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ピリカヌプリ

北海道の自然とアクティビティに関することを発信しています。

晴れたらいいねの山

2017-10-23 | ノンジャンル

昨日に引き続き道東、

ウコタキに続き、同じ白糠丘陵を歩こうと川流布山を考えていましたが、せっかくなので地域を変えて居辺山地へ。

居辺山地(居辺丘陵)は地元でそう呼ばれてるらしく、上士幌から池田に連なり、本別の西側にあたります。

その南側にある、フンベ山に登ることにしました、その最大の理由は!!

ドリカムの『晴れたらいいね』に出てくる山と言われてるからなんです!

歌の通りに廻ってみました(^o^)
こんな酔狂な登山もあっていいかも。

まずは歌詞に出てくる『雨が降れば川底に沈む橋』を探しました。



川合大橋です!
今はかけ替えられて立派ですが、吉田美和さんが幼い頃
(幼稚園最後の日は爪に赤いインクを塗った頃)
は沈下橋で、水位が増えると橋は水没していたようです(^o^)



次に「山へ行こう次の日曜」と歌われた山、
フンベ山へ向かいました。




フンベとはアイヌ語でクジラの事。
クジラに見えますかー?

フンベ山を歩きます。
もう、目を皿にして探している物がありました!

カンのいい人は分かりそうですね。
そう、コクワです!
歌詞にありますね。
「一緒に行こうよ、コクワの実また採ってね」



ありました!
コクワ




1人登山なので、採ってねと言う吉田美和も誰かもいませんが、採って食べました。
白糠丘陵をやめてこちらへ来たのは今ならまだコクワあるかも!?
の一念からだったのでちょっと嬉しい

頂上からは木立が邪魔をして、展望はそこまででもありませんでしたが。
楽しい山となりました。



ついでに1等三角点の国見山も登り、十勝平野の山登りを堪能でした。

帰りの道東道では日高山脈は冠雪
そろそろ雪のシーズンだなぁ。

その前にヤブ山いっぱいいこうっと。



ウコタキヌプリ カムイロキ山

2017-10-23 | ノンジャンル

ウコタキヌプリ、アイヌ語の美しい山名だ。
山の名前がカッコいいってのは十分登る理由になる。

朝に千歳を出て足寄へ。
本別からも登れるらしいが、林道が崩壊しやすく定かでは無いらしい。
一か八かで本別へ行って、林道が閉ざされていたらもう登る気にならないだろうから足寄へと向かう。

実際、足寄からの林道も寸断されており、数キロ余計に歩いたが、気持ちの良い林道で逆に得した気分。
単独で鈴をリンリンさせながら歩くのは気持ちいい。



寸断された林道
簡単に渡れるので問題なし

当リもあり、車は完全にムリ
でも、足寄側からキャラピラの跡があったのでもしかすると開通しているのかもしれない。


ャXトのある登山口からは沢の中を歩き、尾根へと取り付く。
白糠丘陵を以前から歩いてみたかったのだが、紅葉の良い時期に歩けて満足




靴を濡らすような事も無く歩ける
落ち葉のコントラストが綺麗




頂上標識と三角点のある一般的なピーク
ここで引き返してもいいと思う

図上のピークはこの奥にあるので、ヤブをこいで本峰へ。
ヤブは薄く、わずかな下りと登りで少し高いピークへとたどり着ける。




本峰ピークから三角点のある南峰方向を望む

思った通りで、奥の本峰からは阿寒富士などの阿寒の山々の眺めが素晴らしかった。

本峰への道は無いけど、マニアのこだわりなので全然構わない。



愛冠からカムイロキ山

せっかく道東まで来たので欲張ってもう一座、
これまた名前のカッコいい、カムイロキ山へ




ここはなんと一等三角点でなおかつ北海道内に7つしかない天測点にもなっていて、
俄然興味が湧く
靜台や当別丸山を以前登っているので、僕にとって3つめの天測点だ。




天測点は一等三角点のすぐ横に鎮座していた。
これと対になる子午線票をなんとか見つけたい!
そばには無いんですよねー




子午線標も探し出し、コンプリート!
カムイロキ山から5キロ以上も北にありました。

このあたりのマイナー山も面白いなぁ(^o^)


尖山

2017-10-20 | ノンジャンル
道南トリップ2日目は知内の尖山へ

尖山と書いて「とんがりやま」と読みます



朝日に染まるイカリカイを見てスタート



とんがり山でトンガリコーンを食べる
いつもよりかなり美味しいとんがりコーンです。




標高360メートルの山で360度の展望
津軽海峡を望める楽しい山

登山道は分かりづらいと言うか、あんまり無い
鹿道が発達していて混乱を招くかも




頂上からの景色




とんがり山への稜線
道は不明瞭でした。




麓から
名前の通りのとんがり山



横津岳 袴腰岳 汐首山

2017-10-20 | ノンジャンル
 道南へ
だいぶ寒くなってきたけど雪も積もってない時期なので南へと行ってみる
冷えたのか横津の頂上は霜柱だらけだったけど。



早朝の大沼からの駒ケ岳
これはイイ予感しかしない




まずは横津岳へ
巨大なレーダードーム
ここはなぜか山頂ではなく、低い所に山頂看板がある



親切な看板、ここではこの3つに登った




烏帽子岳
横津側から見ると湿原の先のただの平地だけど、
袴腰側から見ると、なるほど烏帽子




袴腰岳
なかなかカッコいい




ピークは一等三角点


下山後は鳴川岳へ登り、恵山方向へ移動
目指すは汐首山

この山、なんと・・  野生馬がいるんです!!



汐首山
津軽海峡の景色が素晴らしい
海峡を行きかうタンカーを眺めながらのんびり




汐首山三角点




マジでいた!
野生馬~!!  初めて見たのでめっちゃ感動




野生らしく熊に襲われて死んだりするんだって~
ワイルドー!

おなかがすいたので定番のラッキーピエロへ
やっぱりたまの函館ならこれでしょ。




ナンバーワンセット
チャイニーズチキンバーガー美味すぎます

エネルギーチャージしたので函館山を駆け上がります



おー
今日登った、横津~袴腰の稜線が良く見える、汐首も!
感動~!

そしてこれまた定番だけど、大好きな谷地頭温泉に入り、ハセストの焼鳥弁当を食べる
今日も満足

ヌモトル山

2017-10-05 | ノンジャンル

前から行ってみたかったヌモトル山へ。
この山、伝説があって気になっていた。


麓からヌモトル山


曰く、
 日高山脈にあるヌモトル山には登山者を死に誘う幻の家が現れる。
山の中にあるはずのない“幻の家”が現われ、若い二人の女性が酒を飲み交しており、酒の匂いまで漂ってくる。
近づこうとしても近づけず、気が付けば断崖絶壁の上ギリギリにいる。
命をとりとめたとしても、今度はもといた場所へ戻ることができない。山の中で完全に迷ってしまう。
との事。



このゲートを越えて出発
下山後、偶然通りかかった地元の人に「一昨日そこに熊いたよー」と言われた。

いざ、登ってみると笹を被った古い道が随所にあり、
数度にわたり植林がなされていた痕跡があり、伝説の歴史は十分だった。




伝説のような急な地形も
頂上付近も急でしたよ

登ってみた僕の推理です。
カツラやカエデは甘〜い匂いを出します。
それがお酒の匂いに繋がったのでは無いかと?
そこから話が膨らんでいったのでは?



ヌモトル山頂上
不思議な事に頂上付近には小屋があったような平坦地がある、
横は崖っぽく
確かに不思議でした。



先日登ったイドンナップや新冠富士、そして貫気別山の良い展望台

道はないけど推理の楽しさのある良い山でした。