ご無沙汰しています。
まだ工事は残っていますが、建物の引渡しも終わり、少し余裕が出たので、これからまた色々なことを綴っていきたいと思います。
先日、南房総市内で「感染列島」という妻夫木聡や壇れい主演の映画のロケが行われ、私も自衛官の役でエキストラとして出演することになり、意気揚々とロケ現場へ行ってきました!
早朝7時45分にロケ現場から程近い平群小学校に集合し、ロケバスで撮影場所で
ある元採石場へ。
すでにセットも出来上がっており、撮影の緊張感がみなぎっている。
現場に入り気になったのが、鶏の大量の死骸・・・一体、何のために使うんだろうか?
受付を済ませると、演出の方に呼ばれ、衣装の説明を受けることに。
「そりゃそうだよな、自衛隊の制服の着方って、ちょっと違うだろうからなぁ」とか思いながら、衣装の入ったテントの前に。
「はい、今から説明するのでよーく聞いててくださいね。あとでこれと同じものをみなさんに来てもらいますから」と演出の人が言っているので、眠い目をこすりながら、必死で聞いていると、どうも様子が変だ。
「自衛隊の制服といえば、あの緑色のものだろ?なのにこの白色の給食工場の制服みたいのは何だろう??」とか思いながらも説明どおりに着てみることに。
結果はこれですよこれ!
どこが自衛官なんだよー
あてが外れた私はすぐに呼びましたよスタッッフー、スタッッフーってあの芸人さんみたいに!
したらなんと、自衛官の役は明日で、今日はこれを着た作業員の役をやるとのこと・・・
軽いめまいを覚えながらも一生懸命にやりましたよ、作業員の役を!
さっき、入ってくる時に見た鶏はこの映画の核心ともなるもので、鳥インフルエンザに
かかった鶏の死骸の模型で、それを袋詰めにして穴に埋める作業員の役を演じたのです。
だけど、模型にしては「におい」がリアルだなぁ・・・なんて思ってると、鶏舎を模したセットの中には本物の鶏たちがいるそうな。そりゃリアルなわけだなぁと妙に感心したりして、午前中のロケはおしまい。
同じ釜の飯をとかよく言うけど、息苦しさをこらえて一緒に演技したエキストラ同士
仲良くなって、小高い丘でいっしょにお弁当を食べてると、あることに気付いた。
付近住民らしき人たちが見てる。
エキストラといえども演者であることにはかわらず、ちょっと嬉しくなったりしたけど
なんか変だ??どうも不安そうに見てるような・・・
一緒にお弁当を食べてたおじさんが、核心を衝くことを言った。
「パナ○ェーブと勘違いしてるんじゃない?だって、山の中でこのかっこうだよ!」と自分の衣装を指差しながら言っている
おりしも演出のためにT○Sの中継者や警視庁のパトカーやらテレビリポーターの
演者やらが来てる時だから、そう思われてもしかたないかもなぁ・・・
その時、堅く心に誓った。「もう、高圧電線の近くには寄るまいと!」
ま、そんなこんなで、食べ放題の揚げパンをたくさん頬張りながら夕方まで作業員
の役をやりぬきました!
私の熱演は、ぜひスクリーンで!!
おまけ
↑数ある揚げパンの中でも一番美味しかったきな粉揚げパン。