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ざ・いくじ

日々バトル

産後記録 PART2

2006-10-04 | 出産
めちゃめちゃ遅くなったけど、前回の続きを
メモを兼ねて、、、、、

**********

病室に移ったのは午後5時すぎくらい。
しばらくしたら夕食がきた。
メニューはサバの塩焼き。
ご飯もめちゃめちゃ大盛り。
お米を普段からそんなに食べない私には多すぎる。。。
しかも、なんか食べる気起きない、、、、
んでもって、ご飯食べるのに座らないといけないけど
痛くて座れない。。。。。

「ご飯いらんなぁ。。。。。」ってつぶやいたら
旦那・親・義母らが一斉に
「体力使ったんやから、栄養いっぱいとらんとアカンねし
無理してでも食べ!!!」っと。。。。。
そんな全員で言わんでもええやん、、、、、。
みんなに見つめられながら半分くらいの量を無理やり押し込む。
でも、体は半分寝た状態。
縫うってこんなに痛いのか。

食事が終わり、家族も帰り、ベッドで横になる。

うっ。。。( ̄x ̄;)
オシッコ行きたい。。。。。。
でも、トイレに行きたくなったら助産師さんを
呼ばないといけないんだった。(産後の最初だけね。)
途中で倒れたりしたらダメだからだって。。。
めんどくさいけど、ナースコールして
助産師さんに来てもらう。
産後、初めて歩いたけど
骨盤の痛みと傷の痛みで、支えがないと歩けない。
ふ~、歩くって結構体力いったんだね。
なんとかトイレを済ませて、病室へ。

就寝時間になり、歯磨きに行きたかったけど、
一人で行く気力も体力もなかったから、やむを得ず断念。。。
早めに寝る。。。。。。
っが、、、、、、ここからがキツカッタ。。。。。。



産後は、子宮の収縮が起こる。
そのとき、生理痛みたいな感じの痛みを伴うんだけど、
私の場合、普通と比べて
かなーーーーーーーーーーーーり収縮が早かったらしい。
だから、痛みも半端じゃない。
夜中、何度も「うーーーーん、、、、、」ってうずくまって
朝を迎える。
巡回に来てくれた助産師さんにも「収縮してるから痛むんですけど、
今夜は我慢してくださいね~」って優しく諭されて
耐えるのみ。。。。。
次の朝、助産師さんに触診チェックしてもらったら、、、、
「うわ!!!!めちゃめちゃ収縮してる!!!!
○○さん、めちゃめちゃ痛かったでしょ!!!」だって。。。。
聞いたところによると、普通の倍くらいの早さで
収縮してたらしい。
お陰で産後数日、夜はこの痛みに苦しめられた。

出産って、生むだけで終わりじゃないんだね。
産前よりも産後が大事って、こーいうことだったんだね。
産後の方が、ぜんぜん動けないもんね。
もっと、産後のことも勉強しとけばよかったな。
予備知識があったほうが、色々安心だしね。

って思った産後の数日間だった。




時間が経って、忘れちゃったことも多いけど、
自分のメモとして、とりあえず走り書き。。。。。

産後記録 PART1

2006-09-09 | 出産
さてさて、、、、、

UPが遅くなったけど、自分の記録として
産後のことも書いておこうと思う。


**********

2006年8月11日 午後2時58分
女の子を出産。

生まれた時点で、感動よりも放心状態(爆)。
少し時間がたって、お腹から出てきた子を見て、
ややドスの聞いた泣き声を聞いて、
どんどん実感がわいてくる。

でも、実感わいてホッとしてたのも束の間、
出産はそれで終わりじゃなかった。



生まれて、ちょこっとご対面してから、チビ子は
体をキレイにしてもらったり、身長体重等を計ってもらうために
別室へ。

私はお腹をギューギュー押されて、胎盤を押し出す。
なんか出たな~、、、って感触があったら、やっぱり胎盤
でたらしい。
胎盤押し出されるのは痛いって聞いてたけど、痛いとは全く感じなかった。
出産の痛みで麻痺したか!?

そして産後の処置。

これがまたツワモノだった。


まずは脚の震えが止まらない。
力みまくったせいか、脚がガクガク。
分娩台の形的に脚が曲がった状態。
これから傷の処置等があるから、脚は伸ばしたほうが
ラクなら伸ばしてていいよっと先生に言われ、
脚をなんとか伸ばす。
でも、結局震えたまま。もーいーや、諦めた(笑)

そのまま切開した傷口の縫合。
局部麻酔をしてもらってから縫合。。。。
なんだけど、麻酔があまり効かなかったんだなぁ、これが。
途中何回か麻酔足してもらったけど、いてぇったらありゃしねぇ。。
(出産終わったのに、また痛いんかい!!!)って一人で
突っ込みいれてみた(笑)

縫合してもらってる間、旦那・実母・義母は
チビ子が色々測定してもらってる部屋で、チビを見たり
抱っこしたり、ワーワーやってる。。。。。
おいおい、チビが主役なのは分かってるが、、、
私もチビみたいんだけど、、、、
私が生んだんだけど、、、、、
私も頑張ったんだけど、、、、、
そっちだけで盛り上がんないでくれる!?(爆)
って感じ。

縫合終了して、分娩着からパジャマに着替えさせてもらう。
これがまた一苦労。
点滴つながれてるし、着替えるのに体少しずつ動かさないと
ダメだし、ベッドに移らないといけないし。
しかも、、、、汗だくなのに、そのままパジャマでさぁ、、、
(今すぐシャワー浴びたい。。。。)ってつぶやいてしまった。

ベッドに移動したあとは、分娩室で2時間休憩。
「2時間休む間に、500mlくらい水分補給しといてくださいね~」っと
助産師さんに言われたものの、速攻寝てしまったんで、
水分なんてまったく取らず(笑)。

そして気付けば2時間。。。
助産師さんが来てくれて、病室に戻ることに。
車椅子にのって病室へ。
でも、そのまえに無理矢理トイレ。
出産後は膀胱への圧迫がなくなるために、尿意をあまり感じなく
なるそうな。。。
だから、おしっこしたくなくてもトイレに行かされるらしい。
これがまた怖いんだね~。
傷の縫合したとこなのに、おしっこなんて怖くてできるかい!!
便座に移るのも怖いし。
トイレがこんなに怖いのは初めてだった。
なんとかビビリと傷の痛みに耐えながらおしっこして、
病室へ、、、、、、

病室では、旦那・実母・義母がお出迎え。
「あかちゃん、元気やったで~」
「あかちゃん、足型とってもろてたで~」
「毛、少なかったで~」
などなど、いろんなこと教えてもらったけど、私は結局
翌日の夕方まで子供とは対面できず。。。
生んだ私が一番子供にあえないなんて、ありえねぇぇぇぇぇ!!!
って、少し切れてみた(笑)

まぁ、疲れてたしいっか。。。
あとは疲れを落とすのみ、、、、、
ってホッコリしてたんだけど、、、、、、、、、


ここから、またあれこれあったわけで。。。。。





続きはまた後日

8月11日 出産記録

2006-08-25 | 出産
忘れないうちに8月11日のことをメモしておこうと思う。

**********

8月10日朝

予定日から5日超過。
きつめの生理痛のような下腹部の痛みで目が覚める。
「とうとう陣痛か!?」っと思っていると
30分後に再度同じ痛み。
入院準備を整えるも、それ以降痛みはこなかった。。。。
なーーーんだ、空振りかよっと思い、ダラダラした一日を過ごす。



夜22時35分
下腹部に鈍痛。
また空振りかもしれないっと思いながら、ソファで横になり
しばらく待ってみる。

23時00分
再び鈍痛。その後20分間隔で陣痛がやってくる。
いよいよ時がきたらしい。

鈍痛にもがきながら右手でお腹をさすり、利き手ではない左手で
痛みが来るたびに時間をメモする。
お陰で、メモに並んだ数字はイビツなものばかり。。。



8月11日

日付が変わった深夜1時03分にきた痛みくらいから、15分間隔になってきた。
骨盤が割れそうな痛みが走る。
脂汗のようなものが背中を流れる。
母に腰をさすってもらい、1分弱の痛みを毎回乗り切る。

2時05分
いよいよ陣痛が10分間隔に。
急いで病院に電話を入れる。
「あの~、8月5日予定日でお世話になってる●●と申しますが、(中略)
陣痛が10分間隔になってきたんですけど。。。。」
っと言うと、
助産師さんから「うーん、どうしようかなぁ?初産婦さんやし
お産はそんなにすぐには進まんと思うから、まだもうちょっと
家で待機しといてもらえますか?実は今日ね、陣痛室がいっぱい
なんですよ~」との言葉、、、、、、
前日が満月だったから、妊婦集中してるっぽい。。。。
とりあえず、陣痛が7分間隔くらいになるまで待機することに。

2時54分
陣痛が5~7分感覚に。
再び病院に電話。
でもまだやっぱり陣痛室には入れない。
なんとか4時くらいにもう一度電話してみてとのこと。
従妹からも聞いてたけど、初産はお産が進むのが遅いから
病院に行っても「まだ時間かかりそうやし、家で待ってて~」っと
追い返されることも多いらしい。
痛みはどんどん増してきて、歩くのがしんどい。
骨盤が砕けそうだ。痛い最中は「うーん、、、、、」って声しかでない。
でも、痛みが終わったら嘘のようにケロッっとしてる。
恐るべし陣痛。。。。。

4時23分
陣痛か確実に5分間隔に。
病院に電話したところ、「じゃぁ、●●を準備してきてください」とのこと。
母の運転で、病院の救急のほうへ。

4時40分
病院着。
救急の入り口に助産師さんが迎えにきてくれる。
お産を進ませるために、歩いて産婦人科病棟へ。
途中も何度か陣痛が遅い、まともに歩けない。
何度も病院通路でしゃがみこみ、痛みを乗り切る。

そして病棟着。
陣痛室はまだいっぱい。私の前にも数人待ってる人がいるらしい。
深夜だから、病室に入れてもらうわけにもいかず、
やむを得ず、ナースステーション内にあるストレッチャーの上で
朝7時まで過ごす。
その時点で子宮口3cm。ストレッチャーって寝心地悪いのね。。。

7時過ぎ
ようやく病棟の起床時間(?)となり、あいてる病室に入れてもらえた。
「これから体力使うから、ちゃんと朝ごはん食べといてくださいね~」っと
助産師さんが笑顔で言う。
(こんなにしんどいのに、そんなもん食えるか、こんにゃろーー!!!)っと
心で叫ぶが、親や旦那から無理矢理おにぎりを食べさせられる。
きっついねぇ。。。。
陣痛は3分間隔。
なんどもお腹にモニターをつけて、胎児の心音を確認、
途中しばらく、胎児がしんどがって、心拍が弱まったことがあり、
予定していた浣腸もしばらく見合わせ。
心音が弱まったとの言葉にかなりの不安を覚える。。。。

10時半くらい
胎児の心音がしっかりと確認できたので、
浣腸決行。
私の場合、とくに便秘がきついので
浣腸で便をだしたほうがお産がグッと進みやすくなるらしい。
それにしても、、、、、、、浣腸って、、、、、、
めっさきつい。
オシリから液体注入されたあと、、、5分くらい我慢してね~って
笑顔で助産師さんに言われる。
そんなもん無理じゃ、バカヤローーー!!っと心で叫びながら、
速攻トイレに向かう。
便秘、やや解消。。。。
再びベッドへ。

昼12時半
昼食が運ばれてくる。
ウナギがのっかったチラシ寿司だったらしい。
無理です、、、、っと思い、昼食はムシ。
助産師さんから
「じゃ、お昼ご飯終わったら、ちょっと病棟内散歩しましょ。
もし行けそうなら、地下の売店まで行かはってもいいやろし。
(ちなみに病棟は4階)。散歩したら、お産が進む人も多いから!」
っと言われ、陣痛の間を見計らって散歩開始。
これが、、、、、地獄だった。
5歩歩いては陣痛に襲われ、通路にへたり込む。。。の繰り返し。
あんなキツイのは、散歩ってよりも拷問だって思った(笑)。

短い通路1往復を30分くらいかけて汗を流しながら歩く。
もう無理、、、っと思い、病室に戻ったときから、
私の本当のバトルは始まった。

おそらく13時半くらい
耐えがたい陣痛が襲う。しかも間隔なんてなく、
ずっと続く。言葉も出ない、母親から何か聞かれても答えられない。
痛みやらなんやら分からないけど、全身がガタガタ震える。
そして、とうとう来た。。。。。
「アカン、いきみたい。。。」
その言葉を聞き、母親がナースコール。
助産師さんが病室に来て、血圧とか胎児の心音チェック。
そのまま分娩室へ直行に。。。。

結局私は陣痛室に入ることなく分娩室に行ったのだった。。。

分娩室で助産師さんが子宮口をチェック。
子宮口全開、子供の頭もすぐそこまで下りてきてる。
どうやら散歩が思いっきり効果を発揮したらしい。

陣痛の間を見計らって、助産師さんが
「じゃあ、自分のペースで分娩台に移りましょうか!」
えっ、、、この状態で自分で移れとおっしゃるのか。。。。
(ドアホーーーー!!!んなことできるかい!!!)と
半ばブチキレ状態で、なんとか移動する。

11日は金曜日。担当のA先生は外来が入っている曜日のため、
たぶん出産は他の先生か、、、、っと思って覚悟していたら、
なんとA先生が外来終わって駆けつけてくれた。
たまらなく嬉しい。A先生の顔を見た瞬間、なんだか頑張れそうな気がした。
やっぱ、いつもの先生がいてくれるのが一番心強い。

しかーーーーし!!!!
痛いことに変わりはない。
骨盤がもう砕け散りそうになる。
数分置きにいきみたい波がやってくる。
助産師さん数人が私の周囲を囲む。
あまりの痛さに(帝王切開してください)って言葉が喉まで出かかるが
子供も頑張ってるんだから、自分も頑張らないと、、、、、って
我慢。
痛さにもだえ、体がエビぞり状態になる。
助産師さんの指導で呼吸をし、体制を整える。
その最中に局部麻酔で会陰切開。

大きく息を吸う。
体を出来るだけ起こすようにして
吸えるだけ吸ったら、、、、、、
いきむ!!!!!!!!!!!!

ぶっちゃけ、、、、、、意識がぶっとぶかと思った。
意識が遠のきそうになる。。。。。
でもまだ出ない。
2回目のいきみで頭がでる。
それ以降、、、、、あまり記憶にありません。。。。(笑)
そして、、、、次に覚えてるのは、子供が出る感覚が分かったこと。
その数秒後、大きなドスの効いた泣き声が聞こえた。
A先生が「生まれたよ~!!!」って言ってくれる。

は~、、、、、、、、、
終わった。。。。。出た。。。。。。。。
脱力。
生まれたてのチビ子をお腹の上で見せてもらった。
ふにゃふにゃにふやけて、しわくちゃになった
頭のとんがったサルだった(笑)。
でも、超感動した。
妊娠してよかった~って心から思った。

だけど、、、だけど、、、、、
もう一人はいらねーーーってこの瞬間は思った(笑)。

**********
出産って、ほんとしんどくて、大変で
とんでもないこと自分でやったな~って今になって思う。
だけど、生んでよかったってそれ以上に思う。
今、チビ子が愛しくてしかたない。
愛しさが負けてしまうしんどさなんて無いって思う。
チビ子を守っていかないとって心から思う。
そんな毎日。。。。。