#本当は怖い漢字 新着一覧
最終回 『本当は怖い漢字』から学ぶ『権力と民との怖ろしい関係』― 記 ―
第68回『本当は怖い漢字』から学ぶ『権力と民との怖ろしい関係』―監獄―臥は、人が臥して下方を視る形を表わす水鏡、獄は神に詛盟することを意味しています。
第68回『本当は怖い漢字』から学ぶ『権力と民との怖ろしい関係』―冤罪―冤は、兔(うさぎ)が、冂(境界)のうちに捕らえ、逸脱(逃げること)することができない状態を表わしている
第67回『本当は怖い漢字』から学ぶ『権力と民との怖ろしい関係』―罪刑―罪は、〈鼻に墨刑(犯罪者の鼻に入墨)を加えることを意味し、刑は首枷を加え、刀を加えて罰する意味。
第66回『本当は怖い漢字』から学ぶ『権力と民との怖ろしい関係』―証拠―証は、もともとは、徴(ちょう)の読み方に通ずる文字、拠は、「杖に拠る」ということから、依拠することを意味し、拠有することをいう。
第65回『本当は怖い漢字』から学ぶ「権力と民との怖ろしい関係』―法廷―法は、神判に用いる神羊で獬廌と呼ばれる獣の形を表わし、廷は、土主を囲んで鬯酒を加える儀礼の場を示し、廟所の中廷を表わす。
第64回『本当は怖い漢字』から学ぶ『権力と民との怖ろしい関係』―自白―自は、「鼻」の形を表わして、白は「頭顱(とうろ)」の白骨化した「されこうべ」を示す。
第63回『本当は怖い漢字』から学ぶ「権力と民との怖ろしい関係」―拷問―拷は、考(こう)と読み、身体を打って取り調べること。問は〈門(もん)と口〉を組み合わせた文字で、祈って神意を問うこと。
第62回『本当は怖い漢字』から学ぶ「権力と民との怖ろしい関係」―拘置拘禁―「拘は、句(こう)と読み、拘引することを意味し、置は、直(ちょく)と読み、植えるという意味がある
第61回『本当は怖い漢字』から学ぶ「権力と民との怖ろしい関係」―接見禁止―「接」の「妾(しょう)」は、〈辛(しん)と女〉を組み合わせた文字。辛は、入墨に用いる針を示し、罪ある者は、これで入墨をする
第60回『本当は怖い漢字』から学ぶ「権力と民との怖ろしい関係」―令状―「令」は、令は、礼冠をつけて、跪いて神意を聞く人の形を表わし、「状」は現状や将来の予想を意味し、状態の経過について報告を求めること