『プラムくらす』 de TRY日和♪

趣味や娯楽など「DIY」のTRY日記です☆
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町内会(5)

2014-04-11 | 日々雑感(思い付き・個人的感性)等
法治国家の見本であるとも云われてきた「日本」ではありますが、この
安心感も「今は昔」であり、物騒な事件も増えてきていると感じるのです
が、如何でしょうか?

銃や刃物の規制は非常に厳しい法律を持っている国ではありますが、
少子高齢化による歪みに関連する犯罪があったり、自殺者の増加など
といった生活苦に端を発する事件が新聞の紙面を賑わすことも少なく
ない現状だと思います。

隣近所のことを「全く知らない」とか「知る必要がない」といった考えで、
徐々に「核家族自体の孤立化」が進んでいるからとも思えるのです。

「大きなお世話」をする気はないです、人様の家庭内を覗きたい訳でも
ないのですが、最低限の周囲の状況を把握しておくことは、自分達の
生活にとっても「安全性を高め」「安心感を生む」ことに繋がるとも考え
ているのです。

さて、「町内会」のお話に戻りましょう。。。

通常、町内会費は個々人からの徴収や、地域内の各種企業からの
寄付によって賄われています。(当然、少額の助成金が自治体から
給付されています)

一番大きいと考えられる費用の内訳は、町内・地域内のインフラ整備
とも云える「路上全般のゴミ拾い・掃除」「夜間照明の維持管理・電気
代の支払い」「街路樹や花壇の手入れ・植替え」「冬場の雪掻き」など
が挙げられると思います。(地域により内容が様々なのは分かります)

ゴミ拾いに関しては、通園・通学する児童に対して危険となる可能性
のある物品の除去にもなりますし、車両の円滑な通行を維持するため
に必要ともなりますよね。

そして、自治体から約半額の助成金は出るのですが、照明器具類の
交換作業の依頼(電気工事士でなければ、街灯などの交換で電柱に
上ることはできません)や電気代まで町内会が負担していますし、ゴミ
収集用の容器や器具自体も町内会費によって捻出されているのです。

そんなこととは知らない町内会への未加入者の方が、平然とその恩恵
を受けていること自体、おかしなことと感じませんか?

「面倒臭い」「関係無い」だけで済まされることと思いますか?

個々人によって、様々な都合があり、どうしても町内会行事などに参加
できない方々もおられることとは思います。

そういった方であっても、町内会の必要性を感じられるのであれば、率
先して「町内会費(未加入であれば、別名で「町内会助成金」なる名称
でも良いかも)」を収めるのが、その地区に住んでいるものとして当然
の義務なのではないかと思えるのです。

町内の役員や班長等の人事に関知せず、同様に、町内会で企画する
催し物やイベントへの参加もしない。。。例え、そんな状態であろうとも、
同じ地区に住む住人として動き出しを取る必要があるのではと考えます。

気掛かりなのは、私の考えるこのようなやり方が、今の法律や条例には
存在しておらず、下手をすると「町内会」という組織体自体が無くなって
しまうのではないかと云うことなのです。

町内会費に関しても、規約を作り住人に同意を得ても、同意なされること
のない「未加入者の方々」に対しては、支払いを強制することなどないの
が実情なのは、ご理解頂けるものと思います。

消費税増税。。。大きな意味で見れば、「大いに結構」ではありますが、
その一部で構わないですので、こういった古くからの意義を持つ組織体
である「町内会」の制度化に向けた資金の一部として、また、立法化や
条例化に対する、動き出しの第一歩として頂きたいと考える次第です☆

※高齢化している、地元「町内会」での維持費用の問題や、役員及び
 加入者の減少による問題が多く発生していることにより、この題材で
 記述を連ねることにしました。。。重い内容でスミマセン。。。( ^ ^ ;