五次元世界へ誘う魂の道案内 ブログ

超能力の開発と生き方の基準と正しい人生観を身に付ける

7月6日、1995(平成7)年に日本を震撼させた、地下鉄サリン事件などで死刑が確定していた、オウム真理教の元教祖・麻原彰晃(本名・松本智津夫)死刑囚ら7人の死刑が執行されました。
同26日に残る6人の死刑囚について刑が執行されて、一連の事件で死刑が確定した13人の元幹部全員の刑執行が終了したことになります。
松本氏は「ハルマゲドン(世界最終戦争)」の到来を説き、「救済」の名の下、日本国を支配する「王」になることを夢想したと言います。
松本氏は利己心から超能力の開発を目指して、願望の実現を抱くだけの目標でヨガなどを経て自己流で始めた様です。
ところが、人としての生き方である正しい基準となるべき、基本的な真理(倫理・哲学)を含む思想や思考の、正しい人生観を学ばず身に付けていなかったから、教団の設立後に本人も信者も人生を「見誤る」方向へ進むことになりました。

超(霊)能力の開発を目指しておられる多くの方々は能力開発への憧れから、身体のアストラル体とエーテル体に存在する7つのチャクラの事を話題にして、波動を高めて何処そこのチャクラを開発すると言います。
ところが、その様な人の殆どは自らの願望で霊視とか読心術とか念力で火を点けたり、空中浮揚をしたり物品の引き寄せをしたりなど、自己の自我・欲望であり煩悩から始まっていますから、類は友を呼ぶことから、途中に邪悪な者たちが近づいて魔が差して良からぬ事を仕出かして、転落の人生へと進んでしまいます。
人格(品性)を高めないで霊能力を無理に開発すると魔に入り込まれます。
つまり、霊能力の獲得には比例した積徳・積善・功徳を実践する必要があります。
常に真理を念頭や心の底に置いて考えて行動するという、志を持つと共に自分の心や魂のレーダーを磨かなければ、貴方の大切なバラ色の人生である未来の道は開けないものです。

現代科学(物質文明)のみに毒されて信奉している高学歴エリートの人たちは、松本氏が行った約30Cm弱の空中浮揚について、科学では説明が付かない不思議で不可解な現象を目撃したり写真を見せられると、目を奪われて今までに信じていた価値観が一変する心境に陥ります。
神秘的な霊能力・神通力の実践や話しに驚嘆して度肝を抜かれ、現代科学では得られない凄い事が出来ると魅了され、取り憑かれて虜になり盲信する様になります。
松本氏は空中に浮揚しているように見える写真を公表し、超能力を開発できる修行方法があると説いて会員を集めました。
これについて当時頃に、学研「ムー」誌で写真(力みが見られた)と共に紹介されていましたが、精神世界で活躍している知人の話では、本物の霊能力による空中浮揚ではない様だと言いました。
それは座布団の中にバネが仕掛けられていて、座って足を使い無理に身体を上下に動かす様に飛び跳ねると、次第に飛び跳ねる高さは大きくなり、上手くコツを掴めば数回もすると約30Cm弱は、一瞬でも飛び上がった様になると言う様なことを、話していたことを思い出しました。
この様な様子は一種の霊動的な動きの場合もありますが、低級霊の仕業であり周囲も騒がしくなり好ましくありません。

87年には自らを最終解脱者とし「グル(尊師)」と自称しましたが、自己の陶酔から来た慢心と妄想であると感じます。
霊的な大衆の人々は利己心から無意識の内に、危険な臭いのする怪しい人や団体や組織へ惹かれるものです。
人というのは努力して修得した知識や技能でも人格(霊性・品性)が低いと、思考・智恵は限定され利己的で邪心から不純なことに使いたくなるもので、邪悪な組織が巧みに近づきいい様に利用されます。
重要な事は、知識や技能と同様に修得した超(霊)能力をどの様に使うかと言う事です。
例えば、親戚の叔母さんは、ある程度に人の心(思考)を読めると言い、それで近所の奥さん方に「あんたは今〇〇の事を考えているだろう」と、驚かして問い詰めたりしてからかったり、「あんたの考えている事はお見通しじゃ」と、脅したりやつけて優越感に浸り楽しんでいる。と話された事がありました。
この様な調子で長女とも葛藤が続いて喧嘩が絶えず、日々詰まらない人生を送られました。

一方、35年以上も前の何かの記事でしたが、国際マハリシグループの超越瞑想(TM)のセミナーに参加した人の体験によると、瞑想センターでマハリシ氏の指導下による集団TMをしていると、大半の参加者は身体が急に軽くなりふわりと、約50Cmのフライング(空中浮揚)を数十秒間も体験したと言います。
しかし、セミナーが終わって自宅へ帰りTMを行うと、参加した時と同じ様な心境になったから、フライングを試みても全く出来なかったと言います。
やはり、瞑想センターと自宅とでは導師から発する高次波動の、フィールドが有るか無しで異なり無理があります。
かつて、マハリシ氏の弟子たちは様々な能力を獲得して壁抜けも日常的に実践いましたが、ある時に未熟な能力で事故が起きて大怪我をしたことから、マハリシ氏は禁止にしたと言われます。

かつて密教の桐山靖雄氏は若きし頃、坐禅中に思念で護摩木に念力で火を点けたと言われ、直後に気を失ったそうです。
山岳信仰の御嶽教などでは、信者が「火渡りの儀式」を行うのは、空海が火の中を歩いた由来からですが、それだけの霊的なレベルに達していない信者には到底に無理な話です。
今の時期はアセンションが目的ですから、超能力の開発とかチャクラや松果体の話などには関心や知識を持たなくても、高尚な意識や思い遣り・愛念・奉仕の愛行を心掛けて実践していれば、幾多の悟りから自然と必要なチャクラは順次にバランスよく開発されて行き、品性(霊性)の完成へと向かいます。
そして仏教的にいえば「アラカン」という最高の悟りの境地に達する時期が訪れます。

神性の覚醒から自覚を得て、さらに進化すると自己と神性(ハイアーセルフ)の一体感から、天上界の声が正確に伝わって来ることになり、さらに魂・霊性を高めて進化向上した大悟からは、全ての自然と一体的な存在(at-one-ness)である、との神的な意識に移行することになります。
それは他ならなく品性の完全な完成を意味して、自分は何のために地球に生まれていて、自分は何者なのかを自然に思い出すと言われます。
魂・霊性の進化向上により、チャクラのクンダリーニ・エネルギーが次第に覚醒させられて、潜在意識が開かれて過去生を思い出す時期が来ます。
それは皆さんにはフルコンシャスネス(完全意識=高次元の膨大な情報・知識)が、高次より流れ込んで意識変化が起こるとされ意識の帰還が始まり、人類の潜在的な共通(集合)意識へと、徐々に繋がって統合・統一に向かうからです。

それに伴い、人は自分の本性を隠すことが出来なくなり露になるため、その人本来の性格・姿・習癖が明確に現れて来るので、取り繕うことが出来なくなってしまいます。
人々の霊性の目覚めとか神性の覚醒が増えてくると、サイキック能力やテレパシー能力が高まり、人の思考や本性が容易に分かる様になり、不正や詐欺や窃盗などの犯罪は出来なくなります。
政治家や官僚や財界が好む、密談や密約や贈収賄や虚偽なども容易に読み取られ、公表されて立場が無くなります。
さらに、これまで隠蔽されて来た重大な秘密や事件や犯罪も隠すことが出来なくなります。
但し、犯罪に関わらない個人的な一部の秘密・情報については、本人の同意・承諾が得られないとアクセス出来ません。
神との合一を果たして、全能の力を発揮出来るようになると、心の中で考えたことがすぐに現実化してしまいますから、反作用もすぐに起きて自らに降り掛かり意識・思考の働きには注意を払うが必要です。
全能の力などと言うものは、輪廻転生から完全に解脱した仏陀やキリストの様な、完成した品性・パーソナリティーの持ち主であり、全ての存在の幸せを願う心・魂のレベルに達して、自分を犠牲にしてでも他者を助けることが出来る者であり、さらに煩悩的な欲望・欲求は超越してないと持つことは許されなく得られません。
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「感じたこと」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事