鐘を鳴らせ
静まりかえった 心の真ん中
鐘を鳴らせ
厚い 厚い 鉄のかたまり
壁
外を見たいと思わないか？
ひび割れた隙間から見え隠れする
何かに
ワクワクする感じを覚えたなら
きっと それは
鐘を鳴らす 合図
誰もが笑う
何が見えるの？
笑う
静まりかえる 心のどこかで
誰かが呼んでる
確か前回はここで終わったんだよね
知ってる
1人で駆け出す勇気ある？
無い
あったらとっくに走ってる
鐘を鳴らせ
何回ここにやって来たんだろう？
鐘を鳴らせ
鐘を鳴らせ
いつもあなたを見てた
心の穏やかな祈りに似た感覚の中でしか会えない
五感を超えて繋がる
やっぱり人を含めた全てのものは
超えて何かで繋がってる
初めてあたなに触れた
風になって宇宙まで拡がる
でも
内側にいつでもある
入り口は 調和
名前なんて ない
形なんて ない
言葉なんて ない
あるとしたら 波動
いつもあなたを見てた
どおりで同じ何かをいつも感じてたよ
だって同じなんだから
空と風に境がない様に
あなたと私も境がない
心の中と宇宙に境はない
ある ものが あるだけ
見えない
でも
触れるコトはできた
超えた
こんな気持になったら
戦争は無くなるかな？
あなたと私
いつも見てた
あの丘の上で聞いた光の音ってどんな色だったっけ？
キミが言うから
もう覚えていないんだ
少し悲しくなった
笛を吹くのが上手だったよね
隣りで風に乗りながら
よく聴いてたよ
時間を忘れて聴いてた
真っ青な草や
真っ赤な木々が
揺れながら踊って
僕はただ
笑って
本当は覚えているんだけど
言えない思い出だって
あるよね
Sigur Rosの音楽はいつも何かを思い出させてくれます
瞑想の感覚に近いのかな？
風に乗るのが好きだった
大きく深呼吸をして
目を閉じて
平和を祈るように
心を開く
世界を見わたして
ため息が
やって来るよりも 早く
走れ
誰よりも強く
いつものコンビニを通り
あの橋を 横切り
川の魚に手をふって
市営グランドに砂ぼこりを立てたなら
おにぎりの様な山を超えて
広い 広い 田んぼの先
青い 青い 海を渡り
どこの大陸だろう？
風に乗るのが好きだった
音の速さを超えて
あなたの声も忘れかけた時
みんなからは
光って 呼ばれた
自分の名前を
思い出せなくなった時
全てと同じになった
どこにでも
いる
風に乗るのが好きだった
月は知らない
太陽の笑顔を
風は歌う
大地を思い
互いに手をとり
同じ宇宙の極
きっと
虫も木も動物も星も
私も
同じ一つかも
この音楽を聴いてると
そんなイメージがわいてくる
境界線を超えて
光になった
昔
水だった頃を思い出した
龍とも呼ばれてたかもしれない
生まれては 死んで また
生まれて
善と悪
遠い記憶の断片を集めて
繋げていく
同じ一つかもしれない
Hammock / Mysterium