子宮筋腫の日記

先日、粘膜下子宮筋腫と診断されました。診断前、診断後の記録をする日記です。

手術翌日、入院3日目~その③

2007-04-26 19:38:54 | Weblog
点滴はお昼過ぎくらいに外れました。
点滴がなくなると随分楽です。
やっぱり針が刺さっている状態というのは嫌だし、歩くのに点滴を歩行器
みたいなものでぶらさげて歩かなくてはいけないから邪魔だし、ない方が楽。

点滴が外れて自由に動けるようになったので、ベッド周りの片付けなどを
していたら、母が部屋へやってきました。
私が普通に立っていて、普通に喋るので「随分元気になったのね。1日で
そんなに回復するのね」と驚いていました。
昨日まではベッドの上から起き上がれなかったことを考えると、確かにそうですね。

看護師さんやお医者さんからも歩くように言われていたので、母と一緒に
病院の売店へ行きました。
コーヒー牛乳を買って飲みながら、母から私の記憶が曖昧な手術後の様子などを
聞きました。
両親は、手術後、私が部屋に戻ってきてから、お医者さんから手術の説明が
あったそうで、筋腫は上手く取れたこと、再発の危険はそれほどないだろうと
いうこと、輸血はしていないこと、ともかく手術は成功したので心配はいらない
ことを聞いたそうです。

私が普通に歩くのを見て、母は随分安心したようで、安心ついでに「こんなに
元気になってるなら明日は来なくてもいい?明日雨だって言ってるからあまり
来たくないのよねぇ」などと言い出しました。
私としては、暇なので来て欲しいのですが、確かに雨だと面倒だし、もう自分の
ことは何でもできると思われたので、同意しました。
主婦は忙しいですからね。

母が3時ごろに帰ったので、その後また暇でした。
雑誌を読んだり、病棟の食堂に置いてある数ヶ月前の週刊誌を読んだりして
過ごしました。

点滴が終わると、途端にお腹が空いてきます。
何か食べたいのに夜までご飯が出てきません。
あまりにお腹が空いたので、隠れてチョコレートを1つ食べてしまいました・・・。

そして待ちに待った夜ご飯!!
食事の準備が出来たとの館内放送を聞き、喜び勇んで取りに行ったものの、
ご飯は流動食。翌日の夜は流動食と聞いてはいましたが、流動食って食べたこと
なくて、あそこまで「液体」であるとは予想してませんでした。
本当に全てが液体。
ご飯は糊を水で溶いたようなお湯。味しない。はっきり言ってマズイ。完食せず。
おすましのような具のない液体。
唯一おいしかったのはバナナジュース。これは家で作るようにバナナと牛乳で
手作りした感じで美味しくて完食。
もう1つはオレンジジュース。これは果汁20%くらいの甘ったるい砂糖水、
という感じで2口くらいで残しました。

はっきり言って、こんなんじゃ全く足りない!!
点滴していたとは言え、手術前日の夜ご飯を食べてから当日は絶食、翌日も
夜ご飯だけ。その夜ご飯がこの流動食!!こんなんじゃ足りない~~。

すっかり元気になって恐らく胃も動き出しているのでお腹が空くのでしょう。
母が差し入れてくれた焼き菓子をまたこっそりと食べて我慢しました。
入院のスケジュールを見ると、翌日の朝ごはんが3分粥、お昼が5分粥、夜が
全粥。そして翌々日、退院の日になってようやく普通食になると書いてあります。
あぁ~、これじゃ明日もまともな食事ではないんだ。。
と憂鬱になった夜でした。。
でも食事のことを考えられるほど立派に回復していたということですね。