10月末多くの障害者が上京する。自立支援法廃止のあと本質的な障害者の地域生活の公的保障がどう制度設計されるのか声を上げるためだ。JDF(日本障害者フォーラム)の元に多くの障害者団体は結集する。いや結集しているはずだ・・10月29日日比谷公園
毎年10月の末に自立支援法に反対する集会が続けられてきた。昨年は長妻大臣が「謝罪と現行支援法の廃止」を会場で宣言した。本日10月29日今年も日比谷に多くの障害者が集まる。制度改革とりわけ新しい総合福祉法に関する期待は大きい、同時に現場からの急激な変化に関する不安が抵抗勢力になっていることも確かだ。地道な議論が本質的に必要だ。
差別を地域からなくすために地道に活動する。という切り口で考えると地域で生きる姿を実際に見せることが一番だ。、しかし、赤ん坊が生まれたら五体満足と喜んだり、わけもわからず障がい者を拒否したり、怖がったりする地域社会が現に存在します。おそらく存在しないと思っている人はいない。一方で成熟した社会や正義感あふれる社会、犠牲的精神や平等観に根拠をもって解放運動や社会変革を目指す人たちがいるにもかかわらずだ。はっきりいって差別はなくならない。何が差別なんだと意見が微妙に分かれたり、自由なあらゆる活動は障がい者にことさら触れることなくあっていい。という意見もある。どう思います?いやどう生きる?と自分に問いかけるところから始まります。
滋賀の制度改革地域フォーラムは内閣府の主催で11月の9日火曜日に決定した。午後から草津の長寿社会福祉センターで開催される。う~どんな内容になるかが楽しみだ。岡山の友人の話によると11月11日ということで岡山は決定された。という・・・しかしこの地域フォーラムの役割は大枠のところで国際的な権利条約批准にどこまで接近できるかということと、自立支援法廃止のあとの制度設計で、すべてを包括する期待感や細部にわたる検証という意味ではまだまだ時間を必要としているのだ。
そんな中で地に付いた立場、地域実践の中から、切り捨ててはいけない地域生活のネットワークからおもしろ講演をの依頼を受けた。10月の16日岡山でのお話です。土曜日の夜18時から20時45分まで福祉交流プラザ旭東が会場だ。ご参集あれ・・・・
そんな中で地に付いた立場、地域実践の中から、切り捨ててはいけない地域生活のネットワークからおもしろ講演をの依頼を受けた。10月の16日岡山でのお話です。土曜日の夜18時から20時45分まで福祉交流プラザ旭東が会場だ。ご参集あれ・・・・
見学者があって就労の現場を案内すると「まあうちではこれはやれないわ・・・」という答えが返ってくる。実はすごいノウハウがあるわけではなく淡々と積み上げてきた結果が現在の到達点なのだ。確かに10月1日は最低賃金の改定が発表されてビクビクものだし、ゆっくりの支援とは掛け声ばかりで品質管理や納期に追われイライラの毎日だ。ただ自主製品や自主販売事業から手を引いたところから、地元企業とのコラボレーションの展開へと順調な移行が幸いだった。運がいいと言える。理解を示す企業との出会いが一番であって、理念優先の展開にはおのずと限界が生まれる。現場が疲弊しないように気をつけねばと思う・・・