「ゴールデンタイム」全23話

　映画を観てイ・ソンミンさんに惹かれ、どんな俳優なのか知りたくなりました。
そうするともともとは舞台中心に活躍をしていて、2000年頃から映画やドラマに少しずつ出演をするようになっていったとのこと。ただ、彼の日本語版のウッキペディアがないので韓国語版と英語版を見比べ、翻訳をしながらと調べていきました。そして、2012年のMBSのドラマ「ゴールデンタイム」の外傷外科医役で初めて主役級の扱いで出演、これが注目され、また、数々の賞も受賞したというので、それではドラマはこれから観ていくことにしました。しかし、「ゴールデンタイム」は、動画配信はしていないので、TSUTAYAでDVDをレンタルしたのですが、見始めたら、すっかりはまり、結局、DVDBOXを買うことになった作品です。
　「ゴールデンタイム」の外傷外科医のチェ・インヒョク役は、ものすごく優秀で、どうにかして患者を助けたいという熱意はあるのですが、大学病院という組織の中ではやっかいもの扱い。組織のシステムに沿わなかったために、一度は、辞職をすることになりますが、結局、その力量が必要になり復職することなります。
　「ゴールデンタイム」は、ラブラインはほとんどありませんが、主役のイ・ソンギュンさん（最初観た時、パラサイトのご主人とは思わなかった）にしても、キャラクターがよく描けている。医者と患者、その家族との関係も、今は、「賢い医師生活」などでもよく描けていますが、当時は、なかなかこういう作品は少なかったそうです。
　この1年間で何度も繰り返して見ています。ただ、販売しているDVD-BOXに付いている特別ディスクは、全く、無関係なもので不要。レンタル版はには、韓国で当時放映された番宣特番が付いています。これがすごくいいので、私は、そのためにわざわざレンタル落ち版も購入しました（笑）
　イ・ソンミンさんを知るうえでもとても重要な作品です。