なでなで、いっぱいちてくれるけど、悲しい目をするのら」
ローズ「また、お腹でもこわしたんでしょ!」
お腹、壊してません。快調です
実は、9月21、22、23日と「ニュースJAPAN」の番組で「時代のカルテ
/命の現場」のシリーズで、3夜連続でペット業界の闇をテーマに
やってました。
3夜目には、ラストに衝撃的な映像まで流れました。
年間、犬猫たちが30万~50万匹殺処分されている現実でした。
処分される犬達が、せまいガス室に入れられるところから、
ガスが注入され、犬達が狭いガス室の中でもがき苦しみ
窓ガラスには、苦しさを訴えるかのような爪あとが・・・。
中の様子が見えないくらいの爪あと。
何をされるのか、怯えた目の犬が脳裏から離れられなくて。
数分後には、息絶えた犬達が私の目の前にいました。
中には死に切れなくて、かすかに動いている犬も。
年間、殺処分される動物の数は知っていました。
でも、どうすることもできないと思っていた自分がいました。
いとも簡単に殺されていく犬達を見て、はじめて実態を知りました。
その日から、私の中で何かが変わりました。
私にも何かできるはずだと。
うさぎと暮らしてはじめて実感した、小さなうさぎの大きな「命」
私の命と、なんら変わらないんだって。
おんなじように生きているんだって。
できることから、やろうと思ってます
茨の道ばかりだとおもうけど、うちのうさぎたちが私にくれた
計り知れない数々のものの、恩返しだとおもって。
暗い、気持ちだった私に、熊本の愛護センターの取り組みは
一つの光になりました。
(読売新聞より)
飼い主の都合などで捨てられた犬の殺処分数が、熊本市では10年前の10分の1に減っている。市動物愛護センター(熊本市小山)に持ち込まれても簡単には引き取らず、時に職員が声を荒らげてでも飼い主に命の大切さを説き、思い直してもらうという異色の対応の成果だ。
2004年にセンターに配属された久木田憲司所長(獣医師)が、動物愛護管理法で「所有者は終生飼育に努め、自治体は飼い主に必要な助言を行うこと」とされていることに着目したのが取り組みのきっかけ。市はそれまでも、動物を安易に遺棄しないよう啓発活動を行っていたが、ほとんど効果がなかった。そこで、法律を根拠に、「安易にセンターで引き取らない」という異例の方針を打ち出した。職員には、飼い主に大きな声を出してでも、すぐには引き取らないような対応を求めた。
センター愛護係長の小山信さんがある時応対した親子連れは、「年を取り、番犬の役に立たないから」と老犬を連れてきた。小山さんは「命を何だと考えているのか」とどなりつけた。そのうえで、「あなたがやっていることは、命のあるものでも年を取ったら捨てていいと子供に教えているのと同じだ。それでもいいのか」と詰め寄り、犬を連れて帰らせたという。
こうした対応を不愉快に感じる市民もおり、「やりすぎだ」「捨て犬が増える」との苦情が市の窓口に寄せられることもあった。しかし、久木田所長は「命について話をしているだけで問題ない」と気に掛けなかった。
取り組みの結果、持ち込みが激減し、97年度に946匹だった殺処分数は、07年度には78匹にまで減った。「安易に動物の命を考えないでほしかった。成果は出ている」と久木田所長は胸を張る。
やむを得ず引き取った犬の譲渡方法にも徹底してこだわっている。市は、市獣医師会、愛護団体などでつくる協議会と協力して月に1回のペースで譲渡会を開催。譲渡を受けようという人には、捨てられた犬がガス室で処分されるビデオを見せ、飼い主としての適否を判断するために面接を義務づけている。譲渡後の去勢、不妊を約束させ、一生育てるとの誓約書も出させる。「動物の幸せを考えると、簡単には譲り渡せない」と小山さんは力を込める。
福岡県が動物の引き取りに手数料を設定するなど、各地の自治体が持ち込みに歯止めをかけようと工夫している中で、この「熊本方式」は注目を集め、自治体による視察や職員の派遣が行われるようになった。08年度から1年間、山口県下関市から派遣されていた獣医師の斉藤由香さん(27)は「職員の動物を救おうという意識が高い。貴重な経験を積むことができた」と話している。
このような、取り組みが全国でなされれば、それこそ理想なんだけど。
立ち上がる勇気が大事だと、思いました。
賛否両論あるだろうけど、何かを感じた人が行動を起こすことから
始まるんですよね。