「暴れん坊将軍」。けさも当時の現役アイドル森恵(おかん)が主役。
と思ったら、おかんの恋人である下総大金藩の藩士、千林惣十郎(並木史郎)だった。彼は藩主に命じられ、江戸家老がニセ小判づくりをしているのを突き止めるために江戸に派遣されたのだ。その際に、「うつけものを演じて油断させろ」と言われる。そのため、ダメ家臣を演じる。”食いしん坊侍”として、あちこちで食べ歩く。
その中で小料理屋のおかんといい仲になったのだ。
しかし、そこには惣十郎の考えがあり、寺院が近くにある小料理屋を巡っていたのだ。どこかの寺院でニセ小判がつくられているとにらんでいたからだ。しかし、おかんを騙していたわけではない。本気で付き合っていた。ふたりのデートを店主に認めさせた吉宗は、自ら店に入っておかんの代わり役となり、人気を得る。
火消し「め組」の3人組も様子見に。
そして、吉宗は惣十郎に「何か目的があるだろう」問いただすが、
はぐらかす。しかし、それは無意味。御庭番(密偵)が突き止める。
(茜の入江まゆ子)
小者相手だったので難なく成敗。二人の恋はかなわなかったが、惣十郎は藩に戻り、出世したという。
美女ゲストもよいが、今回はストリーもじゅうぶん楽しめた。