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ピリカヌプリ

北海道の自然とアクティビティに関することを発信しています。

オコタンペ

2008-06-28 | ノンジャンル
 今年も沢のシーズンがやってきたね。
オコタンペ川で遊んできました。



スタートは支笏湖! そう、オコタンペ川の遡行は「湖to湖」なんですね。
釣り人の胡散臭そうな視線を尻目に沢登り開始です。
なぜか、キャンプ場の管理人に「ノマドかい?」と聞かれました。


雰囲気の良い川です。
ノリタマ君曰く屋久島もこんな感じなんだとか。
確かにコケが綺麗でフカフカしてて、それだけで癒されます。
落ち着く~。


ちょっとしたゴルシュ。
ザイルを出して投げ縄。
足が長けりゃなぁ・・・


オコタンペ湖がオコタンペ川に変わっていく場所です。
川の始まりの場所。


そう、ここまで来たからには楽しみにしていた釣りです。
色々調べましたが、釣り禁止という訳では無いようです。


杉本さん、大物をゲットです!
綺麗で形の良いニジマス。
杉本さんのルアー捌きがバツグンでした!


シメはやっぱりこれでしょう。
漁岳をバックに颯爽と抜き手を切って泳ぐノリタマ君。
ゴーグルを持ってきてるって、ヤル気充分でしょ!

触発されて僕も泳いじゃいました。
冷たかった~! でも気持ちよかった~!
青春だねぇ・・・

グズつく赤岩

2008-06-21 | ノンジャンル
 天気予報は曇り/晴れだったのに、小樽へ向かう道は霧雨・・
赤岩もやっぱり霧雨・・ テンションの上がらない中、予定通り東へ。

トリコニーでもやっぱり濡れながら登る。

うっすらガスが晴れてきたので東のチムニーへ。


まず、日和田を登る。またガスが出て、寒くなってモチベーションも急降下・・

この後は、不動のBフェースで遊んでテーブルで帰ってこようと思ってたけど、
寒いし、ヤメますかぁ・・・

で、へび岩か中赤岩で悩んで、あ! 火の見櫓登ってないね!
となってファイアーマンへ。

沼崎さんが居て、即席の講習会を開いて頂く。
色々教わり得した気分。


ビレーしてもらい、登る石川君。
説明に聞き入っている杉本さん、一言一言が血肉になります。


「キミは足の使い方が悪い、こういう風にしてみなさい。」
「こ、こうですか?」



登るのは沼崎さんのお連れの神永さん。
クライミング歴1ヶ月でファイアーマンが登れる女性クライマー。
うーむ・・ 沼崎マジックか?
いや、やっぱしヤル気だなぁ・・・
この人の登りを見て僕も反省しましたよ。

弟子と師匠の良い写真が撮れました。
だいぶ、精神的パワーを分けてもらった。




沼さんにファイアーマンを登らせてもらい、隣の火の見櫓にロープをかけに行きます。
こうやってトップロープを貸してもらったり、貸したりすると効率がいいですね。
まあ、信用できるパーティーに限る話しですが。



火の見櫓、登り切った一番上からの景色は良いですね。
ちょっと、下りるのがもったいない気がします。



纏(マトイ)を登る。
ジャミングが決まった所。
ファイアーマン、火の見櫓、纏と消防関連でまとめてあって面白い。
ネーミングセンス抜群です。


予定してた東のマルチはやらなかったけど、赤岩の主に色々と勉強を教えてもらい充実した一日でした。
勉強を教わりすぎて、宿題まで持ち帰ったのでちょっと大変です・・

ストーブの入れ物

2008-06-17 | ノンジャンル
 パープルストーブの入れ物を作ってみた。
キング・オブ・ストーブの名にふさわしいものが出来たけど、
ちょっと堅牢に作りすぎて重いかも・・


僕の車の荷台下部スペースに合わせて作りました。
パープルストーブはクライミングやトレッキングで使うモノではないので、
とにかく丈夫な材料で作成。

本体にヒーターはもちろん、予備燃料ボトル×2、漏斗や予備パーツも。
オイラーが入ってるの分かりますか?
この中にはオイルではなく、アルコールが入っていてプレヒートに便利です。
ゲル状のやつと液体のアルコールを混ぜて入れてます。
調子イイです。

あとは緩衝材を上手く入れて完成としたいです。

写真には写ってませんが、フタを取り外してストーブ台として使えるようにしてあります。
安定するように足の形に合わせてストーブ台にドリルで凹みを作ってあります。
同じように格納時の箱にも凹みを作ってるのでガタガタいいません。

あとは6Lタンクが欲しいなぁ・・・

アイヌ語地名

2008-06-11 | ノンジャンル
 別海の後輩がお土産を持って訪ねてきてくれた。


別海名物「べこ餅」だそうです。 美味しかったです。

 んで、別海、「ベッカイ」なのか「ベツカイ」なのか・・・
「ツ」が大きいか小さいかなんですが、公的にはベツカイを採釈しているようですね。

でも、後輩曰く、「昔はベッカイでした。」って。

 ご存じのように北海道の地名はアイヌ語を語源としているものが非常に多いです。
で、別海の語源はペッ・カイで ペッは川 カイは曲がる、折れる、で
曲がり川となり、これは西別川のコトなんですね。

大和民族の言葉には半濁点の言葉が少なく、濁点の言葉は普通にあります。
アイヌ語はその逆ですね。

なので「パンケ」が「ばんけ」と転訛し「盤渓」と言う地名になったり、
「ペンケ」が「べんけ」、で「弁慶」になったりするのは納得です。

発音しづらい「ペッカイ」が「ベッカイ」となり、当て字で別海になったのでしょう。

では、更にその当て字そのままに 「ベツカイ」とするのは、どうですか?

札幌がある日突然、「さつぽろ」になったら180万の札幌市民は困惑するでしょうね。

昔の文献に「ベツカイ」とある、と言う説もあるようですが、促音の表記は戦後、一般的になったものなので別と考えた方が良いと思います。
(促音って小さい「ツ」とかの事ですよぉ。)

 地名という物は、その土地の伝統、かつ文化であり、大切にしなければならない物です、語源を知り歴史を知る事で愛着が湧き大切にしようと思う心が生まれる、環境保全にも繋がっていくのです。

 G8サミットに合わせ、先住民族サミットも行われます。
今月の6日にはアイヌ民族を先住民族とする決議が採釈されました。

 言葉面だけではなく、我々北海道に住む者は先住民族であるアイヌの文化を知り、それを尊重して行く事が大切ではないでしょうか。

 べこ餅には色々と考えさせられました。


ご近所問題

2008-06-10 | ノンジャンル
 去年の秋に4畳半の室内ウオールを作ったのですが、以前から庭にも2.7mのクライミングウオールを設置してました。

 それを近所のガキ共が勝手に登りに来ます・・

別にイイんだけどねー 僕はねー・・

 でも、僕の居ない時に勝手に登って落ちてケガでもされたらマズイので

「ダメだダメだ~! シッシッ!」
と追い払ってた訳ですが、やっぱり僕の目を盗んでコッソリ登ってるんですねぇ~。

 やつらにすれば、「クライミング」はスリリングな遊びです。
更に「僕の目を盗む」と言うスリルも加わり、スリル×2 な訳で、逆に小学校低学年の男の子には耐え難い魅力となってしまってる訳です。

しょーがないので奴らの身長を考慮して、キーホールドを抜いてやりました。


一仕事終えて一息ついてると、たまたま奴らの一人が通りがかりました。

これはチャンス! 登れるかどうか試しとこう!

「○○君~! ちょっとおいで~!」
と、早速登らせます。

いつも、ダメダメ言ってるのに、登らせてくれるなんて??
と不思議に思いつつも満面の笑みで登ってくれました。

ええ、登ってくれましたとも・・・

スゴイ身体能力だな・・ こりゃ、もう一つ抜くか。

抜いては登らせ、使ったホールドをじっと見て抜いては登らせ、
少年がこちらの企てに気付いた時には1m50cm前後のホールドが帯状に無くなってました・・・

おまいら・・・ ヤルなぁ・・・

とりあえず、室内ので遊んでけや・・