案ずるより…。

散々悩んだ案件は、嘘のように解決し。悩む必要はなかったのか、悩んだからこそ選んだこの道だったのか。

『羅生門』（1950年）

一つの事実に四つの証言。嘘をつくのが人間。何を疑い何を信じるか。三船多襄丸ぶん回し剣法危なすぎ。

乗り越えるべき壁か、避けて通るべきトラップか。

本能は「回避せよ」と警鐘を鳴らすが、今まで費やしたものと将来を無にせぬ為「耐えるべき」と理性が諭す。

過剰包装、過剰装飾。

中身は減ってゴミばかり買わされるご時世。こういう事に無頓着な企業は、いくら良い商品を作っても幻滅。

「君たちに私の憎しみはあげない」テロに妻を奪われた男性の言葉。

武器を握るより余程強い意志。平和を望む者は暴力で返さない。頭で理解しても、自分はそう思えるだろうか。

同じ空の下。

自分の生活を守りながら、どれだけ世界の出来事に関わっていけるのか、いけばいいのか、いくべきなのか。

『イキガミ』（2008年）

悪法を刷り込む国家、洗脳される国民の怖さ。死を宣告された若者の、最期の一日の生き様。コマツナに泣。

パリ同時テロ。

命の重みが失われる世の中。暴力は暴力しか生まず、報復は報復を呼ぶだけ。どうすれば断ち切れるのか。

気持ちの切り替え、気持ちの継続。

メインの予定が終わって、ちょっと気が緩んでいる。次の大きな予定まで２週間ない。もっと先まで見据えて。

紅葉。

気づけば、木々の葉が美しいグラデージョンに色づいて。時間の檻から抜け出し、紅葉を愛でに出掛けたい。