ポプラ日記

劇団員が日々の出来事を記録します。

静岡県裾野市にて

2011年11月15日 | 日記
富士山の麓、裾野市で火垂るの墓を公演しました。

公演当日、残念ながら富士山を拝むことは出来ませんでした。
地方公演の為に東名高速を通る時、たまに見る事が出来ます(^O^)
とても綺麗です!

戦時中の富士山はどうだったのでしょうか?
見た人に安らぎを与えたのかも知れません。
または、戦地で亡くなった身内や大切な人を思い出させたのかも知れません。

清太の父親は大切な家族を残して、どんな気持ちで戦地に向かったのでしょうか?
まだ幼い節子ちゃんは寂しかったに違いないでしょう。

そんな寂しい気持ちを一瞬でも忘れさせたのが、ドロップの様な甘いお菓子だったのでしょうね。
今では、簡単に手に入ります。
故に、ささいな事で幸せを感じにくい時代になったのではないでしょうか?

こうして見てくださるお客様が居て、私達が舞台に立てるのも、日本が平和だからこそですね。