サビ猫くぅにゃん♪

思いがけず一緒に暮らすことになった野良ネコたちのお話

釣り針の謎

2019-01-06 21:23:23 | 野良ちゃんたち
 ボバ猫ころん。
ときどきとうちゃんのバイクに乗っているので、バイクに傷がつかないようにと、寒くないように毛布を置いてみた!! 
ピンクの毛布は、ハコたちのお下がりだけど、なかなか気に入ってくれたようだ
いつもいるわけじゃないけど、寒い夜に乗っていたりもするから、ひょっとして帰る家がないのかなぁ・・・

そこで、1月2日の夕方、とうちゃんと一緒に、とこちゃんに作ってあげたようなケージを家の玄関にも作ってみた。
とこちゃん用は平屋だったけど、ころん用は2階建てだ
トイレも、ご飯も、寝るところもしっかり用意して準備万端だ。よし!!

で、ちょっと入ってもらおうと思ったんだけど、とこちゃんのようにすんなり入ってはくれなかった・・・。失敗。
でも、根気よく誘ってみたら家のコになるかなぁ。仕方ないから、毎日、少しずつ距離を縮めていく作戦にしよう。

そして、昨日の夜。
バイクの上に乗っていたころんをそっと抱えて、家の玄関の中に入れてみた。
抱っこは、嫌がる様子もない。いけるか?
・・・そうはいかなかった。ケージに入れると、鳴き通しだ。新聞にも八つ当たり・・・。
心臓バクバク。暴れ出した!! ・・・だめかぁ。
もう一回、抱っこしてみる。大人しい。・・・ずっと抱っこしていないといけないのかなぁ。
それは、無理ね・・・。

ふと、ころんの足を見る。
なにか、ビニールの糸のようなものが左後ろ足に絡まっている。
何だろう?
枝分かれしている糸の先に何かついている。
釣り針だ!!
その瞬間、ころん以上に私の心臓がバクバクした。
釣り糸に針が2個ついていて、そのうちの一つがころんの左後ろ足に刺さっている!!
何てこと!!
ひどい!!
どうして?

そっと針を引っ張ってみる。
とれない。どうしよう。
針に返しがついていると、引っ張ったら痛いよね。

「とうちゃ~ん。」震える声で2階にいるとうちゃんを呼んだ。
「どうした?」
「ころんの足に・・・・・、釣り針が刺さってる・・・。」
「え~!!」

とうちゃんに手伝ってもらって、まず、刺さっていない方の針の糸を切ってもらう。
それから、刺さっている針をどうしよう・・・。

とうちゃんが、切った針を見て冷静に分析してくれた。針に返しはついていない。
じゃあ、抜けるかも?
それとも、明日の朝、動物病院に連れていく?

私がころんの頭をカシカシしながら気を引いているうちに、
とうちゃんに見てもらうと、そんなに深いところではなく、
足の皮に針がひっかかっているだけみたいだった。血も出ていない。

ピンセットでそっと引っ張ってもらう。・・・とれない。
大丈夫。皮だけだから、痛くないはず!! 気をそらしておくから手で引っ張ってみて!!
えいっ!! とれた~!! よかった!! びっくりした!! 本当に、びっくりした!!
 <上が、刺さっていた針>
でも、なぜ、足に釣り針が? どこで踏んできたんだろう? 
抱っこは平気だし、どこかで飼われているコなのかなぁ。
・・・謎だ。