コペコペ。
前回の続きっす。
せっかく処方していただきました
駆虫薬、調べてみると
もんのすごぉく物凄く苦いそうです。
一般的な抗生剤でも、
飲ませるのに苦労するのに。
そんなコッペさんの投薬方法は、
フードに混ぜると即バレるので
いつも好物のチュールにごく少量の
バターを混ぜたものと練り合わせ
やっと口に入れてくれるといった具合。
本当はバターなんて猫によくないもの
食べさせたくないけど、
投薬最優先ならやむを得ず。
顔を押さえてお口にポン!が
できたらどんなにいいか…
っていうような感じのことを
SNSに書き込んでボヤいたんですよ。
そしたら、コッペさんを
譲渡してもらった保護シェルターの
スタッフさんから連絡が。
しかも、ご多忙である代表さんからも
コメントをいただきました。
そういう流れで、シェルターの
ボランティアスタッフさんが
頑固コッペさんの治療のお手伝いに
我が家まで来てくれることになったんです。
もうね、心の底から
疲れ果てて、
途方に暮れていた矢先だったので
助けていただけることになり
感謝の気持ちでマジ泣きしました。
本当に酷い下痢で、
一日に何度もトイレで
辛そうにいきむコッペさん。
それなのにお薬を飲んでくれない。
みるみるうちに消費されていく猫砂。
コッペさんは私を見ると
逃げるようになっていた。
今思い返してみると
とても悲惨な状況でした。
食欲はあるけど、食べたらすぐ
便意を催すらしく、慌ててトイレ。
水分を奪われるのか、おしっこの出も悪い。
酷い下痢によって脱水症状になる恐れもある。
水はわりと飲んでいたから
脱水は免れたみたいだった。
連絡があった日の翌日、
スタッフさんが来てくれて、
早速、慣れた手つきでコッペさんの
首根っこを掴んで口の横から
お薬を包んだウェットフード団子を
お口ポンしようとすると
ギャッ!
と、悲鳴を上げたコッペさん。
実は慢性の歯肉炎持ち。
どうやらそれが悪化して
口内炎になり、
口を大きく開けられない様子。
これでは、お口ポンができない。
駆虫薬はとても苦く、粉にすると
その苦さが更に強くなるらしい。
ちゅーるとかに混ぜてもダメ、
むしろ余計に苦くなる。
「とても苦くなるので決して粉にしないでください」
という注意書きまであるので(;´∀`)
もうこうなっちゃうと
スタッフさんでもどうしようもない。
口内炎治療と同時進行の駆虫になる。
ただでさえストレスに弱いコッペさんが
その為に毎日、通院するのは
かえって体調を悪化させるかも知れない・・・
じゃあ入院??しかし
駆虫と口内炎同時治療だと期間的に
どうしても長くなるよね、では
費用めっちゃかかるんでないかい?
そりゃ、そうするしかないのなら
仕方ないけれども…
と、いうことで。
シェルターと提携している
保護犬猫優遇の動物病院を
紹介していただくことになり、
早速、次の日に診察してもらう
ことになりました。
以上、ここまでが
今回のコッペさん入院に
至った経緯でございます。
では次回「入院編」を
お楽しみにねっ。
相変わらず長文でごめん。