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<CS>ロッテ望みつなぐ2勝目 セは巨人ファイナル進出

2010-12-24 21:08:07 | 日記
 プロ野球パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(6試合制)は17日、ヤフードームで第4戦があり、ロッテ(レギュラーシーズン3位)が先発・渡辺俊の力投でソフトバンク(同1位)を4-2で降した。対戦成績はソフトバンクの3勝2敗(ソフトバンクのアドバンテージ1勝を含む)。第5戦もヤフードームで、18日午後6時試合開始。ソフトバンクが勝つか引き分ければ、03年以来7年ぶりの日本シリーズ出場が決まる。
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 ロッテは二回、今岡の左越えソロで先制し、四回に大松の中前適時打で2点目。六回にも1点を追加し、九回には井口の内野安打で4点目を挙げ突き放した。渡辺俊はソフトバンク打線に的を絞らせず、九回途中まで7安打2失点。最後は集中打を浴びて完封を逃し降板したが、小林宏につないで、がけっぷちから日本シリーズ進出への望みをつないだ。ソフトバンクは打線に元気がなく、九回に無死一、三塁から松中の適時打などで2点を返したが、反撃が遅すぎた。

 セ・リーグのCSファーストステージ(3試合制)は17日、甲子園で第2戦があり、巨人(レギュラーシーズン3位)が阪神(同2位)を逆転の末7-6で降して2連勝し、20日に開幕する中日とのファイナルステージ(ナゴヤドーム)に進出した。巨人が日本シリーズ進出をかけたポストシーズン最終ステージを戦うのは4年連続。パ・リーグのロッテに続き3位チームによる「下克上」の勝ち上がりとなった。

 巨人は1点を追う八回2死二、三塁、ラミレスがこの回登板の阪神・藤川球から中前適時打を放って2点を奪い逆転。これが決勝点となった。巨人は序盤から阪神に主導権を許したが、五回に小笠原の適時打とラミレスの犠飛で計2点、七回には敵失と高橋の2ランで計3点としぶとく追いすがり、終盤の逆転劇を呼び込んだ。阪神は一回に新井とブラゼルの適時打で2点を先制し、その後も小刻みに加点したが、好投の久保から引き継いだリリーフ陣が踏ん張り切れなかった。阪神は85年に日本一に輝いてから、2度の日本シリーズ(03、05年)、3度のCS(07、08年、10年)を一度も勝ち抜けず「短期決戦5連敗」となった。【毎日jp編集部】


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