
僕達はあの頃はまだ何も知らなかった
白い雲を眺めては楽しく笑えていたし
風の声を聞き 光の伝える言葉を感じて生きるだけで充分な時間を過ごせた
いつからだろうか?
いつからなんだろう?
遠い記憶に混じって感覚も一緒にやってくる
開いた感覚
今はまだ閉じている感覚
学校で習ってきた勉強が楽しくない訳がわかった気がする
開いた感覚
ここでは繋がらない事柄があそこではスッキリ解決する
分離の世界で生きる僕達は制限がつきまとうけど
その制限こそが突き破れる階段に連れて行ってくれると気づけるだろうか?
制限の先にある解放
開いた感覚
今はまだ閉じている感覚
開いて行く感覚