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めいぷるアッシュEnnyの日々是好日

ダンス・ダンス・ダンス (上)

1988年10月 刊


40歳前に寒い冬のローマでハワイを思い浮かべ書き始めてロンドンで完成させたと『遠い太鼓』(紀行文)にある。  

「遠い太鼓」本文より
「セント・ジョンズ・ウッズにあるステュディオ・タイプの部屋。狭いし、ベットは折り畳んで壁に仕舞い込むタイプのものだが、場所がいいし、明るい。地下鉄の駅、リージェント公園にも近い。どうせ一人暮らしなんだから狭くてもいいやと思って、ここに決める。四階の65号室である。窓の外はアビーロード。
僕はこの部屋で『ダンス・ダンス・ダンス』という長編小説を書きあげた。」


数ページ読んだ夜、『羊をめぐる冒険』と同じように夢を見た。それは長い間大学の授業に行っていなくて、事務方が卒業できないと、知り合いに漏らしたいた。
自分は学生課に行こうとするが何処にあるか分からず学内を歩き回る、演劇部の人間に入部しろと追いかけられ、その追跡から逃れたりする。
ずっと下宿にも帰っていないのでその鍵も何処にあるかわからない。夢は漠然として広がって行く。

『ダンス・ダンス・ダンス』も『羊をめぐる冒険』も夢を見させてくれた、変な夢だけど青春の酸っぱさが沢山詰まっている夢だ。


まだ数ページしか読んでいないのに夢を見させてくれるなんて!!!


THE SQUARE

この夢にはアルバムの「CRY FOR THE MOON」がしっくりくる。


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