早朝に海岸の堤防沿いを散歩していたら
道端でチョウゲンボウにばったり!
蠟膜といわれる上嘴の基部を覆う部分と
目の周りのアイリングが目立たなく薄い黄色
幼鳥のようです
「長元坊」と書き
和名の由来は諸説あります
吉田金彦編著『語源辞典・動物編』の記述から
「チョウゲンボウの繁殖地の多い
北関東を中心とした一帯にトンボの方言に
ゲンザンボー ゲンザンボ ゲンザッポー
ケンザッポーなどがある
チョウゲンボウを下から見上げると
ヤンマトンボの滑空しているさまによく似ている
そういう連想から
チョウゲンザンボー(鳥トンボ)という意に
解したのではなかろうか」
とする説や
チョウゲンの長元は平安時代の年号「長元」で
幼少で即位した後一条天皇の代
後一条天皇を暗に長元坊と称し
この名を小型のタカの名としたのではないか
という説などです
*「野鳥の名前」 著者 安部直哉・叶内拓哉 山と渓谷社より
目の下のひげ状斑がチャームポイント😉
名前に「坊」とつくので
親しみがわき可愛らしい感じがしますが
ひとたび小動物を見つけるやいなや
あっという間に捕食します
ハヤブサ目ハヤブサ科ハヤブサ属
道端でひとりぼっちの幼鳥が
何となく寂しそう……
辺りを見回しましたが
親鳥の姿は見えません
「もしもし お母さん いる?」
「いりませーん」(⊙_⊙;)...
2024年8月27日撮影
撮影地 宮城県