
キミの瞳は丸くて深い
遠くを見つめる横顔より
夢中で話をしている仕草が好きだ
投げっぱなしの上着をいつのまにか畳んでくれたり
いつも気にかけてくれる大きさに
何もかも全てゼロになってゆく
今度生まれて来る時は人間は嫌だって言ってたけど
時々青空の下でもそう思う時がある
まっすぐに前しか見ない澄みきった虹のような心の奥に
深い悲しみも見えるけど
大丈夫いつもそばにいるよ
賢く明日を生きるより懸命に今を生きるキミが好きだ
食べものについては途方にくれるほどついていけない時もあるけれど
黄色い帽子をかぶって名札を付けた子供のように
怒ってるしぐさが好きだ
そこには自分なんていなくて空っぽなんだけど
いつも透き通る声にすいこまれていく
いつも会うたびにすいこまれていく