「第一章」
いよいよ計画実行の日
富士を横目に
白い馬を走らせ
森の入口まで来た
溶岩で出来た森に
足を踏み入れると
あちこちに大きな穴が
穴に近づくと
中に入れそうだ!
洞窟のようなそこは
ひんやりとして暗い
ジッポに火をつけ
奥へ奥へと進む
更に気温は低下し
キラキラ輝くものが見えた
宝か…いや違う
水晶のような氷だった
まるで冷凍庫の中
ポタッポタッと
落ちてくる水滴は冷たい
ガタガタ震えながらも
辺りの様子を伺う
どうもここは貯蔵庫
カイコのまゆのようなものや
木の実のようなものが
キレイに並べられていた
「誰か居るやばい!」
先を急ぎ地上へと出た
暑いぃ…
照りつける太陽
木々に遮られてはいるが
地下との温度差に
クラッとくる
四方八方の同じような光景
穴だらけの険しい道
歩けそうな足場を選び
森での常識
右へ右へと進んだ
すでに方位磁石は
役にはたっていない
ところどころの木に
赤い印があった
誰が残した道しるべか
ゾクッと背筋を走り
左肩が重くなった
「この場を立ち去ろう」
見通しが良くなったのは
森深くに入り込んだことになる
鹿の足跡や木をかじった跡もある
そして
ステンレス製の調理器具が
乱雑に転がっていて
誰かがこの場所で過ごした形跡
ふとみると先には
白いロープがはられ
これはたぶん結界だろう
「近づくな、急ごう」
それから一時間ほど
歩いた頃だろうか
また赤い印を見つけた
「えっ…さっきと同じ場所?」
「結界がないから違うでしょう」
「でもあの石はさっきつまづいた石」
どうも迷ってしまったようだ
幸い風があったので
道ではなく風を頼りにしてみた
風を背にして進むのだ
いかなる時も背にして
少し広く明るい場所に出た
まだ先は長い
コケの生えた岩に腰を下ろし
持ってきたおにぎりで
空腹を満たした
「しっ!人の声がする」
奥から男女が歩いて来た
かなり冒険には慣れた様子で
「こんにちは~」
挨拶を交わし少しホッとする
さぁ、日が落ちないうちに下りよう!
風を背に歩き始めた
それから約一時間
自動車が走るような
音が耳に入る
近くに道路があるようだ
音のする方へ向かった
道路が見えた!
でもあまり嬉しくはなかった
顔を見合わせ
「道路は見たくないね」
夢から覚めたようで
第一章はインディジョーンズ
洞窟から始まった
まだ石を一つしか
見つけてないのに…
湖を眺めながら
次の目的地の地図を広げ
最後の砦までに
石を揃えておくのだ!
体力にはまだまだ余裕が
日頃鍛えて来た
成果が感じられた
次もきっとクリアできる
私達のアドベンチャー
スタートを切った
夢ではなく言葉ではなく
実体験として
第二章へと続く…
青木ヶ原の樹海の真ん中で…鳥の声と葉の擦れる音しか聞こえない。
全てを整理しに来る人が今までどのくらい居たんだろう…
もう怖くなくなった☆彡
4時間近く歩き続けて、杉の木の山に出た。
整備されてる…人間の手で植えられた杉に違いな。
もうすぐこの迷路から抜け出せるという確信が、姫にはあった…☆
全てを整理しに来る人が今までどのくらい居たんだろう…
もう怖くなくなった☆彡
4時間近く歩き続けて、杉の木の山に出た。
整備されてる…人間の手で植えられた杉に違いな。
もうすぐこの迷路から抜け出せるという確信が、姫にはあった…☆
ちょっと休憩してGo!
心身共に、トレトレの成果を試すべく計画実行の日☆かなり気合い入ってます!
寝不足がちょっと不安だけど…なんせ2時間半しか寝てないもので(^_^;)
ケンタロウはこの前の肝試し?でも、びっくりして一人で走って逃げた、今日はリードで繋いでおこう(*^-^)b
心身共に、トレトレの成果を試すべく計画実行の日☆かなり気合い入ってます!
寝不足がちょっと不安だけど…なんせ2時間半しか寝てないもので(^_^;)
ケンタロウはこの前の肝試し?でも、びっくりして一人で走って逃げた、今日はリードで繋いでおこう(*^-^)b