中学１年（作品 No１）

　　少しずつ集中力が付いてきた宏二
　　八つ切り画用紙から四つ画用紙と２倍の大きさの絵が描けるように
　　なりました。

　　この頃から、作品の整理も行うようになりほとんどの
　　作品を保管するようになりました。
　　それでも何年生？と悩む作品もちらほら

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　紅葉
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　おもしろ動物
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　さる
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　七夕
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　しまうま
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　はな
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　駅　ガラス絵


　　作品はたくさんあるのですが保管の仕方が悪く
　　折れ曲がっていたり、破れていたり、
　　もっと大切に保管しておけばよかったと反省しています。　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　

中学１年 キラキラっとアートコンクールとの出会い

　キラキラっとアートコンクールとの出会い　
　
　　宏二が小学校５年生のときに始めたパソコン
　　本人はすでに学校で使用しており以前からほしいと
　　私もいっしょに使う約束でパソコンを購入
　　インターネットにも接続
　　以前より宏二の絵を誰かに見てほしいと考えていた私は
　　何かないかいろいろと検索をしていました。
　　そこで運命的な出会い
　　キラキラっとアートコンクールを知ることになりました。
　　コンクールならばプロの先生に見てもらえる。
　　とにかく、家族以外の人に見てもらいたい
　　そんな気持ちで応募
　　優秀賞を受賞していたことも随分あとになってから
　　気が付く状態でした。

　　はじめての応募作品
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　宇宙
　　このことがきっかけでコンクール参加のための絵も描くようになりました。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　ペンギン　　
　　　　　　　　　　この絵は、地元の動物園の写生大会の作品
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　鬼祭り
　　　　　　　　　　地元　鬼祭り応募はしなかった。？
　ペンギンと鬼祭りの絵は中学生までの一般公募　入賞することはありませんでした。

電車へのこだわり

　絵画教室や学校では、いろいろな絵を描くようになったのですが
　どうしても、やめられない電車へのこだわり　
　この頃、学校のみんなからもらう牛乳キャップ
　洗って乾いた状態でもらえるため、自宅には数えきれないキャップ
　それに電車を描いては並べる。
　自閉症には、得意な作業　いまでもたくさんあります。

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　キャップ電車　　　これは、ほんの１部
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　まとめて電車 　　 学校で使う自由帳に描くようになりました。これも、ほんの１部

　学校では、卒業に向けてアートバックを制作
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　この電車の絵は大好評でした。

小学校高学年（作品）No.２

　小学５年生から６年生
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　雨
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　民芸品
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　クリスマス
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　落ち葉
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　ブルートレイン　さくら
　　　　
　　　　ほんとうにいろいろな絵が描けるようになりました。

　　　　絵も変わってきました。

　　　　本人も変わってきました。

　　　　1番変わったことは、課題を自分なりに理解して描くようになったことです。
　　　　絵画教室にも課題はありました。
　　　　この頃は、みんなが描いているものを描く、という状態
　　　　しかし、課題を理解することができるようになって、
　　　　中学に入って大きく絵の世界が変わることになります。

小学校高学年

　　通い始めて3年
　　楽しそうに続ける絵画教室
　　
　　宇宙人
　
雨の日の登校
　　
　　花火大会
　　地元の花火大会　昔は自宅からも見ることが出来たのですが今は家が多くて見ることが出来ません。
　　


　学校では
　　
　　友達
　　
　　ゆうくん
　　
　　ぼく（自画像）
　　
　　トトロ
　　大好きなジブリ作品　
　　ビデオを何回見たか　分かりません。　　

18年前の作品

　今から18年も前の作品　　保管していたのかも覚えていない状態

　年末に出来なかった大掃除も兼ねて禁断の場所へ
　ほこりと格闘する事、3時間　ついに発見しました。
　
　　　　
　やはり、広告の裏に描いてありました。
　何を描きたかったのか？
　自宅？こんなに大きな家ではないのに
　大きな家に暮らしたかった？
　何か言いたい事でもあったのか？

　数枚みつかりましたが、まだ電車の絵ではなかった。
　このことからも多分　3歳ころではないかと思います。　


　　　　
　　　　大垣ゆき
　　　　　
　　　　ビスタカ―

　　自宅では相変わらず電車
　　これだけ丁寧に描いてくれるのなら、画用紙いや白い紙に描いてほしかった。

小学校低学年（作品）No２

　小学校低学年　No２　
　　この頃の作品の記憶は、はっきり覚えていません。
　　作品を探しながら、これはいつ描いたのか？日付はあっても年が書いてない。
　　だから、この頃？と迷いながらの状態です。
　
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　さかな
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　にわとりのかぞく
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　くだものとやさい
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　あきのくだもの
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　おじいちゃん　第4回ウインドギャラリー　秀逸を受賞

　　　　　　　　　　　　入学前？　

小学校低学年（作品）

　小学校低学年
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　やさい
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　にわとりと自転車
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　運動会
　　　　　　　この頃、同じものを描くことが多かった宏二が変わっていくのがとても楽しみでした。
　　　　　　　時には、電車の絵も
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　警察
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　貨物
　　　　　　　好きなものを描くときは細かく集中して丁寧でした。

　　　　学校で描いた自画像
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　このころから多動が少なくなり体重が増え始めました。
　　　　　　　　　　自宅ではビデオを繰り返し見たり、電車や魚、昆虫の図鑑を見ていることが多く体重は増える一方でした。
　　　　　　

はじめての受賞

　絵画教室に通い始めて半年
　地元　新大手通り発展会主催「第3回ウインドギャラリー」で
　はじめての受賞　　金賞 を頂きました。
　　　　　　　
　　　タイトルは「大きなりんごの木」　そして賞状
　　　この作品と賞状は今でも大切に保管しています。

　　　作品　（小学校低学年）
　　　
　　　 かえるの学校
　　　
　　　 ざりがに
　　　このころから、描きたくないときは描かない絵画教室へ行っても何も描かずに帰宅することも
　　　多くありました。教室では水彩絵の具とサインペンを使用　まだまだ絵の具で細かいところを描くことは
　　　できませんでした。
　　
　　　
　　　自宅では相変わらず広告の裏にサインペンのみで電車の絵を描いていました。
　　　
　　　つづく　　　　現在3歳から入学前の作品を捜索中　　　

絵画教室

　なかなか見つからなかった絵画教室
　いつから描き始めたのか、気が付いたら線や丸を描いていました。
　3歳には、何を描いているのか分かるようになりました。
　言葉よりも絵の方が早かった。

　3歳半　自閉症の診断を受ける。

　小学校入学前から探し始めた絵画教室
　障害のある子供を受け入れてくれるところは、そう簡単には見つかりません。
　探し始めて3年、8歳になる誕生日月に見つかった今も通う絵画教室。
　のびのびと宏二に分かるように接していただいた先生には、感謝の気持ちで
　いっぱいです。下の2枚は、そのころ作品です。


　
　これは、手術のため入院していたときに描いた絵　（小学校1年生のとき）
　担任の先生が作品展のパンフレットに採用してくれました。
　絵画教室に通う前のものです。