ちょっとおデブなミルキィ男子

相模原市のシェルター「たんぽぽの里」からやってきた
薄い茶トラの元保護猫、コッペさんです。

コッペさん、入院しておりました。その2

2018-03-28 03:41:28 | コッペさん


コペコペ。


前回の続きっす。

せっかく処方していただきました
駆虫薬、調べてみると
もんのすごぉく物凄く苦いそうです。

一般的な抗生剤でも、
飲ませるのに苦労するのに。

そんなコッペさんの投薬方法は、
フードに混ぜると即バレるので
いつも好物のチュールにごく少量の
バターを混ぜたものと練り合わせ
やっと口に入れてくれるといった具合。
本当はバターなんて猫によくないもの
食べさせたくないけど、
投薬最優先ならやむを得ず。

顔を押さえてお口にポン!が
できたらどんなにいいか…


っていうような感じのことを
SNSに書き込んでボヤいたんですよ。
そしたら、コッペさんを
譲渡してもらった保護シェルターの
スタッフさんから連絡が。

しかも、ご多忙である代表さんからも
コメントをいただきました。

そういう流れで、シェルターの
ボランティアスタッフさんが
頑固コッペさんの治療のお手伝いに
我が家まで来てくれることになったんです。

もうね、心の底から
疲れ果てて、
途方に暮れていた矢先だったので
助けていただけることになり
感謝の気持ちでマジ泣きしました。

本当に酷い下痢で、
一日に何度もトイレで
辛そうにいきむコッペさん。

それなのにお薬を飲んでくれない。
みるみるうちに消費されていく猫砂。
コッペさんは私を見ると
逃げるようになっていた。

今思い返してみると
とても悲惨な状況でした。

食欲はあるけど、食べたらすぐ
便意を催すらしく、慌ててトイレ。
水分を奪われるのか、おしっこの出も悪い。
酷い下痢によって脱水症状になる恐れもある。
水はわりと飲んでいたから
脱水は免れたみたいだった。


連絡があった日の翌日、
スタッフさんが来てくれて、
早速、慣れた手つきでコッペさんの
首根っこを掴んで口の横から
お薬を包んだウェットフード団子を
お口ポンしようとすると


ギャッ!

と、悲鳴を上げたコッペさん。


実は慢性の歯肉炎持ち。
どうやらそれが悪化して
口内炎になり、
口を大きく開けられない様子。

これでは、お口ポンができない。
駆虫薬はとても苦く、粉にすると
その苦さが更に強くなるらしい。
ちゅーるとかに混ぜてもダメ、
むしろ余計に苦くなる。

「とても苦くなるので決して粉にしないでください」

という注意書きまであるので(;´∀`)


もうこうなっちゃうと
スタッフさんでもどうしようもない。
口内炎治療と同時進行の駆虫になる。
ただでさえストレスに弱いコッペさんが
その為に毎日、通院するのは
かえって体調を悪化させるかも知れない・・・
じゃあ入院??しかし
駆虫と口内炎同時治療だと期間的に
どうしても長くなるよね、では
費用めっちゃかかるんでないかい?
そりゃ、そうするしかないのなら
仕方ないけれども…

と、いうことで。
シェルターと提携している
保護犬猫優遇の動物病院を
紹介していただくことになり、
早速、次の日に診察してもらう
ことになりました。

以上、ここまでが
今回のコッペさん入院に
至った経緯でございます。



では次回「入院編」を
お楽しみにねっ。



相変わらず長文でごめん。







コッペさん、入院しておりました・その1

2018-03-21 02:46:32 | コッペさん



コペェ。

ご無沙汰しております。

実はコッペさん、先月末頃から
酷い下痢ピーになりまして、
トリコモナス原虫が検出され
それから色々あって
二週間の入院となっちゃったのでした。

寄生虫で入院?って
不思議に思われるかも知れません。
トリコモナスは猫にとって
決して珍しいものではありません。

(人間の性病で知られているトリコモナスとは別のものです)


通常、トリコモナスが
悪さをするのは体力のない
仔猫か老猫の時期だそうですが
コッペさんは体質的に
免疫力が落ちやすい子で
慢性の歯肉炎持ちです。
そして、ぽっちゃりなのに
とても寒がりなので
性格も気難しい。

今冬は例年より寒かったので
体調を崩してしまい、
免疫力が落ちてしまったのです。

一日に何度もトイレで
水のような、血の混じった下痢を
つらそうにか細い声を挙げながら
出すその姿は痛々しく、
とても可哀想でした。

気難し屋なので、病院へ連れて行くより先に
できたてのウンチをかかりつけ病院で
検査してもらいましたら、原虫さんが出た。

獣医さんの説明によると
トリコモナスはとてもしぶとい寄生虫で
駆虫が大変難しく、長期戦になる場合が
多いらしいのです。

駆虫できた、と思いきや
またすぐに出てくるのを繰り返す
パターンがよくあるそうで。
そういう例を念頭に置きながら
駆虫のお薬を出してもらいました。


しかし!

コッペさんお薬飲まない!!

普段から顔を押さえられるのを
極端に嫌がるのと
私自身がヘタレなので
強制的に飲ませるのは無理。

そして、好物に混ぜ込むのも
ソッコーで気付かれた。無理。

早速行き詰まってしまった。



とりあえず次回へ続くンゴ