まいにちスクラップブッキング

鉄道と季節の花木をたいせつに

土器をつくる

2020-02-22 16:06:23 | 日記
日本三大遺跡の一つ 平出遺跡
塩尻市の一大観光地 
世界最古からある貴重品が地下に眠り
県宝が平出博物館に飾られている

お宝が並ぶ 市内最大の観光地 なんですが
某テーマパークのように
通年で人気のある観光地ではない感じがする
現在2月なので寒いことを申し添える


駐車場 広い
遺跡は公園になっており 広い
竪穴住居には家具がないので 広い
博物館も 人の気配が感じられない 広い
裏山が古墳とのこと 行かなくていい
どこにいても
縄文時代が体感できる
古代歴史好きにはたまらない 
無限に広がる想像力
感染症とは無縁な空間の広さがある
現在2月なので草花は伸びていないことを申し添える
隣のブドウ畑も幹だけである

土器はガイダンス棟で体験製作できる


入口も広く きれいな建物


体験は専用のお部屋で


今回は右側に袋に入っている200gの土で
左側の見本ぐらいの大きさの土器を目指して作る


土台の土の上に 大人の指ほどの太さの土紐を
一段づつ 載せてはなじませる


仕上がりイメージを持って作ってくださいとのこと


仕上がりイメージは こんなかんじ


できあがったのはこんなかんじ


小学生の皆さんがクラス単位で体験に訪れる
織物、勾玉製作、弓矢飛ばし、火おこしなど
土器の他にもいろいろできる
家族でそれぞれが楽しいものを、体験していく 
とがり石遺跡でも土器製作体験があるようだが
平出遺跡のほうがのんびりゆったり過ごせるとのこと


それにしても、今年は土器体験が多いとのこと
NHKの連続テレビ小説の影響か?

土器に戻る
太くしていきながら細くするのは難しく
均一な厚みのままなじませるのも難しく
模様をつけるとかたちがゆがんでしまいそうで難しく
模様の配置にセンスがないので難しく
最終的には
仕上がりイメージとは違うものに仕上がった


いわゆる土器と呼ばれるものを作るのは非常に難しいということがわかる
花瓶サイズは、乾かしながら数日かかって作るとのこと
基本技術のほかにセンスもあるとなおよかった


しかし良いところもある
何度なでてもいい
途中でやり直してもいい
土の乾燥具合はそんなに気にしなくていい
好きなだけ模様をつけていい
好きな形にしていい
自由度が高いような気もする

2週間乾燥した後、焼いてから連絡します
3月になれば水仙(が植えてあれば)が咲いているかもしれない
梅(の木があれば)も咲いているかもしれない
連絡を楽しみに待つ



作品が並ぶ棚
お面も作ってみたいなあ
大きな土器なら もうちょっと何とかなったかも
夢は膨らむ


館内にある、展示作品を見せてもらった
信じられない 
均一な厚みなのに模様がくっきり
円がゆがんでいない 直線になっている
模様が立体 
ラインが曲がってない
驚きの連続 
あんなに難しかった土器を こんなにきれいに
大きな形で製作できるとは
恐れ入ります


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