イベント無事終了しました。

今年で４年目になりました、毎年恒例のイベント、無事終了しました。

ほんとに良いイベントでした。

出てくれたバンドは全部、良いライヴで。

全然バラバラな音のバンドが集まったけど、ひとつになれたような気がします。

体調悪い人も多かったけど、そんなんちっとも感じなかったし。

正直、ただの客として見ていたかったです。



サイコキも過去最高のデキだったんじゃないかと思います。

演奏はいつもより荒かったけど、あの時のおれらは気持ちとか勢いとかを凄く大事にしてたから。

ステージの空気が良くって、おれらがどれだけ飛ばしてもお客さんも付いて来てくれたし、加減とかは考えなくて良い状態でした。


毎年毎年思うけど、おれらは出会いに恵まれていて。

まぁ、オファーを出した時点で信頼してるんですけど、ほんまにいつも出て行く時には最高の空気になってて。

ほんま感謝です。


やっぱりジャンルとかはどうでも良くって、カッコ良いかそうじゃないかって事なんですよ。

現に、来てくれた人はどのバンドも良かったって言ってくれてたし、もう１回同じメンツでも見たいって言うてくれたましたから。

ウチはいつまでたっても節操なく色んな音楽やってて、何か偉そうな人から色々言われたりしますけど、だからこそこういうメンツでイベントが出来たと思ってますし、カッコ良さっていう部分に同年代のバンドより敏感やっていう自負があります。


アンコールであえて古い日本のロックバンドの曲をやったのは、ロックンロールが出来た時から今まで、何も変わってないって事を伝えたかったからです。

この日のイベントの中で、外から見た時にどのバンドの音楽とも重なってるのはウチだけっぽかったですけど、でもそれは外側の話じゃないって事を伝えたかった。

ロックをみんながどう捉えているかはわからないですけど。

何十年も前から、同じ様な事に腹を立てて、同じ様な事に傷ついて、それでギターを鳴らして歌ってる、それだけなんですよ。

だからみんな同じなんです。

THE MY HALLEYもIn The templeもDiscommunicationもJACK POT BELLもTHE PANTRYSもBrian the sunも、みんな同じなんです。

ガワだけ同じ色合いやから同じくくりにするとか、間違ってる。

別々にしてしまうとか、おかしい。

そういう誰かの都合で縛られるとか、おれらは絶対嫌なんで。

今後も気持ち入ってるバンドを呼んでいきたいです。



そうそう、この日はアンプに旭日旗を掲げてライヴしました。

AEROSMITHのライブに行った時、エアロが最後に日本の国旗をディスプレイに出してたんですよ。

それを見た時に、やっぱり国旗って気持ちをひとつにする力が有るんやなって思って。

そして、少なくともエアロは日本という国のモチーフとして国旗を掲げて、敬意を表してた。

それが世界の感覚なんやって思ってね。


何か今の日本に誇り持つなんて無理です、って大学生の子に言われたんですけど。

それはおかしいと思うんです。

だって日本は今だけを切り取ったものじゃないから。

おれのオトンやオカンやそのもっと前、ずっとずっと昔からの全部が、今の日本やから。

それを誇れない人にはそれに感謝も出来ないと思うし。

その歴史とか、重みを感じているべきやと思うんですよ。

おれらの音楽は間違いなく愛やから。

自分という存在の全身全霊なんです。

そして、おれの背中にはおれを作ってくれた全部がある。

だから旭日旗を背負ってギターを弾きました。

それの前では気ぃ抜いたりできないですよ。

おれが今日を生きてるのも、そういう人達のお陰ですから。

もっと海外のアーティストみたいに、自分より大きいモン背負って演奏する人が増えても良いと思います。




話が逸れてしまいましたけど、色んな気持ち込めてやりました。

しばらくはライヴありませんが、すでにライヴの話が来てます。

いつ返事が出来るかもわからない状況ですけど。

次を見据えてしっかりやっていきたいです。


イベントに関わってくれた方々、来てくれたみなさん、ほんとうにありがとうございました！