
クローバーフィールド
予告編で気になっていたので、観てみました。
NY最後の日を、ホームビデオの手持ち映像のみで
描くというのが「売り」な映画です。
あまり評判が良くなく、心配しながら観ましたが
僕は十分に楽しめました。
確かにね、素人手持ち映像風を長時間見せられる訳ですから
人によっては恐ろしい『酔い』との戦いになると思います。
そこをクリアした人のみが楽しめるディザスタームービー。
遊園地のアトラクションと一緒です。
僕は、最近の一人称視点ゲーム慣れのおかげで、
酔いにもまったくやられずに観れました。
内容は観てない人の為省きますが、
予告編観て、「こういうのだろうなぁ」と思ったのものが全て。
予想外の事は何一つ起こりませんし、
「手持ち風」以外は、ディザスターとして新しい事もなし。
ただ、それが「ツマラナイ」という事ではなく、
その手の映画を楽しみたい人間が期待するものを
しっかり維持した良演出となってます。
話は勿論、ざっくり大味ですよ。
ホームビデオの中に迫力の特撮映像ってのが面白い。
映像が特殊なので、80分ちょいで終わらせたのも正解。
空っぽで観れます。




これと「バンテージポイント」で迷って
バンテージの方を観たばっかりです。
これ……僕はシャマラン臭を嗅ぎ取って
秘かに観るの楽しみにしてるんですけども。
「バンテージポイント」かぁ。
空っぽハリウッド感は、断然こっちですよ。
シャマラン様ほどの一流トンデモ映画ではありませんが
三村ツッコミを頭の中で
繰り返しながら楽しめます。