オービス撮影３７回！ 速度超過のバイク摘発 大阪府警

2013.3.8 17:58
　大阪府内の国道で制限速度を４０キロオーバーしてバイクを運転したとして、大阪府警交通指導課は８日、道交法違反（速度超過）容疑で飲食店店員、古川優二容疑者（２１）＝箕面市西小路＝を現行犯逮捕した。


バイクゆえナンバー写らず…執念の張り込み


　府警によると、現場の国道に設置された速度違反取り締まり装置（オービス）に昨年３月以降、古川容疑者が運転しているとみられるスピード違反のバイクが計３７回撮影されていた。

　前方にナンバーが付いておらず運転手を特定できなかったため、深夜から早朝にかけて警察官がオービス直近で待機。１０回目の張り込みで、猛スピードで走る古川容疑者のバイクを肉眼で確認、１キロ先に設置した検問所で現行犯逮捕した。

　逮捕容疑は８日午前３時４０分ごろ、豊中市新千里南町の国道（通称・新御堂筋）で、６０キロの制限速度を大幅に超過した１００キロ以上のスピードでバイクを走らせたとしている。

　古川容疑者は職場からの帰宅途中で「早く家に帰って眠りたかった」と容疑を認めている。