いやー、凄かった。
内容的にはベスト盤に収録された新曲+あんまりやらない曲で構成されたセットでした。
半分ちかく新曲だったので、どっかのボーカルさんがいっても知らない曲が大半だったでしょうね(GLAYファンのおれには隙は無かった)。
ま、それはさておき。
本人達も言ってましたけど、いつもと違うセットでしたね。
誘惑も生きてく強さもやってない、と言えばわかってもらえるでしょうか。
新曲に自信がある事がわかったし、伝えたい何かは伝わったように思いました。
昨日のライヴを見て、一番感じた事は、GLAYのライヴはバンドやプレイヤーだけでなく、音響や照明や映像、裏方のスタッフまで全員で一つのチームとして機能していたと言う事です。
マイケル・ジャクソンの映画の時にも思いましたが、一つの目標やヴィジョンに向かって沢山の人がベストを尽くした時に本当のプロフェッショナルとして機能するんだと思います。
1人の力には限界があります。
もちろん、何も出来ないという訳ではないです。
人と人の相乗効果は目を見張る物があるんです。
日本ではチームプレーと言えば自己犠牲精神の様に言われますが、おれは違うと思う。
1人1人が自分に任せられた仕事に対しポテンシャルを最大限に発揮して、最高の結果を出す事がチームプレーだし、その連鎖が切磋琢磨してより高い次元にチームを押し上げていくんだと思います。
それって凄く身近な部分にもあって、目に見えない所でも沢山の人と人は支えあっているんですよね。
家に1人籠もってゲームしてたって、誰かが電気を供給してくれて、ゲームを作る工場も稼働している。
ゲームをするというその行動自体がフィードバックしているハズなんですよ。
極端な話、自分が存在している事がすでに親や兄弟との繋がりの証明だと思うし、生き方そのものが互いに影響しあっている。
そうやって考えれば、音楽を誰に向かって発信するのかをGLAYは知ってるし、チーム全体が影響しあって、理解していると思います。
目の前にいるお客さんに向かって曲を書いて歌わないといけない、と前に言われた事があるんですが、昨日のライヴは本当にその大切さを教えてもらいました。
本当に、おれもがんばらなきゃ。
GLAYは、もう沢山の結果を出しているのに、まだまだ頑張ってる。
追い付こうと思ったら、もっともっと頑張らないとダメだと思いました。
あの大きなステージをリアルな目標として実感出来たし、出来なきゃダメなんだって思います。
よし、今日も頑張ります。