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旅立ち

長らく閉鎖していました。ご心配をおかけしたことを深くお詫びします。

胃がん手術前検査・くるしい

2009年04月12日 | 癌を患った紙ヒコーキ
手術前チェックで、胃カメラやってきました。

麻酔なしだったのでちょっときつかったけど。(カメラを飲み込むまで)

そして、自分の目で、はっきり確認しました。

小山の盛り上がりのてっぺんがカルデラ湖みたいにへこんで、その中が白いんです。

その周りを数回切り取られました。
じっと、モニターカメラを見ていたので、切り取るたびに、パっと出血するのに驚きました。
たしかに、その瞬間、軽い痛みもあり・・・

恐怖よりも、へぇ~て感じで、なんだか面白く・・・

医学は発達してるんですねぇ~
と驚きました。

組織検査をこの病院で再度するそうですが、たぶんこの一か所だけらしいです。

近くの癌専門の病院ですが、とにかく何事もすごく早く、感じも良くて安心してます。
胃を三分の二とることになってます。
手術後は食事に気をつけないといけないので、いまは毎日好きなお酒や食べたいものをがんがん楽しんでます。(主治医に普段と同じように食事をしていいですよと言われているので)

しかし入院手続きとか手術前検査や手術のことなどに関する書類や同意書とか、たくさん有り大変。

この病院では、なんと住民票まで必要なんです。(もしかして当たり前?)

家族の有り難味が身に浸みてわかります。
私にとって一番苦手な書類関係を、てきぱきとこなしてくれて、心強い。

一通りの会社への報告も済み、制服(古いものも新しいものも)をすべてクリーニングに出しました。

あとは入院の準備。
色々と揃えなくてはならないので、これも結構大変。


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ドジな私の癌との戦いの始まり

2009年04月12日 | 癌を患った紙ヒコーキ

フライトから帰ると電話のメッセージランプが光っています。
再生してみると・・・

「先日の検査のことでご連絡があります。なるべく早くこちらにお電話ください。」と健康管理室からのメッセージでした。

なんか、いや~な予感。
バリウム検査の時、胃を機械が押したとき微妙に痛かったのです。

たぶんバリウム検査にひっかかったのかな?
でも私のメールボックスに用件を入れておいてくれればいいのに?

かなり急ぎってこと?(不安がよぎる)

仕方なく電話をかける。

「先日のバリウム検査で胃潰瘍か初期の癌と思われる検査結果がこちらに届きました。
医師の所見では、なるべく早く胃カメラの検査を受けてくださいとのことです。
大きな病院では時間がかかってしまう恐れがありますので、ご近所ですぐに見てもらえる病院を探してください。
紹介状と医師の所見をご自宅に今朝送りました。
よろしくお願いします。」
と担当者。

7年ほど前にもバリウム検査にひっかかり、会社で胃カメラを飲んだことがあります。
その後は毎年バリウム検査の代わりに胃カメラを受けさせられました。

ここ数年は胃カメラ検査の予約が取れなくて、(スケジュールとの調節がつかず)自分から頼んでバリウム検査に変えてもらっていました。(予約が取れなくて、結局何の検査を受けない年が2年続きました。会社の診療所の胃カメラではなく自分で他の医療機関で受けることもできたのですが、面倒だったので)

慌てて、ネットで調べて、【電話で予約OK!即胃カメラ検査ができる。】」
という病院を見つけ、会社から紹介状と医師の所見が届き、すぐに検査が受けられました。

それ以外の病院は2,3週間の予約待ちでした。

電話で予約した当日。
あっという間に検査終了。
胃カメラってこんなに楽だった?
というくらい全く苦しくなく(麻酔あり)
無事に終わりました。

結果を電話で知らせてもらうことにして、帰りました。(ホント便利な医院で助かりました)

確かに、バリウム検査を受けた頃は胃の調子が悪く、ガスターを飲んでごまかしていました。
仕事を休む程でもなかったし。

なんてお気楽に考えていましたが、結果はがん細胞が見つかりました。

が~~~ん!
ホントにが~~~んっという感じ。

うそでしょ~~~?

え~~~!


と、最初はそんな感じでしたが、すぐに立ち直リの早い私は、割とすんなり受け入れました。

深刻に悩むってことが持続しない性格なんです。
まぁ、今迄の暴飲暴食、長きにわたってのフライト生活、時差、ストレス?(ちょっと)
一仕事終えて、分厚いステーキを食べながら時計を見ると、日本時間では真夜中だったリ、到着してから皆と飲みに行くと日本時間の明け方だったリ・・・
そんなことはしょっちゅうです。

それを思えば、今まで良く持ってくれたなぁ~、ご苦労様、と思います。(私の胃が)

そして、この日から、ドジな私の癌との戦いが始まりました。


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お正月は駅伝三昧。

2009年04月12日 | 癌を患った紙ヒコーキ
箱根駅伝。
東洋大学が優勝です。

昨日の5区を走った柏原君。
驚異的な強さに驚きです。
往路の、あの箱根の山道を、4分10秒差あった早稲田大学に追いつき逆転。
毎年ドラマがある箱根駅伝。
今年も見せてくれました。

昨年後半から悪いニュースばかりの中、年明け早々にさわやかな感動を与えてくれた大学駅伝の選手たちにエールを送りたいと思います。

元旦は実業団対抗駅伝を見て、2日3日と箱根駅伝を見ることができたのは何年ぶりでしょうか。

あのすさまじい根性、責任感、努力、連帯感。
学ぶこと多しです。

マラソンの面白さは勿論、駅伝となると、さらにさまざまなドラマがあり、どんな姿も、どのチームも感動を与えてくれます。

激戦の裏に、それにまたそれぞれのドラマがあり、そのドラマに奥深いものがあります。
駅伝を見続けるとさらに毎年々、新年の駅伝を見る楽しさが広がります。

それゆえに、どんどんのめりこんでいくことになります。

今年は駅伝三昧できました。

初夢は、内容は良く覚えていないけど母が会いに来てくれました。

良い年になりますように







ピンクのカーペット

2009年04月10日 | 癌を患った紙ヒコーキ
今日は朝から晴天。
昨日まで桜は見ごろというか、ド満開といった様子。

ちょっと風邪をひいてしまった私にはあまりにも強すぎるピンク満開でまぶしすぎて・・・

ちょっと覗いては咲き具合を確かめたり、木下の方の枝から新緑が少しづつ伸びてくるのを確認したり・・・

毎日毎日、刻々と姿を変えていく桜を鑑賞しています。

さっき気がつくと仕事用の腕時計が電池切れでとまっていました。(秒針まで正確な腕時計)

全然気がつかなかった・・・(唖然)・・・時の流れを感じてしまい・・・


そして、先日、私は4月から移動となったことが分かりました。

担当路線が変わっただけで、移動というほど大げさなものではありませんが・・・

知り合いの方々からご挨拶のメールをいただいたり・・・

なんだか気力がなくてまだお返事を差し上げていませんが・・・ごめんなさい。

この症状はたぶん病気のせいというよりは本来の怠け者の部分が・・・今まで抑えつけていたところが・・・一気に花開いた?・・・といった感じのことだと思うけれど・・・

よく30年以上もフライトしてきたなぁ~?なんて・・・考える。


一度も遅刻したことはないし・・・

勤務離脱したこともない・・・(行った先で具合が悪くなりフライト出来ないこと)
本当にわたしが・・・

元気な時はそれが当たり前のことで、とくに偉いわけでもなんでもないけれど・・・

最後まで完走したかったなぁ~・・・と、思います。

今日は暖かくて、本当に良いお天気。真っ青な青空。

そしてピンクのカーペット・・・

公園の砂地が桜の花びらに覆われて・・・みごとな・・・さくら絨毯・・・

こんな桜色の絨毯を見るのは初めてです。

ここにお引越しをして、間もなく18年。
忙しく飛び回っていて・・・季節の移り変わりにさえ気づくのが遅く・・・

今が平成何年なのか?西暦何年なのか?何曜日なのか?
なかなか浮かんでこないこともありました。

これからはお仕事に復帰できることを願いつつ・・・それを励みとして・・・

これを最後にブログを閉鎖します。

といっても辞めるわけではなく・・・URLを変更するだけ・・・いわばお引越しです。(大袈裟に言ってすみません)

なるべく早く再開したいと思います。

これからもよろしくお願いいたします。

さぁ~て・・・今夜は夜桜見物といきますか♪






長い夜

2009年04月04日 | 癌を患った紙ヒコーキ
病気で入院したことのある人ならわかると思いますが、夜が長~いというか・・・長~く感じます。

私が入院した病院では朝食が7時・昼食が12時・夕食が5時半でした。

いくらゆっくり食べなさいと注意を受けていても五分粥をお茶碗に二分の一、野菜の煮ものごく少量、白身のお魚一切れの半分くらい。
だいたいこういった食事でした。
煮ものもものすごくやわらかく、お粥もそうですが噛まなくてもとけちゃう感じ・・・
それをゆっくりと良く噛まなきゃいけないのは、そうとうむずかしい。

だんだんと回復するにつけ、気がつくと今までとあまり変わず食べてしまったりして・・・反省。

こういったお食事ですから夕食は6時になる前に食べ終わってしまいます。

あちこちで食器のトレーを返却する音がしばらく続き、歯を磨く洗面の音とともに看護師さんが夜のお薬を配ったりする声がします。

そして消灯。

暗くても絶えず人の気配はします。

廊下で点滴のスタンドを引きずる音。

咳・くしゃみ。

ナースコール。

トイレのフラッシュ。

長い夜は続きます。

だいたい食事の後うとうとしてしまい、気がついて時計を見ると夜8時過ぎ・・・

まだこんな時間かと、がっくり・・・
なかなか寝付けず、朝が待ち遠しい・・・
しかし、夜明け前に熟睡・・・

検温に来た看護師さんに起こされて・・・眠~い・・・

と、こんな毎日だったような・・・

懐かしいような・・・遠い昔の記憶のような・・・思い出します。



カフェオーレ(牛乳をチンしてコーヒーと混ぜたものミルクコーヒーのほうが適切かも)
のコーヒーがちょっと濃かったのか?
食後の緑茶のせいか?

今日はなかなか眠くならず、無理してベッドに入ったもののぜんぜん睡魔が襲ってこない。

気がつくと、きつく目をつぶったために眉間にしわが・・・しかめっ面をしていたみたい。

もう眠るのは諦めました。

長距離路線のフライトでは、機内サービスが一段落すると次のサービスまでの時間を計算して交替で休みます。

その時のフライトの内容によって時間はまちまちですが、2時間ほど横になって休みます。

不思議なもので前日時差に負けずよく眠れた時ほど、熟睡します。

時差調整に失敗し、眠れず、起きなければいけない頃に熟睡して、目覚ましで起こされる。

眠い目をこすり、ボ~とした頭でフライトの準備をしながら

「眠~い。今日は休憩には先に入らせてもらおう・・・あ~あと何時間・・・それまで・・・つら~い・・・眠りた~い・・・」

なんて時には(しょっちゅうありました)

待ちに待った休憩なのに・・・

横になって目を閉じて・・・

リップクリームとハンドクリームを塗って・・・

乾燥対策のための、かなり湿ったおしぼりを枕元に置いたりして準備万端・・・

のはずか・・・眠れないんです。



前日十分に眠れて、休憩時間にも爆睡。

はっと気がつくと、ここがどこだかわかるまでにかなり時間がかかります。
だんだん頭がはっきりして・・・機内だ・・・BUNK(寝床)だ・・・

が~~~~ん・・・フライト中か・・・首になってもいいからこのまま眠っていたい・・・

なんて思うくらい眠くて眠くて・・・

本当に、つ・ら・い・・・・


結局時差調整に失敗すると仕事の休憩にも失敗するということなんです。
長年この仕事をしてきての結論(私個人)ですが。

眠れなくて・・・こんなことを・・・仕事のことを思い出して・・・


あっ・・・そうしたら・・・睡魔が下りてきました・・・・




胃切除で糖尿病の危険度大なんだって!

2009年04月01日 | 癌を患った紙ヒコーキ
こんなの全然まったくの初耳なんですが・・・?
といった内容のメールが・・・

たぶん胃がんの手術を受けた人で医師からそんな説明を受けた人はあまりいないのではないかと思います。

前回胃がん切除後の注意にこれってあり?
でご紹介したところメッセージを通じていろんな質問を受けましたので、再度書かせていただきます。

ある医師から言われるまで私も知りませんでした。

彼は長年の友人で、いつも辛口に私を批評するので、よく喧嘩をするのですが・・・

まぁ・・・あたっていないわけでもなく・・・あたっているところもあり・・・
なかなかそこまで指摘してくれる人はいないので・・・(わたしの評価低し)

ある意味ありがたい存在なのかな・・・?

そんな医師でもある友人。

胃切除で糖尿病に・・・なりやすい?と注意されています。

でも、病院ではそんなことは一言も言われていません。

ほんとか?・・・食事療法を守らせるために・・・言ってるんじゃないの?・・・

酒やめろ・・・とか・・・ドカ食いやめろ・・・とか・・・うるさい・・・うるさい(胃がん前のことです。)

友人の医師のそんな言葉を聞くと、心配になります。

でも、本当?なんて聞くと、またまたなが~~~いお説教が始まってしまうので・・・(怖)

自分で調べてみると・・・ホント・・・でした。(疑ってごめん)

【胃切除経験者でつくる会員400名の「健胃会」が行ったアンケートがあります。
会員の9割以上が胃癌で、胃全摘後18%が糖尿病になっていました。
術後後遺症としてダンピング症候群、胆石、貧血、骨粗鬆症などはよく知られていますが、糖尿病はあまり知られていませんでした。

普通、食べたものは胃から2~3時間かけて少しずつ小腸に送られますが、胃がなかったり、小さかったりすると食べ物が短時間で小腸に送られ急激に血糖が上昇します。
するとインスリンが必要以上に分泌され、その状態が長年続くとインスリン分泌量が枯渇し糖尿病になりやすいのです】

● 糖尿病
糖尿病とは食べ物として摂り入れた糖質を体内でうまく代謝することができないためにおこる病気です。
また糖尿病は動脈硬化をもたらす最も強力な危険因子です。
心筋梗塞や脳梗塞になる危険性は大変高く治療をしないでいると網膜症になって失明したり、腎症で人工透析をしなければならなくなります。

胃の切除後に低血糖になる人と高血糖になる人に分かれます。

低血糖でおこる後期ダンピング症は原因や対策はありますが、高血糖状態になる人は多いのですが症状がないので注意が必要です。

糖尿病は、糖尿病になりやすい素因(体質)に、飲みすぎ、食べすぎ、肥満、運動不足、ストレスなどが重なって発症します。
胃切除後の糖尿病はこれらの原因とは異なり、いつも高血糖状態を作り出しています。
もともと糖尿病予備軍であったり、糖尿病になりやすい体質の人が、胃切除をしたことで糖尿病を発症しやすい環境になるということですね。

以上ネットで検索した結果です。


以前から友人に、血糖値を一度調べて見ようといわれています。
今回は素直に言うことを聞くことにするか・・・

ただねぇ~・・・厳しいんですよ・・・非常に・・・言うことが・・・(病気に限らず)

元気な時は私も負けじと太刀打ちできますが・・・・確かに病人なので・・・形勢は不利です・・・(ううう~~~~ん)

入院しているときも、その後も、なにかあると担当医に聞くよりも手っ取り早くて重宝に使っていたので・・・

今現在もそうですが・・・

これからも頼りにしているし・・・












胃がん手術後のダンピング症候群

2009年03月28日 | 癌を患った紙ヒコーキ
同じ病の方からメッセージを通じて質問が多数ありました。

そんなことは知らなかったとか、説明がなかったのですが・・・?
本当ですか?
胃がん切除の人は全員あてはまるのでしょうか?・・・などなど・・・

知らなくても心配だし・・・知ったらもっと心配になってしまうのでしょうが・・・

でも、引き続き癌のことについてお話します。

胃を切除すれば誰もが経験する苦しみ、それをダンピング症候群といいます。


つまり胃を切除すれば起こる当たり前のことなのだそうです。

胃切除を受けた人は食後に、摂取食物が小腸内へ墜落的排出をすることによっておこる症状のことです。

食後30分程度でみられる早期症状と、食後2~3時間でみられる後期症状とがある。


早期ダンピングでは、食後30分以内の発汗、頻脈、顔面紅潮、脱力感、動悸、立ちくらみ、めまい、悪心等があります。

また、手術後年月を経て、後期ダンピング症候群はインシュリンが過剰に分泌されることが原因で、低血糖を引き起こすといわれています。

後期ダンピング症候群は炭水化物を多く摂取したとき,または食事時間が短いために小腸から短時間に糖分が吸収され高血糖をきたすからです。
これにより膵臓より反応性にインスリンの過剰分泌を引き起こすことになります。

インスリン分泌はしばらく続き,これに拮抗するグルカゴン分泌が間に合わず食後2~3時間に低血糖による症状が起こります。


後期ダンピング症候群では脱力感や無欲感が強く,一過性の意識消失を認める場合もある.冷汗,悪心,めまい,疲労感、立ちくらみ、手指のふるえなど低血糖に基づく症状が出現します。


90分ほどかけてゆっくりと食事をしたり、食事を少量ずつ回数を一日5回程度に増やすことで改善できることがあるそうです。
また、飴やチョコレートといった甘いものを持ち歩き、低血糖症状が出たときに食べればよいということ。

これからもこういうことが続くのかと思うとちょっとうんざり・・・・でも、入院していた時に出会った人たちのことを思い出せば・・・憂鬱になれるだけでも・・・ありがたいことかもしれません。

もうひとつ覚悟しておかなくてはいけないこと・・・

それは体調が良いとついつい病気のことを忘れてしまうことです。

でもこれって私だけかもしれませんね。

いろいろと調べてみると、病気に神経質になりすぎて、気をつけすぎて、食べることが怖くなり食事が取れなくなる人が多いようですから。

私はまだ症状が軽いほうで、幸運といえるのかもしれません。

ただこのままだと仕事に戻れる日がますます遠くなっていくような・・・

そう覚悟ってこのことです。

時差や季節、何よりもフライト中・・・
決まった時間に食事をとるなんて不可能だし・・・

先のことを考えると不安です。





【残胃胃炎・残胃癌 】

2009年03月25日 | 癌を患った紙ヒコーキ
同じ病の方からメッセージを通じて質問が多数ありました。

そんなことは知らなかったとか、説明がなかったのですが・・・?
本当ですか?
胃がん切除の人は全員あてはまるのでしょうか?・・・などなど・・・

知らなくても心配だし・・・知ったらもっと心配になってしまうのでしょうが・・・
でもやはり自分の病気のことをよく理解しておくことは必要だと思います。

胃がん患者になってみてわかること・・・

退院してから始まる胃がん術後の本当の大変さを知りましょう。


なので、私の知る範囲でお話ししたいと思います。

【残胃胃炎・残胃癌 】

切除しなかった胃に炎症が生じるために起こりやすくなるのだそうです。

時期は手術後2~3週間で既に生じ始め術後2年頃でも生じることもある。
原因として胆汁や膵液を含む十二指腸液の胃への逆流が起こりやすいためと考えられいます。

正常の胃よりも胃切除後の胃のほうが胃癌の発生率が高いそうです。
切除後の検査を必ず受けて早期に発見することが大切です。

予防としては
(1)胃粘膜の炎症を増やすような刺激物の摂取を控えることや
(2)十二指腸液の逆流を防ぐために脂肪分の過剰な摂取を控えること
(3)ヘリコバクター・ピロリ菌を除菌することです。



あらかじめ先生から告げられていることですが、体調が良いとすぐ忘れてしまう・・・
悪い時はそればかりかんがえたり・・・

この楽天的で、物事を慎重に深く掘り下げて考えることが苦手な私でさえそうだから ・・・
病院で出会った人たちは、みんな元気にしているかと余計な心配をしてみり・・・

でも一番無防備なのが私かもしれません。

こうやって偉そうに書いていますが、ついつい辛い物や刺激物を以前と同じように食べたり、良く噛むことを忘れていたり・・・
脂っこい物も・・・食べています・・・

ストレスをためる方が良くないからと言い訳しながら・・・

入院友が癌を克服

2009年03月23日 | 癌を患った紙ヒコーキ
日々、一喜一憂・・・
というか・・・

調子の良い時は癌患者であることすら忘れ・・・
良くないときは癌という病気におびえる・・・

「転移は今のところありませんよ」
という言葉にすがり、治ったような気分でいる。

時がたつと、「いまのところ」という言葉に引っ掛かり・・・
不安さえも感じてしまう。

癌友達は皆そんな感じで・・・
そのぶん・・・
時を大切に・・・
季節を尊く感じて・・・いるみたい・・・

時々連絡し合う癌友達(病院で友人になった人)の一人であるゆうこさん。
つらい現実

入院してからどんなに励ましてもらっったか・・・
不安で一杯だった私に、自分の病気のことを面白おかしく話してくれて・・・

手術に対する恐怖感も、ゆうこさんのおかげでかなり薄れたものです。

そんなゆうこさんから久しぶりのメールが届きました。




【お久しぶりです?体調は如何ですか?
もう痛みも無くなったかな?
私の方は、わりと楽で、今は夜型で夜のうちに出てしまうので、昼間はOK。
で、先週は一年チヨットぶりに温泉に行ってきました~
袋を付けていたら、何時行けたか分からなかったので本当に、あそこの病院で手術にして良かったと、思っています。
感謝、感謝です。
これからは又体力を付けて温泉や山に行きたいと思ってます。
お互い頑張ろうね♪】

彼女は大腸癌。
それもかなり進んでいて、見つかった時には即手術といわれたそうです。
自覚症状は全くなし。
寝耳に水状態だったと言います。

最初に入院した病院では肛門を残すことは難しく、人工肛門の手術となる説明を受けたそうです。

悩んだゆうこさんは毎日インターネットで病気のことを調べました。

なんとか人工肛門以外の道はないかと・・・

そして行き当たったのがこの病院でした。

この病院では、癌切除の大腸癌手術で半年間だけストーマ(人工肛門)で、半年後の再手術で元のように自分の体で排泄できることが可能という診断が下りました。

言うのは簡単ですが、ゆうこさんがどんなに必死だったのか・・・

同じく入院して、自分のことばかり考えていた・・・その時の私には深く考えられなかったけれど・・・

いまはゆうこさんの気持ちがよくわかります。

彼女は山登りが趣味。
大勢で、わいわいがやがや、と気の合う人たちと世界中の山を制覇。

お金をかけずに、そのぶんいくつもの山を登る。

調べて、情報を収集して、いろんな国の人たちとも山登りを通じて知り合う。

登山の後での仲間たちとの宴会。
至福の時。

目を輝かせて話してくれました。

私が元気になって、体力がついたら

「まずは筑波山から始めようね。
それから徐々に穂高・槍ヶ岳・・・
いろんなところを登りましょう~
気持ちいいから・・・最高よ!」

と誘ってもらっています。

温泉。久しぶりの・・・温泉。

ゆうこさん。
本当に良かった。

しみじみ・・・とわたしもうれしいです。









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今年の桜は?

2009年03月17日 | 癌を患った紙ヒコーキ
昨日今日と、とても良いお天気です。

桜のつぼみがふくらんできたような・・・

桜は咲きましたか?

家の前が公園で、その周りぐるっと桜並木になっています。

テレビでは、ちらほらと咲き始めたというニュースが流れています。

桜の開花は今かいまかと、気が気ではありません。

というのも、いつもフライトに出ていたので、その時期を外してしまい、ベスト風景を見ることができませんでした。

気がつくと桜は散って緑の新葉が出はじめ、桜の花びらが地面に・・・

そのたびに残念・・・今年も桜の季節・・・見れなかったなぁ~・・・
来年に賭けよう・・・

と毎度毎度の繰り返しです。


だから今年こそは・・・絶対・・・気合が入ってしまいます。


公園は小さいけれどとてもきれいに整備されています。

毎日、小さな赤ん坊や幼い子供たち連れのお母さんたちが集まってきます。

もしかして、これが公園デビューと言われるものかな?なんて思う場面もあったりして、遠くから時々眺めては楽しんでいます。

先日の日曜はお父さんたちも一緒という家族連れでにぎわっていました。

この間は、幼稚園の運動会らしきものも行われていました。

観察しているととても愛らしいしぐさや行動に、思わずニンマリとしてしまいます。

世間では少子化、少子化と大問題になっていますが、ここにいるとウソのよう♪

きゃ~きゃ~わ~わ~・・・え~~~ん・・・ブランコ・・・み~つけた・・・

とはしゃぐ子供たちを見ていると、なんだかほのぼのと幸せな気分になってきます。

思えば昨年の今頃は季節感をあまり感じることなく・・・

確か怪我をして休んで復帰したばかり・・・
いつも以上に忙しく・・・

休んでいる間に太ってしまい・・・
制服がきつくて・・・きつくて・・・
スカートのホックを止めるのが大変でした・・・

なんだか遠い昔のように感じます。

懐かしいような・・・感覚・・・記憶の一部・・・になってしまいました。

今年はのんびりと桜の成長を見ることができそうです。




胃がん手術後の注意にこれあり?

2009年03月14日 | 癌を患った紙ヒコーキ
体調が良い時とあまり良くないとき・・・

つまり胃を切除すれば起こる当たり前のこと、ダンピング症候群といいます。

胃切除を受けた人は食後に、摂取食物が小腸内へ墜落的排出をすることによっておこる症状のことです。
早期ダンピングでは、食後30分以内の発汗、頻脈、顔面紅潮、脱力感、動悸、立ちくらみ、めまい、悪心等があります。

また、手術後年月を経て、後期ダンピング症候群はインシュリンが過剰に分泌されることが原因で、低血糖を引き起こすといわれています。

症状は発汗、疲労感、立ちくらみ、めまい等。

90分ほどかけてゆっくりと食事をしたり、食事を少量ずつ回数を一日5回程度に増やすことで改善できることがあるそうです。
また、飴やチョコレートといった甘いものを持ち歩き、低血糖症状が出たときに食べればよいということ。

これからもこういうことが続くのかと思うとちょっとうんざり・・・・でも、入院していた時に出会った人たちのことを思い出せば・・・憂鬱になれるだけでも・・・ありがたいことかもしれません。

もうひとつ覚悟しておかなくてはいけないこと・・・


【残胃胃炎・残胃癌 】

切除しなかった胃に炎症が生じるために起こりやすくなるのだそうです。

時期は手術後2~3週間で既に生じ始め術後2年頃でも生じることもある。
原因として胆汁や膵液を含む十二指腸液の胃への逆流が起こりやすいためと考えられいます。

正常の胃よりも胃切除後の胃のほうが胃癌の発生率が高いそうです。

あらかじめ先生から告げられていることですが、体調が良いとすぐ忘れてしまう・・・
悪い時はそればかりかんがえたり・・・

この楽天的で、物事を慎重に深く掘り下げて考えることが苦手な私でさえそうだから ・・・
みんな元気にしているかと余計な心配をしてみたり・・・

やはり、これから。
癌との付き合いは一生涯続くと覚悟しました。(改めて)

ただ気になることが・・・

体重があまり減りません・・・

「痩せますよ!確実に!」
と、保障されたように言われると・・・それが・・・痩せないことが(あまり)・・・逆に心配になってくる・・・不吉・・・?

なのでネットで検索してみました。

【体重減少】

体重は手術前と比べ間違いなく減少するといっていい。
術後およそ1年から2年で最も減少する。
体重は家庭で手軽に量れるためついつい増減が気になってしまうかもしれないが、飲水や発汗で容易に変動するのであまり神経質になる必要はない。

とあったので少しホッとしました。(単純)

胃切除で糖尿病に・・・なりやすい?と友人の医師から注意されています。

でも、病院ではそんなことは一言も言われていません。

ほんとか?・・・食事療法を守らせるために・・・言ってるんじゃないの?・・・

友人の医師のそんなことを聞くと、またお説教が始まってしまうので・・・自分でまたまた調べてみると・・・ホント・・・でした。(疑ってごめん)

【胃切除経験者でつくる会員400名の「健胃会」が行ったアンケートがあります。会員の9割以上が胃癌で、胃全摘後18%が糖尿病になっていました。
術後後遺症としてダンピング症候群、胆石、貧血、骨粗鬆症などはよく知られていますが、糖尿病はあまり知られていませんでした。
普通、食べたものは胃から2~3時間かけて少しずつ小腸に送られますが、胃がなかったり、小さかったりすると食べ物が短時間で小腸に送られ急激に血糖が上昇します。
するとインスリンが必要以上に分泌され、その状態が長年続くとインスリン分泌量が枯渇し糖尿病になりやすいのです】

血糖値を一度調べて見ようといわれているので、素直に言うことを聞くことにします。
ただねぇ~・・・厳しいんですよ・・・非常に・・・言うことが・・・

元気な時は私も負けじと太刀打ちできますが・・・・確かに病人なので・・・形勢は不利です・・・(ううう~~~~ん)








バンコック直行便・シンガポール航空

2009年03月10日 | 癌を患った紙ヒコーキ
バンコック在住の友人の息子さんが明日、予定より3日早く帰国するという連絡がありました。

バンコックから親戚のお引越しの手伝いで来ていた友人の大切な息子さんです。

暑い国から日本の冬、それも新潟の柏崎でお引越しのお手伝いをしていたそうです。(私の友人のお母さんに頼まれてのことだが)

いまどき親の言うことをよく聞いて偉いなぁと思う。

お母さんのさちよさんが一家の中心で、ものすごくあったかいファミリィーです。
女の子3人、男の子2人の子沢山でもあります。

この一家はシンガポール航空が大好きなようで、いつもSQ。
バンコック成田間の直行便が就航してからはなおさら。
やはり明日の帰国もシンガポール航空だそうです。

エコノミーの座席が日系の航空会社よりも若干広く、前の座席がリクライニングしてもゆったりとしているそうです。

食事の食器がプラスチックではなく、ちゃんとした陶器で機内食のメニューは、有名シェフがプロデュースしたというインターナショナル料理とアジア料理のチョイス。
それが割と美味しいのだそうです。
それに加えてスチュワーデスのサービスもきめ細やか。

なんか今回はそんな話を聞いているうちに乗りたくなってきました。

その息子の一馬君。
名前の通りイケメンで、性格もGOOD.

空港まで送ってあげるから遊びにいらっしゃいと誘って、今晩は我が家に宿泊してもらうことになりました。

急だったこともあって近所の居酒屋に行くことになりました。
日本の居酒屋さんにはあまり行ったことがないのですが・・・
(なんせ未成年でこの世界に入ったこともあり)

実は私はアメリカの居酒屋さんが大好きなんです。
とくにニューヨークとシアトル。

時差と疲れで早朝に到着してもなかなか眠れなくて・・・(徹夜なのに)
やっと眠ったと思ったら目覚ましで起こされて・・・

心臓バクバク状態で、朦朧としていても居酒屋の魅力には勝てず・・・

ここで挫折をして再び寝入ってしまうと、夜中に目が覚め・・・
食べる物がない・・・ルームサービスもメニューが限られてしまうし・・・
ワインも高くてまずい(値段の割に)・・・

皆と一緒に食事に行けば良かった・・・(泣)

と幾度かこういうにがい経験をしています。

なので気合を入れて頑張って起き、皆との約束の時間にロビーに集合します。

よく行くニューヨークの居酒屋さんはすごく雰囲気が良くておしゃれ・・・
お料理の種類も豊富、いろんなジャンルの料理もある。
お酒が安くておいしいとくる。

そしてもちろん私たちが行くところはリーズナブル。
こういうお店を開拓するのがうまいんですよねぇ~
キャビンアテンダントの一つの才能でもあります。

お客さんも国籍がバラバラで、さすがニューヨーク。
居酒屋さんでも、ここがニューヨークだということを実感します。

さて、その居酒屋はこの不景気で今頃はどうなっているかとちょっと心配ですが。


そして、術後初めての居酒屋です。
(家にいる時はほとんど外食はしません。仕事の時はルームサービスか外食かデリカテッセンの食事なので。)

居酒屋は本当にひさしぶりです。

そこに1人、若者が加わるだけで話が弾んで楽しい。

ここの居酒屋さんは板前さんの人数が多く、従業員も大勢できびきびと働き見ていて気持ちが良いし、活気があります。

なんかこういう雰囲気は、いいなぁ~としみじみ・・・
日本はいいなぁ・・・世の中不景気の嵐が吹き荒れているけど・・・

お酒の酔いのせいばかりではなくなんだか良い気分。

お料理はさすがにフライ系は避け、牡蠣の湯豆腐・イカの一夜干し・ふぐの薄造り・ふぐのから揚げなど・・・をいただきました。

お酒は樽酒・ひれ酒・など・・・

ゆっくりと・・・おそるおそる・・・

と、以上、結果報告でした。 



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癌だって酔っぱらう?

2009年03月09日 | 癌を患った紙ヒコーキ
昨日ひさしぶりに
【お酒再デビュー】
と記念すべき日となりました。

思えば2か月前。
こんな日がやってくるなんて、想像することさえできませんでした。

ところが、こうなってみると・・・
2か月前のあの時の状態をすっかり忘れている自分に気が付きます。(驚き)

いけな~い・・・あれはあれで・・・貴重な体験・・・今後のためにも簡単に忘れてはなりません。(と自分に言い聞かせる)

過去のことって忘れるのは早いものですね。(私だけ?)
忘却矢の如く・・・(こんなのあったっけ?)

今朝目覚めて最初に思ったことは・・・

昨日の夜ごはんちゃんと食べたっけ・・・?

お肴も残さず・・・?

焼酎のソーダ割りは全部飲んだ。(うん)

赤ワインは・・・赤ワインは・・・飲んだけど・・・記憶にない・・・どのくらい・・・
あ~~あっと、本当にお酒弱くなってる・・・

あっ! 先生が言ってた
「胃を切除した人はお酒に弱くなることが多いですよ。つまり、安上がりの酒ってことです。」

こういうことか~

でもまだまだ・・・再デビュー初日です。
こんなもんでいいのでしょう♪(納得)




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お酒デビューでいきなりチャンポン

2009年03月08日 | 癌を患った紙ヒコーキ
前回の診察で、駄目もとで思いきって聞いてみたら・・・

「お酒は飲んだら・・・まだ・・・ダメ・・・ですよね???」

「いいですよ。でも弱くなってると思いますよ。小量で酔っぱらってしまうかな~
そういう傾向の人が大半ですからね。」
と言われました。

お酒OKサインが出ても・・・飲みたいけど・・・ちょっと不安で・・・

でも、でも、でも、
やっぱり・・・
飲みたい誘惑に勝てず・・・

すぐに酔いが回ってもいいように・・・準備・・・整える・・・

万が一、ひっくり返っても良いように・・・準備・・・

消化の良いおつまみ作りに励む。

結果。

お出汁でよ~く煮込んだ大根にゆず味噌・ひらめのカルパッチョ・チーズフォンデュ・・・などなど・・・

そして赤ワインをこぼしてシミを作ってもいいようなパジャマを着る。

さあ
これで
準備万端。

お酒デビューです。(再デビューか?)

大好きな赤ワインはとっくにコルクをオープン・・・準備よし・・・

でもその前に
なぜか・・・なぜか・・・なぜか・・・

焼酎のソーダ割りが・・・突然・・・飲みたくなり(なぜ?)

【炭酸はきますよ!胃に効きますよ!突然苦しくなる人が多いですよ!】

警告されていたからか・・・
飲みたい・・・

こういう性格にずっと付き合っていかなきゃならないんだから・・・苦しくなってみないと・・・試してみないと気が済まない・・・自業自得・・・

とこうまで考え抜いて・・・飲むことにしました。

恐る恐る
ゆっくりと
ひと口・・・ふた口・・・グィッと・・・

お・い・し・い

結局無事に一杯飲み終わりました。

ちょっとお腹が膨れた感じはあるけど・・・
赤ワインもいけそう・・・な感じ・・・

ゆっくりと、今度は恐る恐るはなしで・・・飲みます♪

うま~~~~い

再酒デビューなのに・・・ちゃんぽん・・・どきっ・・・






この後記憶がございません。





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ちょっと元気になると?癌を忘れて

2009年03月07日 | 癌を患った紙ヒコーキ
昨日までごろ寝と決めて、思う存分、怠惰に過ごしてしまいました。

リンゴも残り少なくなったし、久々に良いお天気で、これは運動がてら外出しなきゃぁ~
と歩いてお買い物へ・・・

ぽかぽか陽気で気持が良く足取りも軽やか・・・・・~?
と行きたいところですが・・・

お腹の傷跡が・・・手術の縫った跡が・・・Tシャツにすれて痛い(泣く)

もうだいぶ良くなり、傷跡も綺麗になってきているのですが・・・

そのぶん、お洋服に擦れるようになりました。

胃のあたりを両手で抱き締めるようにかかえるとすれなくて楽なのですが、ちょっと妊婦っぽいかんじで・・・誤解されないかと不安で・・・
まっ誤解されても別にかまわないのですが・・・(?)

買い物カートを片手で押し、もう一方の手でお腹を押さえてお買いもの。

あれもこれも・・・鉄分にカルシウム・黄色と緑と赤といろんな食材を選びつつ・・・お肉もお魚も・・・あっこれ身体によさそう♪・・・あっこれも消化によさそう♪・・・あっこれは?好きだけどまだ駄目かな・・・いいやトライしてみよ~っと・・・これは、いくらなんでも・・・ん~・・・ひと口だけ食べてみるか・・・
我慢はストレスにつながるし。
そうそう・・・ストレスは万病の元である。

な~~~んて、自分に納得させつつ・・・大量のお買いもの(しちゃいました)

レジで買い物カートから品物が取り出されるたびに、え~~~荷物すごくない?歩いて帰るにはちょっと・・・
実は買物の途中から車で来ていたつもりになってしまってました。(ドジ)

エコバックに入りきれないかも・・・と不安?

最後にとどめの一発!

それはりんご。

本来の目的であるリンゴを2袋もカートにひょんと投げ込んだ・・・
それも5個入りのを一袋と、4個入りを・・・

エコバックどころか・・・

これじゃ・・・重くて持って帰れそうにない・・・

しかたなく家に電話をして迎えに来てもらいました。

「ちょっと元気になると癌の手術をしたばかりの病人だということを忘れて!!!まったく。」

叱られてしまいました。

これじゃぁ・・・買ったものを見せるともっと叱られそう・・・家族も手術後の食事に関しての注意指導を受けているので・・・なので・・・冷蔵庫の奥深くに隠す羽目となりました。

ほ~~~んと。
【泣いたカラスがもう笑った】(こういうことわざがあったような?)
と、
よく子供時代から言われていましたが、具合が悪いとこの世の終わりのような気分となり、ちょっと調子がいいとルンルンになる。

いくつになっても持って生まれた性格は変わらないようで・・・。



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