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RYOKO-ポジティブソロ活ブログ

私➕3人の野球息子たちと自由をテーマに生きてます
ゆるくのんびり生きる道

決められない夫の話

2025-04-03 08:49:26 | 生き方

離婚と現実vol.4

決められない夫の話

私は離婚経験者
離婚した私について振り返る
離婚を選んだ事、経験した事へ後悔はない
離婚後に見えてきた人としての生き方を見直したい

今思い返すと結婚前からだった
二人で相談して決定していく事が理想だった
結婚式も婚姻届も結婚後の住まいも
元夫は決められない人だった

お付き合いの頃から
何となく決める主導権はほぼ私だった
元夫は私と結婚を決めるかどうかも迷っていたように思う
しかし結婚の話が進んだ
話が進むと夫の家族が出てくるようになった
後継息子の家のあるあるな状況だと今になって思う
若かりしの自分には全く理解できなかった
ますます夫は自分の意見を言わなくなった
ある日自分の意見についてどう思っているか聞いてみた

自分が決めなくても周りが決めてくれる方が
楽だと言った
自分で決めることを知らない人だったとその時に知った
私は違和感を持ちながらも元夫の家族と上手くやろうと思っていた
夫家族は可愛い息子を手放したくない姿に見えていた
夫もわかっていた
周りが決めていくことに対しても何の違和感もなかった
やってくれるからいいだろう
たとえ自分の思う事があっても
逆らうこともない元夫
自由でもなく束縛でもなく流されていく元夫の姿を
度々見るようになる私は大家族とはこういったものなのかと
疑問を持ち始めた

夫も甘いと思ったが
私も考えが浅はかだったと夫婦生活への気持ちが冷めていく
結婚生活はどうにかなるものではない
どうにかしていくものだから
結婚式は二人で家庭を築いていきましょうと言う意味だと思っていた
仮に夫の家族が何も言わない人たちだったとしても
夫婦として離婚への結論になっていたかもしれない



お前の好きなようにしたらいいよ
一見優しい言葉に聞こえるが
実はそうではなく自分の意見がない意味だと知る
あの時お前がこうしたいって言うからと
後になって言われる事が多くなった

私はどうしたいと聞かれたら
こうしたいと言う
私の意見を言うことが
トラブルの元になっていくことに気がついた
結婚て何、夫婦って何
私の疑問が上乗せされていく

しかし自分たちの子供がいてくれる
私には子供たちが救いの毎日だった
夫婦から親になる、家族を作り始める
私は夫に父親になって欲しかった
跡取り息子としての役割はわかっていた
夫家族に大事に育ててもらった人だから
子供たちの父親としての跡取りさんになって欲しかった

親に大事に育ててもらったのは私も同じ
私たちの子供たちも大事に育てる義務がある
家族を作るには決め事も夫婦で結論出したかった

しかしそうはならなかった
元夫は跡取り息子の割合の方が大きく楽な方へ流れていった
私の存在も意見もスルーになる
元夫に父親になってもらいたい気持ちが大きくなり
その重圧の方が夫には負担になっていたのかもしれない
夫は意見を言わない人のまま年月がすぎる
同居していた夫家族と私の溝は深くなるばかりで
放置の結果、不満がぶつかりトラブルへ発展し
別居生活へ発展する

別居生活始めた頃、数回話し合った
夫の意見は親に謝って欲しいと言った
夫の意見が初めてなぐらいだった
同居の難しさを知った私は夫婦の思いが同じでない事
今回謝ったとしてもまた同じことが起きる事が目に見えていた
そのことを夫に伝えると夫はお前の好きにしたらいいと言った
夫はその問題から背くようになった
そして十数年が過ぎた
期間が経ちすぎて夫婦だけで会うことも話し合う事も不可能だと
思っていた矢先に別居生活費等が途絶え離婚へ向かうきっかけになった
私は離婚へ向かう覚悟はできていた
子供たちを育てる親として
夫婦の決め事は最終的に裁判所で決めた離婚になった

元夫は離婚決定まで自分の意見を言わないと
決めていたのかもしれない
そのおかげで私は子供たちと
自分の思う家族を作れているのかもしれない




元夫は子供たちに会わない父親としての覚悟を貫いたが
現在も子供たちには父親の姿は薄く残っている
離婚して夫婦としては終わっているが
養育費の終了が近づく年齢になる子供たちの父親は
終わってはいないと思っている
子供たちに父親の記憶がある
離婚家族の複雑な思いは今も続いている
未来のある子供たちが同じ思いをしないように
夫婦や家族の大切さを伝えていきたいと思っている

別居、離婚から学んだ事、気づいた事
いろんな生き方あっていい
自分で自分を育てる時間は続く
人生を自分で選択する、作っていく
自分を大切にしようと思う





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