
相場よりもリーズナブルな値段だったので、ベトナム製の黒檀の木刀をネットで購入した。
重さも900gほどでなかなか良いカンジ。

しかし... 画像の通り、柄の握りが太すぎる。
光沢仕上げも効きすぎてて、素振りしているとその重さとも相まって、ツルンと手からスッポ抜けそうになる。
柄の断面も楕円形じゃなく、握り部分の太さもカタチも、ほぼゴルフクラブのを真似たみたい。。
なので素振りしやすいように削ることにした。


まず木刀の柄部を握りやすいように削っていく。
削っていてわかったことは、材質は黒檀でも縞黒檀らしいということ。
黒い塗料でさらに仕上げてあるカンジです。
ま、値段が値段なので文句はありません。
こころおきなくカスタマイズできるというものです。
オーストレッグ革を巻いて作られた高級ゴルフクラブにヒントを得て、柄巻きを自作することにしました。

ダチョウの足の革であるオーストレッグ革もネットで購入。
こうして見ると恐竜の足の革のようです。

握り部にあわせて革のサイズを計り切り出す。

ポンチで縫う穴をあらかじめ空けていく。


革を張り合わせる位置に強力な両面テープを貼り当りをつける。


革縫い用の針二本を使って蝋引きした黒糸で縫い合わせていく。


端を茶の太めの綿糸で絞り上げるように巻く。

↑もう一つ...緑の革で柄巻きしたものは、手の内の稽古用に自作したもの。
投げ釣り用の鉛のおもり100gを6個、テグスとゴムで固定してあります。
今回の黒檀木刀といっしょに柄部分に革貼りをしてみました。

全体はこんな感じに仕上がりました。
素振りしていても手に吸い付くような握り心地で満足、満足♪