パリ→ローマ旅行
2005.11.2最終日。
今日は昼過ぎのフィウミチーノ発(AF)ドゴール経由(AF・JAL)名古屋行き
です。
テルミニ→空港は前日にレオナルドエクスプレスのチケットを購入。
カード決済で簡単に買えました。窓口は旅行者でごった返していたので
券売機で買うことをお勧めします。表記はトラベル英語程度で理解OKでした。
朝もやの中、最後のローマの町を少しぶらぶら。
実は「ヴィットリオエマヌエーレ2世記念堂」を近くでじっくり見て
いなかったので、ちょっと冒険心でバスに乗って行ってきました。
ところが・・・・・ここのバス乗り場がまたわかりにくい。
帰りにテルミニ行きのバスがどこから出ていてどれに乗るのか
まったく見当がつかない・・・オロオロ(゜ロ゜;))((;゜ロ゜)オロオロ
おまけに道はロータリーで入り組んでいて、向こうに渡るのも難しい。
頼みの警察官の兄ちゃんも「英語わっかりませ~ん」って感じで
お手上げ。
結局バスを乗り間違え、あやうく電車の時間に遅れそうになりました。
変な汗かいちゃったよ(´Д`|||)
空港では、うわさどおりの長蛇の列。
チェックインにかなり時間がかかるといううわさはうそじゃなかった。
しかも、自分の番がきたら係員のおねーさんがなにやら電話で
いろんなところと話している。
どうやらローマ→パリの券は発券できるが、パリ→名古屋の
AFの発券はできないとの事。詳細はドゴールの係員に聞いてくれ
とのこと。
「ダブルブッキングか??」とか「おっアップグレードか?」
とか色々期待しながらドゴールへ。
ドゴールについたら予想通り
「事前に指定いただいた席があいにくご用意できませんで・・・・」
と「ビジネスクラス」へアップグレード。
いやいや、喜んでお受けいたしますよ。
海外旅行○回目、やっと念願の無償アップグレードを受ける
事ができました。
察するに、オンライン購入したときに指定した席が団体予約に
ぶつかってしまったのかなんだかだと思うが、とりあえず
ビジネスクラス。
しかもJALとのコードシェアなので機体はJAL。サービスもJAL。
至れり尽くせりでした。最近若干不安ですが・・・日本語のサービスというのはやっぱ良い。
ちなみにアップグレードの話の前にカウンターの係員が
一回外に出てきて、ひととおり我々の持ち物や身なり、靴
などを確認していました。やはり、「いちおう最低限の基準」
があるのでしょうか?
当然ラウンジも使えるので、ビジネス用のラウンジで出発まで休憩。
免税店もゆっくり見て、有意義に出発まで過ごすことができました。
しかし、免税店の日本人団体ははずかしかった・・・。
なんかおじちゃんおばちゃんの団体だったけど、1万円札ぴらぴらさせて
「これここで使えんか??」 (思いっきり日本語)
とか
「なんでチーズがもう1つしか残ってないんじゃ、奥からもってこい」
とか、まったく恥ずかしい言動連発で、なんか肩身が狭かったです
添乗員さんも大変そう。
こういう人たちが日本で「おらエッフェル塔見て来ただ」とか言ってるんだから
大変なもんです(゜Д゜)ハァ?
機内の映画も「チャーリーとチョコレート工場」「電車男」「亡国のイージス」と
内容大満足。料理のメニューも「本」になっている。驚き。
飛行機の中でフォアグラが食べれるとは思わんかった。
ワインもプラスチックではなくグラスで飲めるし。
そういえばオーロラも見えました。
通路をトイレに行こうと歩いていたらアテンダントが教えてくれた。
光のカーテンって感じじゃなかったけど、「あれがそうなんだ」
って感じできれいでした。アテンダントが言うんだからきっと本物だったでしょう。
最後に大きなサプライズがありましたが、無事セントレアに到着。
こうして2005パリ→ローマ旅行は幕を閉じたのでした。
記念に、もう二度とないと思うので、スーツケースに付いていた
荷物出し優先の札も取っときました。
ローマ3日目。本日は諸聖人の日で休日らしいです。
朝から雨。
折畳み傘をもってとりあえずホテル近くの
「サンタマリア・マッジョーレ大聖堂」へ。
朝から肌寒く、みなさんちょっと寒そう。
何ヶ所か教会に行ったのですが、どこもやはり荘厳で、
何か見る価値のあるものが必ず有り、こういう言い方は
不謹慎ですが、教会に「ハズレ」はないと思います。
ところでローマって雨が降るとどこからともなく
かさ売りが大量発生しません??
両手いっぱいに傘もってさ、わらわらどっかから出てくる。
どこからそんなに出てきたのか、10m置きくらいに立ってる。
「アンブレラ??」 Σ(・ω・ノ)ノ
って、突然ボソっと声かけんなよ。
しかも結構観光客が買ってるので、商売成り立っているのか、
ありゃローマ名物だね。
ちなみにこのかさ集団、雨じゃない時はなんか変なマスコット
売ってました。
その後フォロロマーノまで当然歩き、パラティーノの丘
にも行きました。
ここは、結構省略する人もいるみたいですが、景色もよく、落ち着いていて
お勧めです。
ちなみに、これもやはりネットで仕入れた情報ですが、コロッセオはチケット
購入にかなり並びますが、チケットはこのパラティーノの丘と共通券で、
パラティーノの丘の方のチケット売り場はまったくガラガラでした。
ぜひチケットはこちらで購入されることをお勧めします。
その後 真実の口→コロッセオへ
真実の口には昼過ぎに行ったのですが、な~んと
長蛇の列 (! ̄д ̄)えぇぇぇ
結局、手を突っ込むまでに30分待ち。
しかし、真実の口もあんなに手を口に突っ込まれたら
吐きそうにならないのでしょうか??
しかも並んでいるとき目の前のカップルが
いちゃいちゃいちゃいちゃ、あの辺では珍しくないですが、
目も前30cmくらいでやられると、かなり
アワワ ヽ(□ ̄ヽ))...((ノ ̄□)ノ アワワ で目のやり場に・・・
コロッセオは、うちの奥さんは感動してましたが、
意外と小さくて、僕としてはもう少し迫力を期待していたのですが・・・。
そういえば、この間メトロを移動に使ったのですが、たまに上りと下りのホーム
の入り口が違う駅があります。
ホームに着いたら あれ?向こうにいけない・・・って事もありましたので
注意しましょう。
コロッセオからテルミニ駅に戻って、今度はトレビの泉へ。
3日目、結構ハードに動き回ってます。
その後パンテオンに行ったら閉まってました。
休日は、閉館時間が異様に早いようです。
皆さん扉の隙間から中をのぞいてました。
時間が余ってしまい、ローマストアとか、いろいろ町を
ぶらぶら歩くことにしました。
トレビの泉→パンテオンの間は、なんか狭い路地を
歩いたのですが、面白そうな雑貨屋さんがあり、
かなり楽しめました。
その後またフェラーリショップやスペイン階段を通り
ホテルへ。荷造りもあり、早めの帰着です。
スーパーに寄って、チーズ類を購入。
ペコリーノチーズが安い(3~6ユーロ)。
ワインが安い(2~3ユーロ)。
パスタが安い(~1ユーロ)。
こりゃたまりませんな('''´д`''')ゝ
惜しげもなく購入です。
イタリアへ行く方はチーズ持ち帰り用に、匂いのもれそうもない
ビニール袋を何枚かもって行くとよいでしょう。
帰国日もしくは前日に買えば、カマンベールやモツァレラとかじゃなければ
持ち帰れると思います。
あとバルサミコ酢なんかも安いし、塗るチーズなんかも珍しくて良いです。
今、一番重宝しているのが、最近日本のスーパーや食材店でも見ますが、
スプレーパンナ、いわゆるスプレー缶入り生クリームです。
好きな時に好きなだけスプレーして使えるので、泡立ての必要もないし、
余ることもありません。イタリアだけじゃなく、日本でも見かけたら
お勧めです。
晩御飯はホテル近くのピッツェリアへ。
カプレーゼとカルボナーラとリゾット。
カプレーゼのトマトが・・・このデカさは・・・(つд⊂)ゴシゴシ 巨大だった。
隣に居合わせた親切な老夫婦と心温まる交流をしました。
3日目は歩き回り、必死で見て回ったので写真もあまりなく、終了。
明日はサプライズの4日目。
つづきはその5で。
10月31日 ローマ滞在2日目。
今日はバチカンへ行くことに。目的はもちろん「バチカン美術館」。
事前の情報によると、ここもフランスのヴェルサイユ同様、朝一番が
必須条件らしい。
ちなみに、「Mille maci」さんは、今回ローマに行く際にかなり参考にさせていただいた
サイトです。リンクフリーだそうなので貼っておきます。
それで、朝9:00の開館をめざしてホテルを出て、バスの40番線に飛び乗り一路バチカンへ。
バスは通常海外に行くと大体一日パスとか買ってしまうけど、今回、ローマの町は意外と歩いて回れそうなので、ホテルで1回券を複数枚購入。これが吉と出るか凶とでるか。
バスに乗るとまず検札機にチケットを通すのですが、みんなパスを持っているからか誰一人通す人がいない。観光客らしき人もまったく使っていない。
(みんなちゃんとチケットもってるの??)
人ごみのなか券を通すと、なかなか認識してくれない。周りの人は
「なにやってんだ?この東洋人は」みたいな目で・・・。
少し意識しすぎだけど。
それで美術館とは少し離れたところが終点で下車。
40番線は「特急」らしく、スピードが確かに特急でした。
美術館の方(と思われる)方に歩いていくと、いるわいるわ、
城壁に沿ってリゾルジメント広場の隅までつながってました。
それもそのはず。翌日は諸聖人の日で休み。前日は10月の最終日曜で
開館時間が短かったらしく、イタリア中の観光客が今日を狙ってたって感じです。
↓並び始めて1時間くらいしたところ。まだ半分も来ていない。
これから行く人で、不運にもこんな行列になってしまった人は、
この行列沿いの道むかいにおいしいジェラート屋さんがありました。
(写真で言うと目の前の建物の右側面側、
この写真はレオーネ4世通りの城壁を背に西を向いて撮ったもの)
交代で並んで買いにいくとよいでしょう。安くておすすめ。
僕らが買いに行って食べてたらみんな買いに行ってこちらも行列になっていました。
結局入場できたのが11時近く。2時間並びました。
入ってしまえばチケット等の購入は簡単なんだけど、結局ヴェルサイユと一緒で
荷物チェックの行列でした。
中の説明はガイドブック等の方が詳細なので省略。
意外に良かったのが、バチカンからの景色。特にラオコーンがある
庭を背に西側の部屋から見た景色は最高。
目の前にサンタンジェロ城、ローマの町を一望できます。
あと気になったのはシスティーナ礼拝堂の「Si~!」って言う守衛さん。
「静かに~」なんて言ってるけど、とにかくすごい人の数だから、一度はみんな
黙ってもすぐにがやがやしちゃう。
人数制限とか時間制限とかしたほうが良さそうだけど・・・。
神聖な場所なんだからやっぱりみんなマナーは守って見たいなあ。
バチカンを足早に見て(といってもたっぷり2時間)、サンピエトロ大聖堂へ。
途中でサンドイッチを買い、かぶりつきながら広場で休憩。
さすがキリスト教の総本山。格がちがいますな。
中も荘厳、壮大。
ピエタもばっちり見ました。
あんまり美術には詳しくないですが、表情がリアルで、最高傑作と
言われるだけはあると思われます。
その後月曜お休みだったサンタンジェロ城の前を通って、フェラーリショップへ。
ローマに行ったことのある人は「ん??」と思われたかも知れませんが、
基本的にけちけち旅行の僕らは、
このくらいの距離はデフォルトで歩きます。
もちろんその後はコンドッティ通りを通ってスペイン広場まで歩きました。
歩けない距離じゃありません。
名古屋で言えば栄から名駅まで歩くくらいなもんです。
↓スペイン階段からの眺め
スリで有名なスペイン階段も、人は多かったですがスリには会いませんでした。
そしてメトロでホテルに帰り、夕食まで休憩と近くのスーパーで
お土産用の食材探し。
今回はお土産はパスタ(べただなぁ)で攻めてみる。
毎回海外に行くとこの地元スーパーめぐりが結構楽しみ。
今回はホットスパーの仲間とおもわれる「DE SPAR」なるものが
ホテルの目の前にあり、3日間お世話になりました。
夕飯は「○球のアルキカタ」にも載っている「パスタリート・ピッツェリート」
に行き文字通りパスタとピザを注文。
日本人も多かったのですが、まあ雰囲気も味も我々のような
イタリアビギナーには良いと思いました。
ここで初めて食べたオルキエッティがなかなか食感が良く、
次の日スーパーで探してお土産にしました。
ホテルからテルミニ駅までは徒歩で15分くらいなんですが、途中に
お店も色々あり、暗くなるとちょっと怖い感じもしますが、ちょっとした
サッカーショップとかあって見て回るのが楽しかったです。
歩きつかれたためにこの日もさっさと就寝。
うっ、足の指の付け根が痛くなってきた・・・・ってな感じで
ローマ2日目終了です。
続きはその4で。