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毒ガス

2010年06月14日 | エンタメ
わたしの仕事。出かける前にマシンからデータをだそうとしているけど
ハードディスクをさしては中身を調べて
ぐちゃぐちゃのフォルダをのぞいては、ゲームでベンチマークをして。
仕事に行くといいつつ、何日もオンボロマシンにかじりついている。
母は、わたしが 何をどうがんばろうとしているか、理解できないで
(あなたはめぐまれすぎている。わたしがあなただったらもっと努力する。)
―という。
それからわたしには、もう手に負えないと

サナトリウムに送られた。


3階建てのサナトリウム。
最上階は、薬もリハビリも拒んだやる気のない患者がたまっている。
2階の空気はもうすこし活気があって、
わめきながら医者にくってかかったり
手足に錘をつけてリハビリなんかをしている。

わたしは、2階と3階をいったりきたりすている。
今日は3階へ。でもなにかいつもと様子がちがっている。
ただならぬ空気を感じているのは
2階と3階をいったりきたりしているわたしだけのようで
3階へあがる止まったエスカレーターにはいつものように
やる気のない患者たちがいつものようにダラダラ横になっている。

白衣の婦長がガスマスクをつけるとコックをひねった。
天井のスプリンクラーから白い霧がまいおりてくる。
{毒ガス}?やる気のない患者は皆殺しにあうんだ。

やる気のある患者は、お金を使ってくれるけど。
3階の連中はただごくつぶしだからねぇ・。・

3階の連中は人生にへきへきしているからだれも抵抗しない。
されるままにしている。
とうのく意識の中で姉の手を握った。彼女も3階へきていたのか。

?あれれ??なんともないよ?
あれは毒ガスなんかじゃなかったよ?
婦長のパフォーマンス。見事なんだけど。。。

やる気なんてあってもなくてもねぇ
ネットでお友達なんてそもそもできるわけもないのにねぇ。
ばっかみたい。

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