NPO法人POSSE(ポッセ) blog

3/8(日)、14(土)「長時間労働・過労死相談ホットライン」を開催します

 大切な家族が、ある日突然、脳・心臓疾患で亡くなったり、精神疾患から自死に至ってしまうという痛ましい出来事は、長時間労働やパワハラなどの過酷な業務による過労死や過労自死である可能性があります。しかしながら、残された家族が労災申請をして、労災認定を受けようとしても、労働実態の立証やそのための証拠集めなど、非常に高いハードルがあります。

 近年、「働き方改革」が叫ばれて久しいですが、長時間労働におわれ、過労死・過労自死されてしまう労働者は数多く存在します。厚生労働省が2018年に実施した重点監督では対象企業の約3割で違法な時間外労働がありました。そして、脳・心臓疾患や精神障害で労災認定を受けた過労死・過労自殺は、2018年で158件と、高止まりとなっています。さらに、この件数には表れない、労災認定のハードルゆえに労災申請や認定がされていない過労死・過労自死が数多くあると考えられます。
 
 過労死・過労自死の問題を解決するためには、過労死遺族から相談を受け付け、過労死の責任を企業に取らせていく活動や、長時間労働などの過酷な環境で働く労働者からの相談を受けて病気や死に至る前に問題解決をしていく活動が重要です。
 そこで、私たちはこの度、「長時間労働・過労死相談ホットライン」を行うことにしました。この相談ホットラインでは、過労死・過労自死に関するご相談、現在、長時間労働に悩んでいる労働者やご家族からの相談を受け付けます。
 家族が突然亡くなり、過労死ではないかとお考えの方や、働き方の問題でお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。専門の労働相談員がお話をお伺いし、問題点の整理や対処方法についてアドバイスをいたします。通話料・相談は無料で、秘密は厳守します。

【ホットライン開催概要】
日時:3月8日(日)、14日(土)13時~17時
電話番号:0120-987-215(通話料・相談料無料、秘密厳守)
主催:NPO法人POSSE
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