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早起きは三文の徳

吉宗、「御救所」を救う

 アイドル(元?)が出演すると、ストーリーとは別な楽しみもあっていいな。「暴れん坊将軍」のけさのゲスト女優は北原佐和子(おたみ)。放映当時は25前くらいじゃなかったかな。かわいかった。役柄は、ある大店のお嬢様だったが火事で焼きだされ、両親は亡くなり、幕府が設置した「御救小屋」で祖父と弟と暮らすことになる。ここでは、ひとり一日50文が支給されることになっている。それでも米3合くらいという。

 しかし、半年ほど前からその支給がなくなった。幕府の決定ということだったが、吉宗はそんな指示をしたことはなく、何のことはない、勘定奉行が勝手に支給を止めて、支給する分を悪どもで山分けしていたのだ。それに気付いた勘定吟味役などは次々に殺されていく。

 おたみは、御救所を管轄する町会所の新作(高川裕也)と恋仲になっていた。しかし、祖父の労咳がひどくなり治療費を稼ぐために女郎になるしかないと、別れを告げる。

 そんなときに吉宗に出会い、支給金は復活することを教えられ、女郎になることを止めるように説得される。

 御庭番(吉宗の密偵、忍者)の活躍で悪事のすべてをつかむと、目安箱に御救所の窮状を訴えようとした新作を殺そうとした勘定奉行宅に乗り込み、新作を救助するとともに、何の苦も無く数十人はいただろう家来を倒して、最後は勘定奉行を成敗。おたみと新作の仲は元に戻った。

 このシリーズは若手女優の登場がほかのシリーズと比べて少ないと感じていたが、こないだの岩崎良美やきょうの北原佐和子のように、ちょっと熟したアイドルにもっと出て欲しいな。


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