多村 １５日にＦＡ権行使を発表

　ソフトバンク・多村仁志外野手（３３）が、海外移籍も可能なフリーエージェント（ＦＡ）権を行使する意思を固め、１５日に都内で記者会見を開いて正式表明することになった。

　当初は宣言期間最終日の１６日を予定していたが、１日前倒しした。熟慮の末の決断には、手にした権利を使うことで他球団の評価を聞いてみたいという思いがある。チーム環境やファン、福岡の街には愛着があることから、宣言後もソフトバンクと交渉を続ける。球団側も宣言残留を認める方針で、小林編成・育成部長は「必要な戦力」と話した。

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