季の鳥どり

身近なところを散歩しながら野鳥を撮影しています

チョウゲンボウ~お母さん いる?~

2024年09月09日 | 野鳥ブログ


早朝に海岸の堤防沿いを散歩していたら
道端でチョウゲンボウにばったり!

 


蠟膜といわれる上嘴の基部を覆う部分と
目の周りのアイリングが目立たなく薄い黄色
幼鳥のようです

 


「長元坊」と書き
和名の由来は諸説あります
吉田金彦編著『語源辞典・動物編』の記述から
「チョウゲンボウの繁殖地の多い
 北関東を中心とした一帯にトンボの方言に
 ゲンザンボー ゲンザンボ ゲンザッポー
 ケンザッポーなどがある

 チョウゲンボウを下から見上げると
 ヤンマトンボの滑空しているさまによく似ている

 そういう連想から
 チョウゲンザンボー(鳥トンボ)という意に
 解したのではなかろうか」

とする説や
チョウゲンの長元は平安時代の年号「長元」で
幼少で即位した後一条天皇の代
後一条天皇を暗に長元坊と称し
この名を小型のタカの名としたのではないか

という説などです
*「野鳥の名前」 著者 安部直哉・叶内拓哉 山と渓谷社より

 


目の下のひげ状斑がチャームポイント😉
名前に「坊」とつくので
親しみがわき可愛らしい感じがしますが
ひとたび小動物を見つけるやいなや
あっという間に捕食します
ハヤブサ目ハヤブサ科ハヤブサ属

 


道端でひとりぼっちの幼鳥が
何となく寂しそう……
辺りを見回しましたが
親鳥の姿は見えません
「もしもし お母さん いる?」

 


「いませーん」(⊙_⊙;)...




 

2024年8月27日撮影

撮影地  宮城県

 

 

 






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