昨日13日は、私の父方のおじいちゃんの命日でした。
父を迎えに来てくれなくてありがとう （笑）
おじいちゃんは私が東京に出てきて間もなく亡くなったので、家族は私の事を思い、知らせてくれませんでした。
当時は携帯もなかったですからね。
しかし、おじいちゃんが夢に出てきて、嬉しそうにお茶を飲んでいる姿をみて、なんとなく実家に電話してみたんです。
寮生活で寮の電話はいつも先輩たちが独占状態でしたので、仕方なく外出して、近くのタバコ屋の赤電話に10円玉を積み上げて、ダイヤルを回したのをはっきり覚えています。
母が出て、おじいちゃんが夢に出たと言ったら、一瞬言葉を詰まらせておりました。
実は13日になくなって、葬式も終わったと。
10円玉が次々落ちて、貧乏学生の私は、そっちにひやひやしました。（笑）
かなりショックでした。おじいちゃんは私に来て欲しかったんでしょうね。
東京に来る前に病院で最後の面会をしていたし、18才で東京に出たばかりの私の負担を思う家族の気持ちもわからなくはないです。
その数年後から、毎年命日あたりに、おじいちゃんがお化けになって東京まで来てくれました。
ちっとも怖くなくて、あ、そうだ、おじいちゃんの命日あたりだなあ、と思い出したものです。
13回忌に初めて法要に行くこと出来たのちは、おじいちゃんは満足したのかお化けになってくることはありませんでした。
気の強かったおばあさんは、私のところには一回も来てくれないのに、つるのところには来たんじゃのう、と文句を言いました。
（笑）
おしまい。
ご訪問いただきありがとうございます。
感謝をこめて
つる姫
