最初はアナログモデムのダイヤルアップでしたからね。同じアナログではありますが、ADSLのサービスが始まる4年後の1999年までは、せいぜい56Kbpsだったでしょうか。当時は未だインターネットに動画はなかったのですが、画像は表示できました。ただ一枚の写真を表示するのに数分待つのが普通でしたね。ブラウザのダウンロードとかも数時間かかります。付録のCD-ROMの需要があった理由はそれに付きますね。

1995年1月、阪神・淡路大震災が発生。



次のパソコンは自作パソコン(写真)です。3.5インチのFDDとCD-ROMドライブ、発売されて間もないDVD-ドライブを付けています。電気街でパーツを買って組み立てました。OSはWindows95のOEM版です。通信はISDNへ。
1996年、初めてホームページを作成。当時はそれほどホームページの数が少なかったので、Yahoo!のディレクトリに登録してもらえたり、地元のタウン誌に紹介されたりしたのは良い思い出です。

この頃まだ日本はバブル経済でした。

Windows98はノートパソコンで使用しました。平行して、デスクトップパソコンのOSをWindows2000に変更しました。

写真は自作2号機。OSはWindows XPとWindows Vistaのデュアルブート。2003年頃。
この頃から光ファイバーによるインターネット。

写真はBTOパソコン、CPUは水冷仕様。Windows Vista。Windows 7への無料アップグレード対象機種。2009年に購入。

リーマンショックから1年後。

2015年、ヤフオクで以前落札した中古のLet's note CF-N9 のOSをWindows7からWindows10へアップグレードしました。 手順はマイクロソフトのメディア作成ツールを使って、USBメモリにインストールメディアを作成し、後は指示通りにセットアップするだけでした。
と言いたいところですが、実際にはこの機種はWindows 10の動作保証外であり、最悪の場合、起動しなくなるというリスクがありました。 事実、アップグレードの最終段階で最後の再起動をした後、タッチパッドと外付けのマウスが反応しなくなったばかりか電源ボタンも反応しないので、最後の手段としてバッテリーパックを取り外して電源を切りました。
その後、電源を入れたら普通に起動してマウスも使える状態でしたが、しばらくすると再びタッチパッドとマウスとも反応しなくなったので再度バッテリーパックをはずして再起動しました。ここで再度マウスが一時的に使える状況になったので、今回はWindows updateを実行してみたところ、アップデートの項目の中に《 Synaptics - Pointing Drawing - Synaptics PS/2 Port TouchPad 》というのを見つけたのでインストールしてみました。するとこれがビンゴ、結果的にWIndows10 にアップグレード成功しました。

この頃は世界の経済はますます段々と不況になりつつありました。

2017年、ノートパソコンNX750/J を購入。現在のメイン機。メモリを16GBに増設し、ストレージはHDDからSSBへ交換してあります。換装時に使用した機器がこれ。HDDからSSBへまるっとデータコピーしてくれます。

 

2021年、NX750/J のOSをWindows11にバージョンアップしました。

世は混迷を極めつつも、様々なことが明らかになりつつあります。そんな中でも、人としてバージョンアップしていきたいものです。

 

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