今夜は満月、実に４６年ぶりのハロウィン満月なのだそうです。
46年前は、花も恥じらうＪＫでございました。
その頃、日本でハロウィンは浸透していなかったはずですよね。
日本のお盆のようなものだとも聞きますが、秋の収穫に感謝し、先祖の霊をお迎えするとともに、悪い霊を追い払うのだそう。
近年の日本では、何が何やらわからないお祭り騒ぎです。
楽しむのは大いに結構なことだと思いますが、なんでもかんでも極端にエスカレートしてしまうのが、残念なところ。
コロナ禍の今年はどうなるんでしょうね。
どうぞ人様の事も考えて、自分の人生をお楽しみください。
アーメン。
さて、話は変わりますが、昨日は８年前に、息子がヒッチハイクで日本一周して帰宅した日だったようです。
日本中の皆さんの善意で成り立った息子の旅の完結。
21歳の誕生日には、車に乗せてくださったお母さんに、ケーキをもらったという話を聞きました。
嫌なニュースが多い日本ですが、無事に帰ってきた息子の話は、人を信じられなくなっていた自分の救いにもなりました。
乗せてくださった皆さん全員にお礼を言って回りたい気持ちですが、息子が人様に恥じない社会人として頑張ってくれていることが、恩返しだとも感じます。
また、多くの皆さんが、恩返しは自分にではなく、社会にしてくれ、というような言葉をかけてくださったようで、その言葉が今の息子の生き方や仕事の軸にもなっているようです。
息子の書いた本のタイトルは「恩返しはしなくていい」というものです。
恩は返すものじゃなくて、送って行くものだそうです。
可愛い子には旅を、とはよく言ったものですが、その間心配性の私が毎日どんな思いで過ごしたか。
（笑）
しかしながら、世の中は急速に変わってきています。
たかが８年ほど前ですが、あの頃のような旅が通用するのかな、とも思います。
とりあえず、今は無理でしょうね。コロナですからね。
ヒッチハイクに旅立つ日、私は忘れていましたが、息子の好きだったオムライスに、ケチャップで日本地図を描いてあげたらしいです。
帰宅した日の晩御飯は、これも好物のハンバーグでした。
口うるさい母親でしたが、私が人生で一番頑張ったのは、母親業だったんだろうな、と最近思います。
というより、それしか能がなかったんです。
私の人生、なんだったんだろう、と最近つくづく感じますわ。
人として生まれたら、社会の中での役割みたいのがありますよね。
絵画や音楽、文学などで人々に夢や感動を与えてくれる才能を持つ人。
病気を治してくれたり、サポートしてくれる人たち。
私、何かの役にたってるのかなあ、と思う。
鮭が産卵の後、一気に弱って死んで、他の生き物の糧になるというのをテレビで見て、
妙にしみじみする自分。
爆
役目は終わった、後はボーナス。
というわけで、朝から大福を食べました。
並べるとほんとに兄弟みたい。
今夜の月は綺麗に見えそうですね。
同じ月を見上げてみましょう。
魔女がほうきに乗って飛んでるかもです。
こんな絵も描いてたんだ、わたし。
今夜は満月ですけどね。
あ、次ハロウィンに満月になるのは38年後だそうです。
いきているかどうかより、どうやって計算するのかが気になるわ。
今日もつつがなく過ぎますように
感謝をこめて
つる姫
