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Polaris for You

Sangwoo社長の起業日記

ダイバーシティー

2007-11-28 22:01:37 | お仕事
最近よく耳にする「ダイバーシティー(多様性)」という言葉。
「災害に強い町づくり」とか「強い会社」と言ったときに
よく引用されるキーワードのひとつ。

最近、つくづくこのダイバーシティーの強さを実感しています。

今期も第3コーナーを回る時期に差しかかり、いろいろな仕事が入ってきました。
研究補助という分野は、本当にいろいろな種類の仕事が発生します。
翻訳だったり、作図だったり、サイト構築だったり、データ入力だったり・・・

1人の人間ができることなんて知れています。
でも、何か一つ強味や得意分野を持った人が、それもいろんな種類の人が集まると、いろんなことができます。

それを実感し、助けられた秋でした。

楽しんでお仕事を引受けて下さった全ての人たちに心から感謝します

困った時の・・・

2007-11-22 22:13:28 | お仕事
大学院時代のゼミの先輩Bさんは、現在某大学の先生。
いつもメールで連絡を取り合っているBさんから、電話がかかってきました。

元々ビジネスマンだったBさんは、いつも紳士的で、腰が低く、
決して相手に無理を言ったり偉ぶったりしない人。

そのBさんが、いつものように低いところから
「助けていただくことはできますでしょうか・・・」と切り出されました。

11月にもなると、アンケート調査やインタビューなどを終えて、分析に入る先生が急増されます。
Bさんも、その件でお電話をしてこられました。

限られた時間と予算。
一から十まで説明をしなくてもすむ人。
・・・そして思い出してくださったのが私の会社でした。

会社を立ち上げた時に、
「応援しますので、できることがあったらなんでも言って下さい。」
と言って下さったのはBさんでした。

結局、こちらからお願いすることは何もありませんでしたが、困った時に思い浮かべていただいて、そして大事な仕事を任せて下さって、本当にありがたいことと思いました。

賢人?

2007-11-21 22:29:52 | お仕事
数年前、大学に出向して来られていた時に知り合った某シンクタンクのSさん。
今はシンクタンクに戻られましたが、その後も出版物やイベントのご案内などを、こまめに送ってくださいます。

そのシンクタンクから、少し分厚い封筒が届きました。
開封してみると、私宛の手紙文と調査票と返信用封筒が。

よくあるアンケートの依頼かな・・と思いつつ、手紙文に目を通すと、
きちんと個別に宛名が書かれており、とても丁寧な依頼文でした。

20年以上の長期的なスパンで今後のグローバル社会の変遷や課題を問うもので、私のような青二才に回答できる代物ではありませんでしたが、こういうことを日常的に考えていかなければならない年齢、立場になったのだな・・・ということを知らされた出来事でした。

ちなみに、この調査は「日米中の賢人の方々」へ回答を依頼されているそうです。
「賢人」という言葉に尻込みしてしまいました。

Sさんのためにも、自分の勉強のためにも回答するのがよいと思うのですが、私のような浅学の身には、やはり荷が重過ぎる気がしています。

「損得でなく善悪」

2007-11-13 19:21:20 | お仕事
また発生。
某大学教授が架空取引で業者に1千万円をプールさせたという事件。
私的流用がないとのことですが、
やはり、やってはいけない事はやってはいけません。

こういう事件は、大学教授も業者も、双方が「悪いこと」だと分かっていて起こること。そう思うと、とても情けないことです。

もしかすると、立場の優劣という状況があったのかもしれません。
または、相手のためという間違った親切心があったのかもしれません。
単に、損得勘定しかなかったのかもしれません。

「すべてのことにおいて、損得で判断をせず、善悪で判断する」

やはり、これに限ります。

ちなみに、研究費の種類にもよりますが、大学で「年度内消化ができそうにない研究費」を次年度に持ち越すためには、膨大な労力が必要になります。
書類、書類、書類、書類・・・・。
研究の実態にそぐわないタイミングでの書類、書類、書類・・・・。
あれは見直すべきでしょう。
そうすれば、こういうプールして持ち越すような事件とか、年度末に要らないものをわざわざ買って研究費を消化するといったことは起こらなくなると思います。

育児と仕事~私たちにできること

2007-11-08 19:08:25 | お仕事
企業で働き続けながら子供を産んで育てている人ももちろん多くの苦労を経験されていることと思いますが、一旦企業を退職し、育児をしながら新たな仕事を探すことがどれほど大変かということを、最近いろいろな人の話から感じます。

育児中の就職活動。
子供を保育所に預けて就職活動をしたいと思っても、希望する日時に一時保育が取れなかったり、会社の面接が突然決まって身動きが取れなかったり。

かといって、子供を保育所に入所させて、就職活動に専念することもできない。
就業証明がないと子供の入所は認めてもらえないから・・・。

仕事が決まるまでの間、どうしろと・・・
と絶望的なママも少なくない現実。

さて、私の会社は・・・、私は・・・何ができるのだろう。

社労士さん

2007-10-26 21:38:35 | お仕事
これまで、社労士さんのお世話になったことがなかったのですが、
どうしても相談しておきたいことが発生したので、
お世話になることにしました。

ふと思いついたのが、会社設立時からお世話になった税理士さん。
昨年、大阪の会計士事務所を退職し、実家の社労士事務所を手伝うため
社労士の資格をみごとに取得し、田舎に帰られたのでした。

さっそく連絡してみると、懐かしの声。
諸々の複雑な事情をお話ししたところ、あざやかに解決して下さいました。

思わず、「さすがプロですね!」と感嘆してしまいました。

おっとりしている方ですが、税理士時代から、
「なんでも尋ねて下さい。自分の担当外のことでも構いません。自分も勉強になるので」
という貪欲な方でした。

私も、「さすがプロですね!」と、思わず相手の口から漏れるような
仕事ができるよう頑張らなければ!と思ったのでした。


労働保険

2007-10-19 21:29:17 | お仕事
ご縁があってお手伝いしているNPOの労働保険加入手続きを行うため、
朝から労働基準監督署とハローワークをはしご。

外国人雇用を含み、かつ特殊事情を有するケースのため、
労基署で現状と今後の予定を正確に説明し、指導に沿って成立届を提出。
事情を考慮して、その場で保険番号を付与して下さいました。

その後、書類一式を持ってハローワークへ。
同じく複雑な状況を説明し、指導に沿って設置届を作成。

労基署もハローワークも、極めて親切・丁寧・分かりやすい対応でした。
社労士さんを立てないと乗り切れないかも・・・と覚悟していましたが、
対応して下さった方たちのおかげで、全て解決、片付きました。

もっとも、予想以上に時間を要し、午後から出席予定だった
「改正税法説明会」には間に合いませんでした。
楽しみにしていたので、残念

それにしても、本当に勉強になりました。機会に感謝。

社会保障協定

2007-10-18 22:15:40 | お仕事
日本で働く外国人、外国で働く日本人が増えています。

自国で社会保険に加入しているのに、就労先の国でもその国の社会保険に加入するという「二重加入」を避けるため、また、相互の国での加入期間の通算を保障するのが「社会保障協定」。

現在、アメリカ、イギリス、韓国、フランス、ドイツ、ベルギーの6ヶ国との間で協定が発効(実施)されています。

今日は、韓国の方のケースについて、いろいろ調べる機会がありました。
日韓間では、滞在期間等の条件により異なりますが、相手国で就労中は、いずれかの国の年金制度に加入すればよいことになっています(注:自由に選択できるわけではありません)。
これにより「二重加入の防止」が実現されています。

ただ、現在のところ「加入期間の通算」措置はとられていません。

日本に来た韓国人が日本の年金制度の加入免除を受けるためには、韓国の年金制度に加入している証明書が必要です。

また、日本滞在中に日本で納めた年金保険料を、年金制度脱退の際に一時金として受け取る「外国人脱退一時金制度」もあります。
ただし、一時金を受け取ってしまうと、加入期間の通算ができなくなるので、社会保障協定のある国の場合は、通算受給と脱退一時金のいずれを選択すべきか、よく検討することが重要です。

以下の社会保険庁のサイトでは、各種手続きはじめ、各国の年金制度をまとめたページもあり、参考になります。

■社会保障協定に関するサイト(社会保険庁)
http://www.sia.go.jp/seido/kyotei/index.htm

行動力

2007-10-16 22:35:08 | 日々のこと
某外資系有名企業が、社会貢献事業の一環として実施している「起業家養成プログラム」。
その企業に勤める友人から、プログラムに参加してくれる研究者を探しているので、紹介してもらえないかと依頼がありました。

アメリカの大学で開催されるワークショップに参加し、帰国後、自分の大学で起業家養成講座を開設するなど、起業家養成プログラムの普及を目指すもの。
なぜ起業家養成が社会貢献になるかと言うと・・・
「起業⇒産業創造⇒日本を元気にする」という構図があるのですね。

それはさておき、友人の話を聞きながら、さっそくいろんな先生の顔が浮かんできました。

一通り受け取った説明資料を添えて、興味を示しそうな先生方5名にメールを送ってみました。

メール送信後1時間以内に3名の先生から返事がありました。

お一人はメールで、同時期にアメリカの別の地に居るので今回は無理だけど、今後も案内をよろしく・・・と。

あとのお二人は、電話がかかってきました。
お二人とも、短時間の間にいろんな可能性を探っておられて、感心しました。
自分が参加する可能性、若手研究者を行かせる可能性。
帰国後のセミナーの展開について、巻き込めそうな大学・・・等々。
お二人は、分野はまったく違うけれど、いずれも大学教官で、かつ、既に会社を立ち上げて成功している方。

やっぱり行動力が違う。

もちろん、個人の尺度が基準ではあるけれど、いろいろな可能性を短時間でシミュレートし、「役立つ」と思ったら、活用できる方法を前向きに検討する人たち。
さすがです。
こういう方たちと、交流が持てることは幸せだと思いました。

嬉しい連絡

2007-10-15 22:26:39 | お仕事
先週水曜日、大学院時代のゼミの先輩(といっても年齢は私よりずっと下・・)
Nさんから久しぶりのメールが来ました。

「仕事を頼めませんか?」と。

Nさんは、今年の3月まで5年間勤めた関西の研究所から、
関東の研究所へ転職されたばかり。

遠く離れて、困り果てた時に、ふっと思い出して連絡してもらえたことは、
とても嬉しいことです。

その研究所にとっても初めての試み・・・
ということで、まずは比較的スムーズにできることからお手伝いさせて
頂くことになりました。

おかげで、在宅スタッフにもたくさんの仕事を回すことができそうです。
感謝感謝。